［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「はいはーい、今から合流地点に向かうよー。」

Cross+Roseにより協力者に連絡し、少年は歩き出した。
ダンタリオン…、老若男女様々な姿を持つ、本を手にした悪魔。
その少年体だ。

しかし、その身体の一部は既に人の形を成していない。
両足が大きく膨れ上がり、赤黒い異形の肢体を晒していた。

「にしても、とんだモノ好きが居たもんだよねー。
　折角の先駆者の栄誉を、赤の他人と分け合おうってんだから。」

その両足を使い、跳ねるように駆けていく。
曲がりくねった足の関節はただただ歪な混沌に見えて、
その実、バネのように合理的な挙動を見せる。
人ならざるその歩みは、人ならざる速度で地を走り合流地点へとひた走る。

「　　そうは思わない？」

走りながら、少年が語りかけた。
その場には誰もおらず、誰も答えない。
だが、少年が話しかけたのは傍にいる誰かではない、
"内"に居る存在だ。

《どうして…、私に聞くの…？》

脳内に異なる思考が走る。
ひどく儚げで、今にも消えてしまいそうな、幼い少女の声音。

　　彼らダンタリオンは、老若男女様々な姿を持つ。
しかし、その姿毎に異なる人格を有しており、その人格は脳内に同居している。

「逆にこっちが聞きたいよ。どうしてそんなに興味有りげにしてんのさ？
　何にも興味を示さない空っぽちゃんが珍しい。」

《………。》

答えは無い。
だが少年は気にすることなく言葉を続けた。

「あー、いや、珍しいってことはないか。
　ハザマに来てからさぁ、どうにも虚無はおかしいよね。
　知ってるよー、こそこそ人に話を聞いて回ったりしてるの。」

そもそも同じ身体を共有しているのだ、隠し通せるモノでもない。
その少女姿の別人格が、人の考えや気持ちを聞いて回っているのは知っていた。

しかし、その目的までは分からない。
彼女が何を目論んでいるのか、少年には理解の外だった。
同じ身体を持ち、記憶を共有していてもなお、何一つ理解できない。
コレはそういった存在なのだから。

《私は、知りたいだけ…。私を満たせるものが、何なのか…。》

「はぁー、まだ諦めてなかったんだ。
　今までどれだけ探してきたのか忘れちゃったの？
　どうせ何も見つからず虚無感に苛まされるだけだろうにねー、よくやるよ。
　その空っぽがキミの個だろうに　　っと、着いたよ。」

冷ややかな口調でため息混じりに言った少年だったが、
話し込んでいる内に合流地点に到達したようだ。
ウシ区のチェックポイント、その場には他にも二人の姿がある。

「　　やっほー、お二人さん！それじゃ、後はよろしくね！」

《………？》

到着するなり、少年はそう告げた。
その姿が霧のようにぼやけ　　次の瞬間には少女の姿へと変わっている。


「………。」

少女は、虚ろな瞳で二人の同行者を見上げるだけだった　　

ENo.157 ケイ とのやりとり


ENo.1112 ブランク とのやりとり

特に何もしませんでした。

解析LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）

具現LV を 5 UP！（LV22⇒27、-5CP）
変化LV を 10 UP！（LV5⇒15、-10CP）
合成LV を 5 UP！（LV32⇒37、-5CP）

ItemNo.20 栄養ドリンク に ItemNo.15 羽 を合成実験し、黒い塊 に変化することが判明しました！
　⇒ 黒い塊／素材：強さ20／［武器］疫病10(LV20)［防具］耐闇10(LV20)［装飾］放衰10(LV10)


もも(947) とカードを交換しました！

こーるどすりーぷ （グレイシア）


イディオータ を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：モンスター を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：モンスター を研究しました！（深度1⇒2）

リワインド を習得！
ラッキータイム を習得！
アブソーブ を習得！
インデュース を習得！
サモン：ビーフ を習得！
クリエイト：モンスター を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ダンタリオン(1071) は 竹 を入手！
ダンタリオン(1071) は 翠小石 を入手！

チナミ区 B-4（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

ブランク(1112) からパーティに勧誘されました！

『ヒノデ区 B-16：チェックポイント《白い岬》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - ウィタ(204) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》
　　 - ダンタリオン(1071) の選択は ヒノデ区 B-16：チェックポイント《白い岬》
　　 - ブランク(1112) の選択は ヒノデ区 B-16：チェックポイント《白い岬》

MISSION!!
ウシ区 R-4：チェックポイント《古寺》 が発生！
　　 - ブランク(1112) が経由した ウシ区 R-4：チェックポイント《古寺》

［842 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［382 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［420 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［127 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［233 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［43 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［27 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　




　






　

　

　

落ち着きなくウロウロと歩き回っている白南海。





　




　

ゆらりと顔を上げ、微笑を浮かべる。

　













　

　

　






　




　

　




　




　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！




（初発生のイベント戦：異能FP+5！生産FP+5！）