

| 雨洞 兆 「お手柔らかに!お願いしますよ!僕この通り非力なのでね!」 |
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リト 「……なんだよ、やるってのか?」 |
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ハザマの荒野に佇む奇怪な美術品が、 来たる戦いの匂いを感じて動き出した……。 |

「なんだ男しかいないのか? 俺は女の肉が喰いたいんだがなァ」 |
| 雨洞 兆 「匣は閉じ、そして貯える、」 |
| ――侵略の時は来た。 畏れを忘れた世界よ、光に呆けた眼を開くがいい。 |

人ならざるもの、異形なるもの。封じ込まれていたその爪が、屠るべき獲物を求めている。 |
赤く剥けたような筋肉がミシミシと軋み、膨らむ。 |
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タウラシアス 「ハハハハハ!かかって来いよ雑魚共!」 |

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リト 「……さて、視るだけで……どこまで対処できるかな」 |


| 雨洞 兆 「避けては駄目だよ……、なんてね」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
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タウラシアス 「耐えられるか?」 |

| 雨洞 兆のカード発動! |

それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |
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タウラシアス 「耐えられるか?」 |

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リト 「………傷だらけだな」 |
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サジタリテ 「おっとっと、それは封じさせてもらいますねぇ」 |


| 雨洞 兆 「あはは!壊れると良い……!」 |
「こんなでかい的に当てられないのか?」 |
| 雨洞 兆 「っと、調子狂うなぁ!」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |
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タウラシアス 「ハハハハハハ!」 |

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リト 「───ッ!」 |
| 雨洞 兆のカード発動! |
| 雨洞 兆 「撤退撤退!!まったね~!!」 |
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リト 「!オイ、まじかよ……クソッ…」 |

それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
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タウラシアス 「どうした?どこか折れたか?」 |

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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |
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リト 「───ッ!」 |

それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
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タウラシアス 「ただの汚ぇ肉塊にしてやるよ!」 |

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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「こんなもんか……まあ別に…怪我すンのは、慣れてるからな」 |


「――ひとりも逃がさない」 |

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タウラシアス 「潰しがいのある生肉だな」 |

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リト 「ってェな……この…」 |
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タウラシアス 「テメェの目は飾りか?」 |
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リト 「……チッ」 |

ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
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タウラシアス 「避けてみろ!」 |
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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「………まあ、こんなもんだな」 |

それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
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タウラシアス 「そらそらそらァ!」 |

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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
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タウラシアス 「逃げるなよ?」 |
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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「………まあ、こんなもんだな」 |
| タウラシアスのカード発動! |
| B.A.D-0 「飲み込めないほど不味いぞ」 |

それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |
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リト 「っと、危ねェな…!」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |
ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
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タウラシアス 「ハハハハハ!」 |
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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「こんなもんか……まあ別に…怪我すンのは、慣れてるからな」 |
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リト 「…クッソ、…… 悪ィがこのまま離脱させて貰うからな」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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タウラシアス 「こんなもんか?脆い連中だな」 |

