［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

カスミ湖の東端。
広大な一之瀬家の敷地の隣にひっそりと佇む、小さくてレトロな珈琲店がある。
季節は初夏も終わりに近い頃、私はその店先に佇んでいた。


一之瀬さんから飲ませて貰った、”特製の栄養ドリンクのようなもの”
あらゆる甘味を集めて煮込んだような甘さで、その疲労回復効果は折り紙付きという、"看板商品"
それをこの喫茶店でも提供していると教えてもらい、一人で訪ねてきたところだ。



入り口に取り付けられた店名の刻まれたプレートの前で、しばらく名前の由来など想像してみた後、
そっとドアの取っ手に手をかける。

手を引くとカチャリと音を立てて扉は開き、店内から漏れる空気に乗ってふわりと珈琲の芳醇な香りが溢れだす。
誘われるように店内へ足を踏み入れ、薄暗い灯りに照らされるレトロな内装へと視線をきょろきょろとさせていると、



聞き覚えのある声に、弾かれた様に店の奥へ視線を動かすと、
同じ一之瀬家の居候の一人である長身の男が、カウンターで煙草をふかしていた。


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この店員こと薊野 灰音（アザミノ ハイネ）という人物は、
下宿先が一緒で、
創峰大の同じ学群の同級生であり、
私も愛用している『IVNYAN』のアクセサリーを身に着けているという、
何かと共通点の多い人物だけれど、殆ど話すらしたことも無い。

一之瀬家でもあまり顔を見た記憶がないけれど、これは私が用意された食事も部屋に持ち帰って一人で食べていたり、
他人と顔を合わさないように生活しているからだろう。


相手を見つめて立ち尽くしていたが、我に返って適当なカウンター席へと腰掛ける。
出されたメニューには『フォックスコーヒー　500円（セットの揚げノワール付き）』と書かれているだけで、
他の案内はどこを探してもみつからない。



話は通じたようで承知したと頷くと、
カウンターの向こうでポットを火にかけ、スキレットを用意したりとテキパキと準備を始め―――

しばらくの後、私の前にはやたら香りのいいブラックコーヒーが置かれていた。



承知したと言いながら全くさっぱり伝わってない。どう見てもただのコーヒーだ。
とんでもなく天然なのか、それとも揶揄われているのか。
ぎりりと目の前のカップを睨みつけると、わざとらしく大きくため息をついて手に取る。
視線を上にずらすと『飲んでみればわかる』とでも言いたげに、こちらを伺っていた。



息を何度か吹きかけながらカップを揺らして、ある程度冷めた頃口をつける。
苦みを覚悟していたけれど、口に広がったのはふわりとしたコーヒーの香りと、
あの日一之瀬さんから貰ったドリンクの味。
あり得ない程甘ったるい、あの味だ。



相変わらずの甘さにむせそうになりながら、無言でこくこくと何度か頷いて返事をする。
いつの間にか薊野も同じようにコーヒーカップを手にしていて、
いつも口にしているからなのか知らないけれど、涼しい顔でそれを飲んでいた。

激甘コーヒーを消化するのに四苦八苦していると、セットだと厚揚げの乗ったお皿が出された。
生クリームのように大根おろしが添えられたソレが『揚げノワール』らしい。


なんて内心毒づいていたけど、これが不思議な位にコーヒーとマッチしていて、キツネにつままれた様な気分だ。

土曜の昼下がり、お茶の時間真っ只中だというのに他に客も居なくて、
控えめなボリュームで流されているラジオの音だけがする。
傍から見ると二人きりのお茶会のようだろうけど、私達は特に世間話もすることもなく、
黙々と激甘のコーヒーと揚げノワールを食べ終わると、そのまま店を後にした。


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こうして、狐火珈琲店へと足を運べば”栄養ドリンク”はいつでも飲めることが解ると、
私はこの喫茶店へ通うようになった。
初めは身体が本格的に不調を訴えた時に立ち寄っていたのが、
バイトで疲れを感じた時に帰りにふらりと寄るようになり、いつしか通う頻度も増えていた。


それにつれて、薊野とも少しずつではあるけど言葉を交わすようになって、
カウンターでフォックスコーヒーを飲みながら、ちょっとした雑談をするまでになった。

その後、大学の重要なテストに遅刻しそうになっていた所を送り届けてもらったことが切欠で、
ほぼ毎日のように大学まで送り届けてもらう事になるなんて。

あの時はこれっぽっちも想像できなかった。

ENo.106 ツクモ とのやりとり


ENo.169 クリス とのやりとり


ENo.634 レイ とのやりとり


ENo.1223 アンジー とのやりとり

ツクモ(106) から フルーティーいなり寿司 を手渡しされました。

ツクモ(106) に ItemNo.9 素材感あふれるサラダ を手渡ししました。

ItemNo.14 フルーティーいなり寿司 を食べました！
　体調が 2 回復！（4⇒6）
　今回の全戦闘において 攻撃10 防御10 強靭15 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

梅の木たちを退けながら進んでいく。

すると梅の香りとは別の、何か甘い香りが漂ってくる･･･

　

香りを追ってゆくと、梅の花に囲まれた売店がある。

そこに、店員？と思われるふたり。




　

こちらに気づく。








どうやら団子を作っているようだ。

　






　

空中に突然現れるミヨチン。





　









　

お団子を受け取り、早速ひとくち。






両手でピースサインをするふたり。

　

　

　

　

　

団子を食べて嬉しそうなミヨチン。





笑みを浮かべる。

　




ピョンっとジャンプすると、空中で姿を消した。

　

　

　

･････身体の奥から、少し力が湧き出る感覚。


各CP･FPが2増加した！

レン(270) から 爪 を受け取りました。

武術LV を 5 UP！（LV10⇒15、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV45⇒50、-5CP）

なゆた(373) により ItemNo.8 ゴシックチョーカー に ItemNo.9 爪 を付加してもらいました！
　⇒ ゴシックチョーカー／装飾：強さ67／［効果1］器用10 ［効果2］器用10 ［効果3］－

天弖(658) とカードを交換しました！

刕刃六腕・『阿修羅』 （ブレイドフォーム）


チェインリアクト を研究しました！（深度0⇒1）
マインドボム を研究しました！（深度0⇒1）
パージ を研究しました！（深度0⇒1）

イレイザー を習得！
獄炎陣 を習得！
アウトレイジ を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ツクモ(106) は たけのこ を入手！
クリス(169) は 桜 を入手！
ハイネ(416) は 古雑誌 を入手！
ウレイ(419) は 古雑誌 を入手！
ウレイ(419) は 皮 を入手！
ハイネ(416) は 爪 を入手！
ハイネ(416) は 不思議な牙 を入手！
ウレイ(419) は 皮 を入手！
ウレイ(419) は 禁断じゃない果実 を入手！
クリス(169) は 禁断じゃない果実 を入手！
ハイネ(416) は 禁断じゃない果実 を入手！
ウレイ(419) は 禁断じゃない果実 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
ハイネ(416) のもとに 大蛇 が軽快なステップで近づいてきます。
ハイネ(416) のもとに こぐま がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
ハイネ(416) のもとに キラークリーパー が口笛を吹きながらこちらをチラチラと見ています。

チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - ツクモ(106) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》
　　 - クリス(169) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》
　　 - ハイネ(416) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》
　　 - ウレイ(419) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》

MISSION!!
カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》 を選択！
　　 - ツクモ(106) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - クリス(169) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - ハイネ(416) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - ウレイ(419) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》

［770 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［336 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［145 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［31 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　








チャット画面に映し出されるふたり。

　










　

　

　











　







チャットから消えるふたり。

　

　

　





チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！