
バイト帰りに寄ったコンビニ。
いつも通りならすぐに飲み物の冷蔵庫に直行する。
だが今日に限って、窓側に陳列された雑誌に目が言った。
徐に足を止めたファッション誌の並ぶ一角。Giidの雑誌もある。
バイト先の雑誌ではあるが、雑誌が出るより先に新商品を目にすることが多いためわざわざ買ったことがない。
だが、いつか友人もこういった雑誌に載るのだろうかと...
スカウトされたと打ち明けてくれた友の話を思い出しながら手をのばした。
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ユズル 「・・・ ぇえ...っ!!」 |
思わず変な声をもらて、ここがコンビニであったことを思い出せばすぐに口を閉じ、まじまじとその雑誌を見ようか。
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ユズル 「マジか... すげえじゃん...」 |
雑誌の表紙の人物と目を合わせればどこか気恥ずかしい気持ちなる。
それ以上に、彼が新しい一歩を踏み出したという実感して思った以上に感動しいている自分がいる。
そしてそれは自然と笑みとなるのに時間はかからなかった。
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ユズル 「へへ...ちゃんとモデルしてるなぁ かっこいいじゃん」 |
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ユズル 「おめでとう、遼」 |
そんな小さな小さな独り言。
せっかくだから次に彼にあったときにいろいろ聞けるよう
インタビューもがっつり読んでやろうと。
ビニールのかかった雑誌を手に、そのままレジに向かった。
黒須ミカ(202) から
100 PS 受け取りました。
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黒須御日 「軍資金だ! 受けとれぃ!」 |
すごい木材(400 PS)を購入しました。
具現LV を
5 UP!(LV5⇒
10、-5CP)
防具LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
黒川逢佳(351) により
ItemNo.19 ド根性雑草 から装飾『
羽のお守り』を作製してもらいました!
⇒ 羽のお守り/装飾:強さ52/[効果1]復活10 [効果2]- [効果3]-
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黒川逢佳 「いやー、前のはごめんね~! 今度は上手くいくはずだからさ!」 |
ItemNo.13 不思議な石 から法衣『
ダウンベスト』を作製しました!
⇒ ダウンベスト/法衣:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]幸運10
リト(1248) により
ItemNo.20 すごい木材 から射程1の武器『
iP-player02』を作製してもらいました!
⇒ iP-player02/武器:強さ180/[効果1]攻撃20 [効果2]- [効果3]-【射程1】
アトナータ(602) とカードを交換しました!
激情を刃に
(コールドウェイブ)
クリーンヒット を研究しました!(深度0⇒
1)
クリーンヒット を研究しました!(深度1⇒
2)
クリーンヒット を研究しました!(深度2⇒
3)
召喚強化 を習得!
サモン:ウォリアー を習得!
鏡像 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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白南海 「うんうん、順調じゃねーっすか。 あとやっぱうるせーのは居ねぇほうが断然いいっすね。」 |
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白南海 「いいから早くこれ終わって若に会いたいっすねぇまったく。 もう世界がどうなろうと一緒に歩んでいきやしょうワカァァ――」 |
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カグハ 「・・・わ、変なひとだ。」 |
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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白南海 「――ん、んんッ・・・・・ ・・・なんすか。 お前らは・・・あぁ、梅楽園の団子むすめっこか。」 |
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カオリ 「チャットにいたからお邪魔してみようかなって!ごあいさつ!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
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白南海 「勝手に人の部屋に入るもんじゃねぇぞ、ガキンチョ。」 |
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カオリ 「勝手って、みんなに発信してるじゃんこのチャット。」 |
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カグハ 「・・・寂しがりや?」 |
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白南海 「・・・そ、操作ミスってたのか。クソ。・・・クソ。」 |
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白南海 「そういや、お前らは・・・・・ロストじゃねぇんよなぁ?」 |
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カグハ 「違うよー。」 |
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カオリ 「私はイバラシティ生まれのイバラシティ育ち!」 |
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白南海 「・・・・・は?なんだこっち側かよ。 だったらアンジニティ側に団子渡すなっての。イバラシティがどうなってもいいのか?」 |
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カオリ 「あ、・・・・・んー、・・・それがそれが。カグハちゃんは、アンジニティ側なの。」 |
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カグハ 「・・・・・」 |
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白南海 「なんだそりゃ。ガキのくせに、破滅願望でもあんのか?」 |
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カグハ 「・・・・・その・・・」 |
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カオリ 「うーあーやめやめ!帰ろうカグハちゃん!!」 |
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カオリ 「とにかく私たちは能力を使ってお団子を作ることにしたの! ロストのことは偶然そうなっただけだしっ!!」 |
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カグハ 「・・・カオリちゃん、やっぱり私――」 |
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カオリ 「そ、それじゃーね!バイビーン!!」 |
チャットから消えるふたり。
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白南海 「・・・・・ま、別にいいんすけどね。事情はそれぞれ、あるわな。」 |
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白南海 「でも何も、あんな子供を巻き込むことぁねぇだろ。なぁ主催者さんよ・・・」 |
チャットが閉じられる――