
スイーツ★インベーダー
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チーム餓死
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チキ カチャ カチン ――音が響く。翅と体内からただ響く。 |

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チヨ子 「んえ、かっこいいおにーさん達」 |
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チヨ子 「とある事情によって私達の保護者的な人がすごいことになってるけど、お手柔らかにねぇ~」 |

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神父くん 「彼らの邪魔をしないでくださいよ。」 |

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こだか 「あれー、アンジニティの人がイバラの子の味方しとる! そゆのもありなんやな〜!へ〜!」 |
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こだか 「……ほんで、どいてくれへんの?」 |
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アラト 「……あの〜、すみません…… この酔っぱらいのことは無視していただいて構いませんので………… あいや、それだとチヨ子さん達が……やっぱりこの方に集中砲火でお願いします」 |
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阿闍砂 陽炎 「菓子の化物に魂が宿るのかは知らないが…ふふ、貴様らにも楽園はあるのかな?」 |

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雛 「がんばる~!!」 |

| イザヤ 「それじゃ、始めようか」 |

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クロウ 「おかし……おかし……」 |

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阿闍砂 陽炎 「また、”菓子”か?…ふふ、ならば”また”粉々にしてやろう」 |

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波渦平良 「俺達はアンタらみたいに甘くないで?」 |

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綴られた赤い燕が同じ色の空を飛ぶ。 |

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虚実の境界など、自分の前では無力だ。 |

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──もう、終わった事だ。 |

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それはそれとして今回こいつはダメそうだ。 |

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神父くん 「―――胸焼けするほど甘い匂いが戦場を包み込む…」 |


| イザヤ 「昔取った杵柄、ってやつだけど。 あんまり期待はしないでね」 |
| この血は水、この肉は薬。 ——“これは、あなたがたの為のわたしの身体である”。 |
| *** 「 ――怪物に痛みは必要ないでしょう?」 |

| イザヤ 「さて、お手並み拝見といこうか?」 |
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リボンの腕が、這いずり回る。 |

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振り子は 正しい道を 星の中から 探し出す。 |

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「あはは」「うふふ」「わあわあ」「ぐすん」 |



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生きるオトを合わせていこう。 |


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阿闍砂 陽炎 「何故なのだ??」 |
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こだか 「よ~~し!!みんなにもかっこいいポーズ見せたるよ~~!」 |

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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

――その音は、何処から聴こえてくるのだろう? |

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チヨ子 「おいで!ふわちゃん!!」 |
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──声に呼応し、その身体から何かが分離する。 |


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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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阿闍砂 陽炎 「あああ、それは観たことあるなあ」 |

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阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
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日暮れの光が目に刺さる。 |

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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

| 聞こえてくるのは、クスクスと笑みを孕んだ歌声。 「――鬼さんこちら、手の鳴る方へ」 |

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チヨ子 「チョコ食べて、休憩しよー?」 |

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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
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雛 「……はずれた」 |
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波渦平良 「俺、武闘派やないんやけど?」 |
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阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
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阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
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お星様のあかりは、きらきらしながら揺れている。 |
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阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
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「よぉく、聞いててな」 |

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クロウ 「わわ!」 |
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アラト 「酒を飲んでも雑魚は雑魚……」 小鷹 「お前にも飲ませたるからな」 |
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神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
| 独りぼっちの神父のカード発動! |
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チヨ子 「 ──冴え渡るような、香りが漂う。」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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阿闍砂 陽炎 「それっ、パンチ♪」 |
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日が暮れて行く。 |

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チヨ子 「 ──冴え渡るような、香りが漂う。」 |


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阿闍砂 陽炎 「あはははは!!!ドーーンッ!!!」 |
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阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
![]() |
* 「悪役って、本当に悪いのかねぇ……。」 |

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神父くん 「「深呼吸をして。ゆっくり吸って……」 ――――空気の流れに乗って宙を舞う綿菓子が貴方の体に入り込む」 |

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身体の熱をもって凍てつく炎を掲げよ。 |

| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
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チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |


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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
| イザヤ 「どこ見てるの? こっちだよ」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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雛 「えいえい!」 |
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阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
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頁を捲る音。 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |


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こだか 「ええタイミングやな!」 |
![]() |
鴉が鳴いている。 |
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雛 「……はずれた」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「何故なのだ??」 |
![]() |
頁を捲る音。 |

| イザヤ 「こういうことしたくないんだけど、ごめんね」 |

| イザヤ 「……っとと。 こういうの、得意じゃないんだって!」 |
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チヨ子 「まるでお星様みたいな花弁のお花があるの、知ってるかな?」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
![]() |
笑顔のままで向き直った。 |
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こだか 「よし、まだ頑張れるよ」 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
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チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
| イザヤ 「おっと、狙いが狂ったか?」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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雛 「えいえい!」 |
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阿闍砂 陽炎 「何故なのだ??」 |
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言葉は縛る。蝕む。穴を空け、腐らせ、 |
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やがて。 |
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神父くん 「「傷ついた過去が洗い流されることはない。」 ――――苦痛の記憶を内包して、空から水飴が降り注ぎ貴方の体を汚していく。」 |
| イザヤ 「人を呪わば穴二つ」 |

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クロウ 「ありがとなんす!」 |
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チヨ子 「落ち着くお花の香りで、きっと大丈夫になるよ!」 |
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こだか 「ええタイミングやな!」 |
![]() |
***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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夜空色のペンデュラムを、縋るように握っている。 |


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雛 「……はずれた」 |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
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阿闍砂 陽炎 「何故なのだ??」 |
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* 「悪役って、本当に悪いのかねぇ……。」 |

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頁を捲る音。 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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クロウ 「焼き加減!今っす!」 |

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| イザヤ 「あー、もう!」 |
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チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |
| 独りぼっちの神父のカード発動! |
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縹 「神速のごとく、駆け抜けましょう!」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
| イザヤのカード発動! |

| イザヤ 「こんなもんじゃないよな?」 |
| イザヤ 「なあ?」 |

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阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
![]() |
瞼の裏に、あの日の夕景が残っている。 |
| クロウのカード発動! |
| イザヤ 「喧嘩は得意じゃないって言ってるでしょうがー!」 |
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チヨ子 「落ち着くお花の香りで、きっと大丈夫になるよ!」 |
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笑顔のままで向き直った。 |
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こだか 「どうも」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |

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こだか 「おおきになぁ、助かるわあ」 |
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"そもそも、そこに誰か居ただろうか?" |
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雛 「……はずれた」 |
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雛 「えいえい!」 |
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雛 「……はずれた」 |
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阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
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頁を捲る音。 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

![]() |
クロウ 「焼き加減!今っす!」 |

| イザヤ 「はいちょっとチクッとしますよ、っと!」 |
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クロウ 「ありがとなんす!」 |
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チヨ子 「わるいこ だぁれだ」 |


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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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雛 「どん!!」 |
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全部夢だ。全部。 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
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チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |
| イザヤ 「おっと、狙いが狂ったか?」 |
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チヨ子 「じっとしてた 方が 楽だよぉ」 |
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神父くん 「…………あぁ、ここまでですか。」 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |
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チヨ子 「あっ、ああ……ごめんねえ……」 |
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こだか 「ぼ、ぼくが……ああ、頭回らん……」 |

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こだか 「おおきになぁ、助かるわあ」 |
| *****のカード発動! |
| ――光り輝く白い鳥の群れが飛んでいく。 かれらは飛び去った先で衝撃を撒き散らしながら弾けて消える。 |
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雛 「わ、びっくりした」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
| 阿闍砂 陽炎のカード発動! |
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アガスティア 「ゲリラライブ! ですのーっ!!」 |

| イザヤ 「もう少し頑張らなきゃね」 |
| 雛のカード発動! |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
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瞼の裏に、あの日の夕景が残っている。 |
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クロウ 「焼き加減!今っす!」 |

| イザヤ 「はいちょっとチクッとしますよ、っと!」 |
| イザヤ 「まだまだ終わりじゃ、ないだろ?」 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
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「あ〜あ、"外してしもうたなあ"」 |
| イザヤ 「僕、こういうの担当じゃないんだけどなー!」 |
| イザヤのカード発動! |
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阿闍砂 陽炎 「ふふ、物好きだなァ貴様」 |
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チヨ子 「まるでお星様みたいな花弁のお花があるの、知ってるかな?」 |
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笑顔のままで向き直った。 |
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こだか 「ええタイミングやな!」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
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チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |
| 理外のチヨ子のカード発動! |


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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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クロウ 「わわ!」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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雛 「えいえい!」 |
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阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
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阿闍砂 陽炎 「あはははは!!!!消えろ!!消えろ消えろ消えろォ!!」 |
| 阿闍砂 陽炎のカード発動! |
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ばらりと周囲に白紙の札が舞う。——否、並ぶ。 |
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ペンの先はそちらを指した。 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
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鴉が鳴いている。 |
| イザヤ 「僕、こういうの担当じゃないんだけどなー!」 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
![]() |
チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |

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カチ カチ カチ――――ガチンッ。無理やり戻される時計の針。 |
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こだか 「ええタイミングやな!」 |
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"そもそも、そこに誰か居ただろうか?" |
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雛 「……はずれた」 |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
![]() |
ペンの先はそちらを指した。 |
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「歯ぁ食いしばっとき?」 |

| クロウのカード発動! |
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アハハハハハハハハハハハハハハ! |
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阿闍砂 陽炎 「ふふ、物好きだなァ貴様」 |
| イザヤ 「まだまだ終わりじゃ、ないだろ?」 |
![]() |
クロウ 「ありがとなんす!」 |
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チヨ子 「落ち着くお花の香りで、きっと大丈夫になるよ!」 |
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こだか 「ええタイミングやな!」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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夜空色のペンデュラムを、縋るように握っている。 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
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雛 「……はずれた」 |
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雛 「えいえい!」 |
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阿闍砂 陽炎 「それっ、パンチ♪」 |
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阿闍砂 陽炎 「あはははは!!!!消えろ!!消えろ消えろ消えろォ!!」 |
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風が吹く。手帳に手を翳せば、 ぱらぱらと音を立て手帳のページが捲られていく。 目当ての頁に辿り着けば、乱暴に手帳を掴み取り、 |
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「……なぁ、ちと痛いで!!」 ──そちらを、指差した。 |

| イザヤ 「人を呪わば穴二つ」 |

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クロウ 「ありがとなんす!」 |
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ふかふかの、星屑で出来たベッドを作り出す。 |

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こだか 「どうも」 |
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こだか 「…………あ、吐く」 |
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アラト 「帰りま〜〜す!!お疲れ様でした〜〜!!」 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |
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チヨ子 「ちゃんと集中しないと!」 |


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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |

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阿闍砂 陽炎 「それっ、パンチ♪」 |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |

![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
![]() |
お星様のあかりは、きらきらしながら揺れている。 |
| イザヤ 「……っとと。 こういうの、得意じゃないんだって!」 |
![]() |
チヨ子 「わるいこ だぁれだ」 |


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阿闍砂 陽炎 「それっ、パンチ♪」 |
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チヨ子 「あはは ふふ、 ドレスが よごれちゃ いやだよ」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「はーい、じっとしてて下さーい」 |
| イザヤ 「さーて、」 |
| イザヤ 「それじゃ、仕切り直しといこうか」 |
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──蠍の毒は、英雄をも殺す。 |


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生きるオトを合わせていこう。 |


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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |

![]() |
────幸せそうだ。 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「人を呪わば穴二つ」 |

![]() |
クロウ 「ありがとなんす!」 |
![]() |
──あなたは決して一人ではない。 |
![]() |
肉体が修復されていく。 |
![]() |
──あなたは決して一人ではない。 |
![]() |
***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |

![]() |
***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
![]() |
雛 「えいえい!」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「何故なのだ??」 |
| 理外のチヨ子のカード発動! |
![]() |
肉体が修復されていく。 |
![]() |
チヨ子 「ワルツを 踊る ように くるくる」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
![]() |
チヨ子 「わるいこ だぁれだ」 |

![]() |
生きるオトを合わせていこう。 |

![]() |
生きるオトを合わせていこう。 |



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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |

![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「……ま、因果応報ってやつだ」 |

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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
| イザヤ 「……っとと。 こういうの、得意じゃないんだって!」 |
![]() |
掌から、甘美な流星が生まれ落ちる。 |
![]() |
肉体が修復されていく。 |

![]() |
***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
![]() |
雛 「えいえい!」 |
![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
雛 「……はずれた」 |
![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
![]() |
────幸せそうだ。 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「ふふ、物好きだなァ貴様」 |
| イザヤ 「こういうことしたくないんだけど、ごめんね」 |

![]() |
クロウ 「ありがとなんす!」 |
![]() |
ペンデュラムを揺らしては、くすくす くすくす 笑っている。 |
| イザヤ 「僕、こういうの担当じゃないんだけどなー!」 |
![]() |
掌から、甘美な流星が生まれ落ちる。 |
![]() |
夜空色のペンデュラムを、縋るように握っている。 |


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生きるオトを合わせていこう。 |


| *****のカード発動! |
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カシス 「自らを裂いてでも、壊したい理が、ある……」 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
![]() |
チヨ子 「わるいこ だぁれだ」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |

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阿闍砂 陽炎 「それっ、パンチ♪」 |
![]() |
チヨ子 「ワルツを 踊る ように くるくる」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「ちょこまかと小賢しい蠅めッ!!!!!」 |
![]() |
クロウ 「焼き加減!今っす!」 |

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──リボンがあなたの頭を撫でた。 |
![]() |
***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |

![]() |
***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
![]() |
雛 「えいえい!」 |
![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
雛 「……はずれた」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「喧嘩は得意じゃないって言ってるでしょうがー!」 |
![]() |
チヨ子 「 ──少し、思考する力が戻ってくるだろう。」 |
![]() |
夜空色のペンデュラムを、縋るように握っている。 |
![]() |
──リボンがあなたの頭を撫でた。 |
![]() |
***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |


![]() |
――――歌ともつかない翅のオト。 |
![]() |
***** 「<B2> カチンッ ――時計の針が、戻る。」 |
![]() |
チヨ子 「ははは、 まだ、 だぐざん゛、 うめるね゛ぇ゛」 |
| *****のカード発動! |
| ――光り輝く白い鳥の群れが飛んでいく。 かれらは飛び去った先で衝撃を撒き散らしながら弾けて消える。 |
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阿闍砂 陽炎 「ははははのろまめ!!!!!!!」 |
![]() |
***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
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雛 「……はずれた」 |
| 雛のカード発動! |

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阿闍砂 陽炎 「悪い子はせんせいがでこぴんするぞ♪」 |
![]() |
クロウ 「焼き加減!今っす!」 |

![]() |
────幸せそうだ。 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
![]() |
────幸せそうだ。 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| イザヤ 「喧嘩は得意じゃないって言ってるでしょうがー!」 |
![]() |
ペンデュラムを揺らしては、くすくす くすくす 笑っている。 |
| イザヤ 「……っとと。 こういうの、得意じゃないんだって!」 |
![]() |
チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |
| イザヤ 「おっと、狙いが狂ったか?」 |
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チヨ子 「どくで 苦しまず ねむらせて あげるのにね?」 |
| 理外のチヨ子のカード発動! |
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クロウ 「わわ!」 |
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チヨ子 「じっとしてた 方が 楽だよぉ」 |

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――――歌ともつかない翅のオト。 |
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***** 「<B2> カチンッ ――時計の針が、戻る。」 |
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チヨ子 「ははは、 まだ、 だぐざん゛、 うめるね゛ぇ゛」 |
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雛 「えいえい!」 |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
| 阿闍砂 陽炎のカード発動! |
![]() |
ばらりと周囲に白紙の札が舞う。——否、並ぶ。 |
| イザヤ 「喧嘩は得意じゃないって言ってるでしょうがー!」 |
| イザヤ 「よーし、一丁上がりっと!」 |
| イザヤのカード発動! |
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クロウ 「ありがとなんす!」 |
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スピカの光が、きっと背中を押してくれるから。 |
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笑顔のままで向き直った。 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |

| イザヤ 「あー、もう!」 |
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頑張るあなたに、優しい口付けを。 |
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肉体が修復されていく。 |

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――――歌ともつかない翅のオト。 |
![]() |
***** 「<B2> カチンッ ――時計の針が、戻る。」 |
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チヨ子 「ははは、 まだ、 だぐざん゛、 うめるね゛ぇ゛」 |
![]() |
雛 「えいえい!」 |
![]() |
阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |
| イザヤ 「喧嘩は得意じゃないって言ってるでしょうがー!」 |
![]() |
ペンデュラムを揺らしては、くすくす くすくす 笑っている。 |
| イザヤ 「僕、こういうの担当じゃないんだけどなー!」 |
![]() |
チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |

![]() |
***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |

![]() |
阿闍砂 陽炎 「あははhhハはは!!!!消えろ!!!」 |

![]() |
***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
![]() |
クロウ 「あれ?」 |
| クロウのカード発動! |
![]() |
アハハハハハハハハハハハハハハ! |
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![]() |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
| イザヤ 「あー、もう!」 |
![]() |
お星様のあかりは、きらきらしながら揺れている。 |
| イザヤ 「……っとと。 こういうの、得意じゃないんだって!」 |
![]() |
優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |

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笑顔のままで向き直った。 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
3 0 1 0 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
4 2 0 0 2 1 |
0 1 1 0 0 9 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
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「……」 ――ふより。無感情な目が少しだけ細くなる。 |
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チヨ子 「事態が今以上にヤバくなる前に、終わって良かったな……」 |
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阿闍砂 陽炎 「まあいい。次は確実に逝かせてやろう…♪」 |
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雛 「……つかれた。」 |
| イザヤ 「うーわ、何だこの泥仕合……」 |
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クロウ 「押しきれなかったっすか」 |
