※前回の記憶を引き継いでいます。既知ロールOKです。
名前:百鬼 秀真(なきり ほつま)
アヌビス・アシュト・メルクリウス
種族:『珠』の鬼族
出身:異世界「霊庭」
性別:男
身長:六尺三分
年齢:20代前半(人間換算)
リュウジン湖の畔に立っている御祖神社(みをやじんじゃ)の宮司にして、異世界に住まう鬼の一門「奴奈川」の当主。
現在は高校の非常勤講師を兼任している。科目は工芸。
御祖神社の初代宮司と、異世界の鬼の姫との間に生まれた子。
母の故郷で暮らしていたが、周囲の鬼達からは疎まれており、
異界の血が混じっていることへの侮蔑と異様な霊力、
父から受け継いだ多才さへの恐怖の視線に囲まれて育った。
一人だけ、自分と仲良くしてくれた幼馴染がいたが、
その幼馴染を帝に反逆した罪で、自らの手で処刑した。
この出来事は、彼の心に深い傷を残している。
表向きは堅物といえるほど真面目な青年だが、
その裏には強烈な力への渇望が隠れている。
あの時、自分にもっと力があれば。
それが秀真の原点である。
見た目は20代くらいだが、実際は200年以上生きている。
しかし、鬼族の平均寿命は1000年程とされているのに対し、
秀真はその身に宿った異常な霊力によって体を蝕まれており、
このままではあと10年も生きられない。
彼らは精神生命体であり、その体は霊力で編まれている。
故に個人差はあるものの、霊力・魔力の結びつきを阻害するものに比較的弱い。
特に秀真は父の血のせいか、特にその傾向が強い。
また、彼らは人々に忘れ去られることが死に直結する。
それ故に異界に転生し、恐怖、信仰、尊敬、愛情――
様々なやり方で人々の記憶や記録に残ろうとしている。
異能1:真言
言葉にしたことを現実にする能力だが、滅多に使わない。
人体や心に影響を与える時は、相手の精神状態によって
効果が強くなったり弱くなったりする。
また、使う時は以下の制約を自身に課している。
・異能を使ってでも誰かを守らなければならない時
・異能を紹介する必要が生じた時
・ギャグをやる時
異能2:龍の心臓
秀真の寿命が縮んでいる原因。
元々秀真は鬼としての強靭な体を持っているが、心臓だけが先祖返りを起こし、「異界の龍」が持っていたそれと同等のものになっている。
その心臓は鬼の体には過ぎた莫大な霊力を無尽蔵に生み出す、いわば第一種永久機関である。
そして生み出される霊力に体が耐え切れず、魂が蝕まれているという事態に陥っている。
強引に例えるならば、自動車に原子炉とラムジェットエンジンを積んでいるようなものである。
「金剛天籠」
秀真の得物である、青白く輝く錫杖。
天に輝く青星の化身、天狼の力を宿した宝具。
その光は、仇為す者の魂までも焼き焦がす。
六つの遊環(錫杖についている輪っか)を切り離して飛ばすこともできる。
その特性上、人類や同胞を脅かす怪異にのみ使うよう自戒している。
「旭光の狩衣」
秀真が普段着ている狩衣。
特殊な製法で作られており、物理的な衝撃をほぼ通さない。
破るには魔力や霊力、気といったものを使う必要がある。
「龍玉」
『珠』の鬼族の秘宝。異界の龍の心臓が結晶化したもの。
帝が管理する宝物殿の奥深くで厳重に保管されていた。
帝以外の者が所持するには3つの条件があり、
全て満たしたのは霊庭の歴史上、秀真が初めてであった。
こちらも無尽蔵に霊力を生み出すと言われているが、
未だに使われたことが無いため真偽は定かではない。
また、資格を持たない者が持っても何も起こらない。
「『珠』の鬼族」
「異界の龍」を祖とする鬼の一門。
側頭部から生えている宝石のような角が特徴。
貴人や大事な人と出会った時、この角を折って差し出すという風習がある。
「アヌビス・アシュト・メルクリウス」
父より授かったもう一つの名前。
秀真がこの名を名乗るのは、何かを必ず成し遂げると誓った時のみである。
イラスト・アイコンは縞様から頂きました。
異世界関連の設定は黒花様よりお借りしております。
サブキャラ1:綿津見 蓮/ウトパラカ・ナーガラージャ
秀真の幼馴染にして親友。故人。
かつて霊庭を治める帝と朝廷に対して反逆を起こし、秀真の手によって捕縛、処刑される。
死後、縁あってその魂は地球の霊界に招かれ、修行の末にウトパラカ=ナーガラージャという神号を賜るに至った。
かつて物語の世界で好き勝手やってた龍神と同一人物である。
無類の酒好きで、三度の飯より酒が好き。
もう一人の幼馴染である螢を大切に思っているが、それ故に頭が上がらない。
異能:天候操作
文字通り、天候を操ることができる。
戦闘の際は専ら雷雲を作り出し、雷を落として攻撃する。
サブキャラ2:奴奈川 螢/ハトール・メルクーリア
秀真の妹。
蓮とは両想いだが、やきもち焼きのため蓮が女性にちょっかいを出しては螢が怒るというのが日常となっている。
蓮が処刑されて以来、鬼族と自身に流れる鬼の血を疎んでいる。一族の特徴である角を隠しているのもそのため。
異能:死反(まかるがえし)
死者蘇生。消滅した霊魂すら再生させられるが、
帝の許可なく使うことを禁じられている。
また、蘇生を拒まれた場合は蘇らせることができない。
サブキャラ3:アルケミスト/シャルル・シャリエール/????
サングラスをかけ、某SS風の制服を着た青年。
「ラグリシア国営放送報道部」の職員を名乗っている。
今回は異能の取材でイバラシティを来訪した――ということになっている。
錬金術とルーン魔術、そして狩猟に造詣が深いらしい。
アルケミストもシャルルも偽名であり、本名は別にある。
(何らかの経緯で知っていれば、本名で呼んでも構いません)
ネタバレ詳細は以下のURLからご覧ください。
http://lisge.com/ib/prof.php?id=XW8yflyvbiJf0ab086d07ec223775663702ed30e759