
外から大使館に戻ると大使館のオッサン(名前に興味が無いから名前は分かんないけど)から深雪に渡しておいて欲しいという書類を預かった。
オッサンはすぐに出掛けなくてはならない仕事があるとかで、俺に書類を渡すと「午後6時までに持っていかないとだからサインを午後5時までにしておくよう伝えてくださいね」と告げ出ていった。
時計を見ると、今は午後3時半を過ぎたところだ。
そもそも深雪はどこにいるのだろう。
あのオッサンは急いでいたから部屋を確認する間もなかったのかもしれない。
そう思い俺はひとまず深雪の部屋の前に立ち、ノックをしてみた。
返事は無かったが心なしか深雪らしき声で「んん〜」と聞こえた気がする。
最近カバンの中に見知らぬ物体を入れ込まれる事件が続いているし、もしかしたら深雪のカバンから大量のワカメやヒジキが出てきて深雪が生き埋めになっているかもしれない。
そんな面白い現場になっていたら気の毒だから確認しようと思い俺は開けるよと一声かけてからドアを開いた。
部屋の中はキレイに片付けられていて、昆布もノリも散乱している様子はない。
深雪がベッドの上で寝ているだけだった。
タオルケットまでかけられているから寝る気満々の昼寝をキメているのだろう。
俺は書類を改めて確認した。
たいした量ではない内容のものが数枚。
この程度なら気持ち良く寝ている深雪をわざわざ起こさなくてもいいかと思うが、しかし時間に余裕があるというほどでもない。
4時半までに起きなければ起こそうと、俺は深雪の目覚めを待つことにした。
自室から本を持ってきて椅子に座り、本を読み始める。
こんなことなら新しい本を買っておけば良かった。
一度読み終えた本を眺めている内、午後特有の穏やかな陽射しや静けさが俺の意識をも眠りへと誘おうとする。
俺は目覚まし時計を午後4時半にセットし、手頃なところに転がって、目を閉じた。
…
………
横で人が動く気配がする。
昔からの癖で俺の眠りは基本的に浅い。
故に俺の隣で寝ていた深雪が目を覚ましたのであろうことはすぐに分かった。
きっと俺を寝かせておこうと静かに出ていこうとしているであろう深雪の手を掴むと深雪は変な声を上げ俺の方を見た。
書類にサインをしてもらわなくてはならない。
だから俺は一層強く深雪の手を握り、告げる。
「まだ行っちゃ駄目」
深雪の顔が一瞬で朱に染まる様子を見て俺は茹でられたエビみたいだなと思った。
コウキ(1026) に
10 PS 送付しました。
変化LV を
10 DOWN。(LV20⇒
10、+10CP、-10FP)
命術LV を
15 UP!(LV0⇒
15、-15CP)
防具LV を
5 UP!(LV15⇒
20、-5CP)
アズ(841) の持つ
ItemNo.6 ド根性雑草 から射程3の武器『
桜の杖』を作製しました!
深雪(840) の持つ
ItemNo.10 羽 から射程2の武器『
補強付出席簿』を作製しました!
コウキ(1026) により
ItemNo.3 皮 から法衣『
レザーコート』を作製してもらいました!
⇒ レザーコート/法衣:強さ41/[効果1]反護15 [効果2]- [効果3]幸運9
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コウキ 「ギリシャの英雄ヘラクレスは自身が倒したメネアの獅子の皮を纏ったそうです。怪物の強靭な皮は時として鎧以上の守りになるでしょう。」 |
アザナ(503) とカードを交換しました!
水霊の歌
(サモン:ウンディーネ)
デッドライン を研究しましたが既に最大深度でした。
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