『荊闘乱祭』
それは、イバラシティという島に存在する学生全てが自由に参加することができる合同運動会。
毎年行われているが、今年は早乙女陽も体育委員長として実行委員での参加を決めていた。
それがまさか、応援団長として活動することになるとは思わなかったのだが。
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陽 「今日は一日気合い入れねぇと」 |
起き抜けの顔で陽はそう呟いた。
本来、彼自身はそういうものに向いているタイプではない。
男友達同士でふざけ合う事はあっても、皆を纏めて前に立つ、そんな目立つポジションに立つ男ではなかった。
体育委員長になったのは成り行きだ。
たまたま水泳部の相棒が生徒会入りするっていうんで、自分もいつのまにか流れでメンバーになっていたにすぎない。
ただただ、今掴んだ人の輪から離れたくなかった。
いつ、遠ざけられるかわからないから
居場所は自分の手で守らなければ、ここがなくなれば、後がないから。
そういう不純な思いで入ってしまったのは嘘じゃない。
だけど、今はそれでもいいじゃないかと思ってる俺がいる。
自分が動くことで。
賑やかすことで。
誰かが笑顔を返してくれるならば。
運動会に一度も出たことがないなんていう少女の手を引いて
楽しい思い出を作ってくれるならば
自分のやりたいこと、楽しみたい事をみつけて
生きようとしてくれるならば
隣に自分が居ることができたならどんなに嬉しいことだろう。
そういう想いで応援団長を引き受けたのだ。
彼女の闘争心を利用するような形で。
なんてズルい
輪の中心になんて、本当は居なくても良かった。
だけど護りたい月がそこにあったから。
偽りの太陽だとしても、彼女を連れ出したかった。
皆の笑顔がみたかった。
例え、劣勢な環境だったとしても、皆が奮い立って
一丸となって頑張ることができるならば
例え勝っても負けても、自分としても一つの自信になるのではないかと。
人ではなくなってしまっても
誰かと共に笑い合える勇気になるのではないかと。
本当に?
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セシリア 「本当は食べたくて仕方ないんじゃないの?彼女が」 |
自分の知らない獣が、そこに居た。
シュリ(215) に ItemNo.1 駄物 を送付しようとしましたが、特殊アイテムのため渡せませんでした。
キャロ(624) から
毛 を受け取りました。
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キャロ 「うむぅ・・ これが欲しいのじゃったか? ウィッグとかに使うのじゃろうか!? 確かに鮮やかな赤毛じゃったが」 |
キャロ(624) から
禁断じゃない果実 を受け取りました。
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キャロ 「た、たけのこご飯の代わりに甘い果実を渡すのじゃ!! リンゴのような味のする不思議な触感なのじゃ」 |
幻術LV を
3 DOWN。(LV20⇒
17、+3CP、-3FP)
響鳴LV を
5 DOWN。(LV5⇒
0、+5CP、-5FP)
命術LV を
13 UP!(LV12⇒
25、-13CP)
防具LV を
5 UP!(LV57⇒
62、-5CP)
めぇこ(1268) により
ItemNo.2 不思議な防具 に
ItemNo.4 聖女のドレス を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
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めぇこ 「これとこれでぇ~……何ができるかなぁ~?」 |
五十嵐(1237) の持つ
ItemNo.4 牙 から防具『
他校の制服』を作製しました!
キャロ(624) の持つ
ItemNo.17 何か固い物体 から防具『
漆黒のサマードレス』を作製しました!
シュリ(215) の持つ ItemNo.5 から防具『
青鈍色のブーツ』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
キャロ(624) により
ItemNo.15 毒鉄鉱 から装飾『
吸血鬼の媚薬』を作製してもらいました!
⇒ 吸血鬼の媚薬/装飾:強さ167/[効果1]壊裂15 [効果2]- [効果3]-
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キャロ 「の、のう・・・せ、せっしーや び、媚薬って何をやるつもりなのかぇ!?」 |
シュリ(215) により
ItemNo.17 禁断じゃない果実 から料理『
日の丸弁当』をつくってもらいました!
⇒ 日の丸弁当/料理:強さ18/[効果1]攻撃5 [効果2]防御5 [効果3]器用5
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シュリ 「ウメジュースは気に入りました?今度はお弁当とかどうでしょう」 |
シュリ(215) により ItemNo.15 吸血鬼の媚薬 に ItemNo.1 駄物 を付加してもらおうとしましたが、LVが足りないようです。
サクモ(1057) とカードを交換しました!
新たべるんごのキャロル
(ヒーリングソング)
フロウライフ を研究しました!(深度0⇒
1)
クレイジーチューン を研究しました!(深度0⇒
1)
クレイジーチューン を研究しました!(深度1⇒
2)
泡沫 を習得!
ヒールミスト を習得!
アイシクルランス を習得!
クライオセラピー を習得!
コンフィデンス を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[816 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[370 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[367 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[104 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[147 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・」 |
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
チャット画面にふたりの姿が映る。
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・」 |
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白南海 「・・・怖いだろうがよ。」 |
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エディアン 「・・・勘弁してくれませんか。」 |
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白南海 「ナレハテってあの!アレだろォッ!!?ドッロドロしてんじゃねーっすか!! なんすかあれキッモいのッ!!うげぇぇぇぇうげえええぇぇぇ!!!!!!」 |
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エディアン 「私だって嫌ですよあんなの・・・・・ ・・・え、案内役って影響力どういう扱いに・・・??私達は関係ないですよね・・・????」 |
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白南海 「あんたアンジニティならそーゆーの平気じゃねーんすか? 何かアンジニティってそういう、変な、キモいの多いんじゃ?」 |
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エディアン 「こんな麗しき乙女を前に、ド偏見を撒き散らさないでくれます? 貴方こそ、アレな業界の人間なら似たようなの見慣れてるでしょうに。」 |
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白南海 「あいにくウチはキレイなお仕事しかしてないもんで。えぇ、本当にキレイなもんで。」 |
ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。
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白南海 「・・・っつーか、あれ本当にドライバーのオヤジっすか?何か雰囲気違くねぇ・・・??」 |
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エディアン 「まぁ別の何か、でしょうね。 雰囲気も言ってることも別人みたいでしたし。普通に、スワップ発動者さん?・・・うーん。」 |
ザザッ――
チャットに雑音が混じる・・・
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エディアン 「・・・・・?なんでしょう、何か変な雑音が。」 |
ザザッ――
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白南海 「ただの故障じゃねーっすか。」 |
ザザッ――
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声 「――・・・レーション、ヒノデコーポレーション。 襲撃に・・・・・・・・いる・・・ 大量・・・・・こ・・・・・・死体・・・・・・ゾ・・・・・・」 |
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声 「・・・・・ゾンビだッ!!!!助け――」 |
ザザッ――
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白南海 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・・・・・・・」 |
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白南海 「ホラーはぁぁ――ッ!!!!
やぁぁめろォォ―――ッ!!!!」 |
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エディアン 「勘弁してください勘弁してくださいマジ勘弁してください。 ホラーはプレイしないんですコメ付き実況でしか見れないんですやめてください。」 |
チャットが閉じられる――