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<< 2:00~3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




[SIDE:H]


──どうして。


ぎゅっと唇を噛み、堪えようとすればする程、流れ出す涙の勢いは増した。


──だめ。…だめ。こんな所、見せたらいけない…のに。


こんな状況で、しんどいのはミランとて一緒だ。
共に行動する事で、彼には嫌でも大人としての責任感を背負わせてしまう事になるのだから、これ以上の負担になる訳にはいかない。

“大丈夫。私は大丈夫だから”

以前の道中でも、ずっとそう自分に言い聞かせながら足を前へと進ませていた。
…けれど。
人混みの中にその顔を見つけた瞬間何故か、押し込めていた筈のものが一気に膨れ上がった。
不安。恐怖。そして安堵──
怒涛の様に押し寄せるそれらを受け止めるには、少女の中で張り詰めていた糸はあまりに細く…


「……っ、…」


“大丈夫です”“ごめんなさい”──
近付く気配に、そう言おうとして失敗する。
顔も上げられないまま立ち尽くしていると、不意に頭に触れる温度を感じ、小さく肩が跳ねる。
しかしそれは少女にとっては既に馴染んだ温度で、そのままくしゃくしゃと髪を撫でられても体が強張る事はなかった。


『いやあ今日は忙しかったな、お疲れ様!』

『はい…あ、もう、また…!』


そんないつもの自分たちのやり取り。
いつも通りの日常のにおいがする、大きな手の感触とやさしい温度。
それから…


『怖かったな…よく頑張った』


やさしい声。
引き寄せられるがまま頭を預ければ、一層身近に感じる温度に胸が震える。
ただただ労ってくれる声と、赤子をあやすようゆっくりと背を叩く手に、また涙が溢れた。

…優しいひと。
知っている。
彼の店でアルバイトを始めてから、まだ数か月。
“店長”“左近さんの友人”としての顔以外、知らない面はきっとまだまだいっぱいある。
けれど、これだけは確か。
この人はきっと、例えどんなに負担になっても…自分を見捨てたりは、しないだろう。
友人の養女、自分の店の店員…そんなものがなかったとしても、きっと。
だからこそ余計、こんな風に心配をかける自分が嫌だった。
なのに、そう思いながらも心のどこかで、見捨てられたら、置いて行かれたらどうしよう…という不安を抱える自分も。


「…っ…ごめ、…なさ…──」


嗚咽の合間、途切れ途切れにそう呟くのがやっと。
これ以上何かを言おうとしたらきっと、それこそ幼い子供の様にしゃくりあげながら泣いてしまうだろう。
申し訳なさと安堵感でぐちゃぐちゃになった少女は、どうにか声を殺しながらただ泣く事しか出来なかった。


────


…そうして、しばしの後。
安堵感が押し寄せた諸々を上回る頃、少女の嗚咽も徐々に収まっていった。
糸が切れ、散々泣いた事で、かえって落ち着く事が出来たのだろう。
預けていた頭をそっと離し、濡れた目を何度か手の甲で拭うと、“アッ…”と小さく声を上げ、スカートのポケットからハンカチを取り出す。


「……ごめん、なさい…」


拭いたのは自分の顔ではなく、濡らしてしまったミランのシャツだった。
申し訳なさそうに、染みの出来てしまった部分にハンカチをあてる。
…と、少女はおもむろに俯いたままだった顔を上げた。


「…あの、ミランさん…私もう、大丈夫です。……ありがとう。それから…」

「…ミランさんも。無事で、よかった」


まだ涙の跡が残る顔で、それでもこれ以上の心配はかけまいと、どうにか笑顔をミランに向ける。
果たしてちゃんと笑顔になっているのか、これで安心させる事が出来るのかは分からなかったが、ともかくこれが今、自分に出来る精いっぱいだ。
きっとこれから先もまた、どうしても負担は掛けてしまうのだろう。
──それでも出来る限り、自分に対しての心配は減らさないと…そんな風に、胸中で独り言ちながら。




……それに、私だけじゃなく館長さんだっているし…と思い至ったところで、その小さな姿がしばしはぐれていた事に少女が気付き、途端おろおろしだすのはこの少し後の事。







以下の相手に送信しました

ENo.1397
ぺんぎん





ミラン
「最初のチェックポイントが見えて来たか…もうちょっと頑張ろう、サツキちゃん!館長!」

サツキ
「か…館長さん!館長さん…!よ、よかった…!!(オロオロアワアワ)」


ミラン(1395) から ダッフルコート を手渡しされました。
ミラン
「館長には丁度いいかもだけど、人間にはちょいと寒いな…
サツキちゃん、とりあえずこれ着ときなよ
[ダッフルコートを肩にかける]」















店主とJKと館長
ENo.1395
ミラン
ENo.1396
サツキ
ENo.1397
ぺんぎん
ハザマに生きるもの
ベビードラゴン
チェリーさんA
チェリーさんB
















店主とJKと館長
ENo.1395
ミラン
ENo.1396
サツキ
ENo.1397
ぺんぎん
天使さまのパン祭
ENo.218
ミクル
ENo.327
ざんばす
ENo.794
みふね







領域LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)

時空LV5 UP!(LV5⇒10、-5CP)
響鳴LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
装飾LV5 UP!(LV30⇒35、-5CP)

チャンディー(1321) の持つ ItemNo.6 ぬめぬめ から装飾『蓄光液』を作製しました!

サンダーショット を研究しました!(深度1⇒2
ダークフレア を研究しました!(深度1⇒2
ファイアレイド を研究しました!(深度1⇒2

エチュード を習得!
マーチ を習得!
フィックルティンバー を習得!
カームソング を習得!
アゲンスト を習得!
パリィ を習得!
リワインド を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






ミラン(1395) を入手!
サツキ(1396)白石 を入手!
ぺんぎん(1397)木瓜 を入手!
ぺんぎん(1397)美味しい果実 を入手!
ぺんぎん(1397)ビーフ を入手!
ぺんぎん(1397)美味しい果実 を入手!
ぺんぎん(1397)ビーフ を入手!
サツキ(1396)不思議な牙 を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ミラン(1395) のもとに チェリーさん が恥ずかしそうに近づいてきます。
ミラン(1395) のもとに ベビードラゴン がスキップしながら近づいてきます。






ミラン(1395) に移動を委ねました。

チナミ区 I-13(道路)に移動!(体調17⇒16
チナミ区 I-14(道路)に移動!(体調16⇒15
チナミ区 I-15(沼地)に移動!(体調15⇒14
チナミ区 I-16(道路)に移動!(体調14⇒13
チナミ区 H-16(チェックポイント)に移動!(体調13⇒12

MISSION!!
チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》 が発生!
   - ミラン(1395) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》
   - サツキ(1396) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》
   - ぺんぎん(1397) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 

 

 


エディアン
「・・・・・あら?」

白南海
「おっと、これはこれは。」


 

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。


チャット画面にふたりの姿が映る。

 


エディアン
「こんにちは白南海さん。元気そうで何より。」

白南海
「そう尖らんでも、嬢さん。折角の美人が台無しだ。」

エディアン
「・・・それもそうですね、私達同士がどうこうできる訳でもないですし。
 それで、これは一体なんなんでしょう?」

白南海
「招待されたとか、さっき出てましたけど。」


 



「そ!お!でぇぇ―――っす☆」


チャットに響く声。

 

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。


画面に現れる3人目。

 


白南海
「まぁた、うるせぇのが。・・・ってぇ、こいつァ・・・・・?」

エディアン
「ロストじゃないですか、このこ。」

白南海
「それとその格好・・・やっぱイバラシティの人間じゃ?あんた。」


 


ミヨチン
「ロスト?イバラシティ?何のことっすかぁ??」

ミヨチン
「それよりそれよりぃ!ミヨチンの願いを叶えてくれるって、聞いたんすけどぉー。」


上目遣いでふたりに迫る。


白南海
「なるほど。こんな感じであっちから来るんすかねぇ、ロスト。」

エディアン
「そっすねぇー。意外っすー。」


 


ミヨチン
「聞いてるんすかぁ!?叶えてくれるんっすかぁー!!?」

エディアン
「えぇ叶えます!叶えますともっ!!」

白南海
「無茶なことじゃなけりゃー、ですがね。」

ミヨチン
「やったーっ!!ミヨチンは、団子!団子が食べたいんすよぉ!!
 美味しいやつ!!美味しい団子をたらふく食べたいッ!!」

ミヨチン
「好みを言うなら―― ザザッ・・・ 堂のあんこたっぷりの―― ザザッ・・・ 団子がいいんすよねぇ!
 ガッコー帰りによく友達と食べてたんすよぉ!!」


ノイズで一部が聞き取れない。

 


白南海
「団子だァ・・・??どんな願望かと思えばなんつぅ気の抜けた・・・」

エディアン
「しかしこのハザマでお団子、お団子ですかぁ。」

白南海
「イバラシティの団子屋なら、梅楽園のが絶品なんすけどねぇ。」

エディアン
「あぁ!あそこのお団子はモッチモチで美味しかったです!!
 夢のような日々の中でもあれはまた格別でしたねぇ!!」

ミヨチン
「マジっすか!それ!それ食べれねぇんすかぁー!?」

ドライバーさん
「食べれるぞ。」


突然現れるドライバーさん。

 


白南海
「・・・び、ビビらせねぇでくれませんか?」

ドライバーさん
「ビビったんか、そりゃすまん。」

エディアン
「こんにちはドライバーさん。・・・お団子、食べれるんですか?」

ドライバーさん
「おう。地図見りゃ分かるだろうが、ハザマのモデルはイバラシティだ。
 そんでもって一部の名所は結構再現されてる、ハザマなりに・・・な。試しに見てくるといい。」

エディアン
「ほんとですか!?ハザマも捨てたもんじゃないですねぇ!!」

白南海
「いや、捨てたもんじゃって・・・なぁ・・・・・」


 


ミヨチン
「んじゃんじゃその梅楽園の団子!よろしくお願いしゃーっす!!」

白南海
「あの辺なら誰かしら丁度向かってる頃じゃねぇすかねぇ。」

エディアン
「よろしく頼みますよぉ皆さん!私も後で行きたいなぁーっ!!」

白南海
「・・・何か気が抜ける空気っすねぇ、やっぱ。」


 

賑やかな雰囲気のまま、チャットが閉じられる――












店主とJKと館長
ENo.1395
ミラン
ENo.1396
サツキ
ENo.1397
ぺんぎん
ハザマに生きるもの
歩行軍手
ダンデライオン
ダンデライオン




431 363



2nd
ダンデライオン


3rd
ダンデライオン




6th
歩行軍手

















店主とJKと館長
ENo.1395
ミラン
ENo.1396
サツキ
ENo.1397
ぺんぎん
猫と和解せよ
ENo.365

ENo.653
ルノア
ENo.763
ライア




434 523



2nd














チナミ区 H-16

チェックポイント《瓦礫の山》



チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

 

・・・柱から滲み出るように、何かが生み出される。

守護者《DEER》
黒闇に包まれた巨大なシカのようなもの。


 


守護者《DEER》
「――我が脳は我が姫の意思。我が力は我が主の力。」


それは言葉を発すると共に襲いかかる!




(初発生のイベント戦:異能FP+5!生産FP+5!)














店主とJKと館長
ENo.1395
ミラン
ENo.1396
サツキ
ENo.1397
ぺんぎん
立ちはだかるもの
守護者《DEER》
守護者《DEER》
守護者《DEER》




562 114




3rd
守護者《DEER》


4th
守護者《DEER》


5th
守護者《DEER》








ENo.1396
燠庭 颯木
燠庭 颯木(おきば さつき)
163㎝/17歳

『私立祝都(のると)高等学校(※設定のみ)』に通う2年生。
自宅は『熾庭剣術道場』。
12歳までを別の区の養護施設で過ごすが、ある事件をきっかけに燠庭家に引き取られ養子となった。
実の両親とは物心つく前に死別しており、どちらも身元などの詳細は不明。父に至っては、異国の出身という事位しか分かっていない。

夕焼けの様な赤毛と目の色を持つ。
染めた訳でもカラコンでもなく生来のものだが、些か目立つそれは、本人にとっていくつか抱えるコンプレックスのひとつとなっている。
顔半分は常に長い前髪で覆われ、極力人前で晒そうとはしない。
鼻の上には、淡いそばかすが散る。

物静かで、人の多い場所や目立つ様な行為を好まない。
自己主張が苦手で、人と打ち解けるのに時間が掛かる。
無論、スキンシップ等も苦手である。

現在ミラン(Eno.1395)の営むラーメン屋、『麺屋 BANKA』にてアルバイト中。

***

【異能】
『風犬』
風を操る。空中で自身に制動を掛ける等、短時間・微弱ながら重力にも干渉出来るらしい。
能力を発現させる際、一瞬山犬の様な幻影が現れる。
その事と何か関係があるのか、イヌ科の動物と相性が良い。わんこと戯れてる時は、年相応の顔を覗かせる事も。

【家族】
燠庭 左近次(おきば さこんじ)
32歳。サツキの養父で、『熾庭剣術道場』の道場主。
自身の修める『熾庭古流剣術』とは別に、普段は一般的な剣道を教え生業にしている。
警察からは指南役として呼ばれる事もあり、それが縁で懇意になった刑事からサツキの養子縁組を持ちかけられた。

燠庭 七織(おきば ななおり)
27歳。左近次の妻、サツキの養母。和柄モチーフを得意とするデザイナー。

燠庭 弧鉄(おきば こてつ)
5歳。サツキが引き取られた年に生まれた、左近寺と七織の実子。
\さつきねーは!しょーらいおれの!およめさんになんの!(フンス)/

じいちゃん
64歳。七織の父で、『丹青』という雅号を持つ日本画家。無口で日本酒好き。
12 / 30
162 PS
チナミ区
H-16
行動順4【特攻】AT・DX↑
5500
375







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6BANKAの不思議な賄い飯料理40器用10敏捷10耐疫10
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
8ドライリーフのお守り装飾40増勢10
9素材10[武器]朦朧10(LV20)[防具]体力10(LV10)[装飾]増勢10(LV25)
10ダッフルコート防具40敏捷10
11白石素材15[武器]祝福10(LV10)[防具]反祝10(LV10)[装飾]舞祝10(LV10)
12不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術10身体/武器/物理
時空10空間/時間/風
変化10強化/弱化/変身
響鳴5歌唱/音楽/振動
装飾35装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ウィンドカッター5050敵3:風撃
ガードフォーム50100自:DF増
エチュード50120味全:DX増(4T)
リフレクション5050自:反射
エアブレイド50100敵列:風撃
クリーンヒット5060敵:痛撃&次与ダメ減
マーチ50100味全:AT増(4T)
コンテイン5050敵列:精確攻撃&次与ダメ減
アジャイルフォーム50100自:AG増
フィックルティンバー5080敵:風痛撃&3D6が11以上なら風痛撃
カマイタチ50100敵:風撃+領域値[風]3以上なら、敵全:風撃&領域値[風]減
カームソング50100敵全:攻撃&DX減(2T)
プロテクション5080自:守護
チャージ50100敵:4連鎖撃
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
ディベスト5070敵:強化奪取+痛撃
パリィ550自:AG増(2T)+SP増
ガーディアンフォーム50200自:DF・HL増+連続減
リワインド5060敵列:風撃&次ダメ補正消滅

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]ファイアレイド[ 2 ]サンダーショット[ 3 ]クリエイト:ヴェノム
[ 2 ]ダークフレア



PL / つくも