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<< 1:00~2:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [スキル]OK. 




ハザマの森を、重たい足取りで進む。



「………。」


勝てなかった。


初めて出会った、アンジニティのひと。
この街を奪おうとする侵略者。

ツノの生えた、青い髪のひとだった。



「………。」



「勝てなかった。」


ぼそりと、呟きがこぼれる。


決闘に勝利しなければ、アンジニティの侵略者に勝たなければ、ハザマで影響力を得ることはできない。
影響力で彼等を上回ることができなければ、この街を奪われてしまう。なのに、僕は…



「………。」



「もっと、強くならなくちゃ…」


握る拳にぐっと力がこもる。








「あの…」



「………。」



「そろそろ離して欲しいんですけど…」



「………。」


ずるずると引きずっていた黄色い毛皮の生き物が、何か言ってきた。



「ふにゃ?!」


首筋を掴んでいた手を乱雑に離すと、黄色い毛皮の生き物…
僕が先生と呼ぶそれは べちゃっと地面に落ちて情けない声を上げた。



「あのさぁ 先生… すこしくらい手助けしてよ…?」


そう。

あの決闘の最中、先生は戦うでも僕を援護するでもなく、
ただじっと相手を眺めていただけだったのだ。ヨダレを垂らしながら!


「あのひとのツノ絶対食べられるって! すっごく美味しそうな香りがしてたもん♪
今度出会ったら、ひとくち味見させて貰おうよ☆」


抗議する僕の話を一切聞かずに、可食部についての考察を語る先生。
ダメだこれは。



「真面目にやってよ、先生…」



「え~? きつねはいつでも真面目だよ♪ 負けなかったからいいじゃん☆」


「勝たなければ意味がないよ。この街が侵略されたら、
先生も僕らと一緒にアンジニティに行くことになるんだよ? それでもいいの?」



「あっ! それはちょっとかなりイヤかも…」



「だったら、次からはちゃんと加勢してね?」



「………。」


ただ、いま振り返ってみると… 

決闘をした相手からは、『襲う』とか『奪う』みたいな強い負の感情は伺えなかった…気がする。
僕の気のせいかもしれないけれど。

だから、ちょっと拍子抜けしたところもあった。

あのひとは、本当に侵略者だったのか… 僕らの『敵』だったのか。


そんなぼんやりとした気持ちを先生に伝えると…


「う~ん☆ アンジニティのひとといっても、それぞれに色々と事情があるんじゃない?
たまたまワールドスワップに巻き込まれただけで、成り行きで侵略してるだけとか♪」



「成り行きで侵略されたらたまらないんだけど…」


「でも、アンジニティの生活ってなんだか大変みたいだし、抜け出せる機会が巡ってきたなら、
ちょっとがんばってみよう☆って気分にもなるんじゃないかな?って思うのですよね~♪」



「侵略を頑張る… さっき先生がチャットで話してたひとみたいに?」


ここまで歩いてくる途中、先生はCross+Roseを通じて、
決闘した相手とはまた別のアンジニティの男のひとと話していた。

そのひとと先生は知り合いらしく、先生はそのひとを『お魚のおじさん』と呼んでいた。


そのお魚のひとは、先生に向かって親しげに侵略を成功させる意気込みを語っていた。

なんでわざわざこれから侵略する相手に挨拶してくるのか意味がわからなかったけれど、
先生はわりと好意的…好意的(?)に応対していたようだ。

 …先生、ほんとにこの街の味方なんだよね?


「そそ☆ アンジニティには、美味しそうなお兄さんみたいな穏やかなひともいれば、
お魚のおじさんみたいに大胆不敵であぐれっしぶ!なひとも居るってこと。」


「勝てなかったのは残念だけれど…いまからあんまり気を張りすぎると、疲れちゃうよ?
気を取り直して先に進もうよ☆ 『ロスト』たちに出会うことができれば、
決闘よりも もっと大きな影響力を手に入れられるかもしれないし♪」



「………。」


確かに、過ぎたことをいつまでも引っ張っていても仕方がない。
なんだか上手く言いくるめられた気もしないではないけれど…



「そうだね。」



「あ! 森を抜けたみたい☆ 今日はあの沼地まで進もうよ♪」







以下の相手に送信しました

ENo.1262
ヴェイナス





特に何もしませんでした。















Little Braver
ENo.1320
ラス
ハザマに生きるもの
キラービー
















Little Braver
ENo.1320
ラス
TeamNo.1514
ENo.1514
しらほ
















対戦相手未発見のため不戦勝!

影響力が 2 増加!







制約LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
料理LV5 UP!(LV25⇒30、-5CP)

『カーラ』(1081) とカードを交換しました!

「カリ・カーリー」のチラシ (ウィークサーチ)


阿修羅 を研究しました!(深度0⇒1
フィジカルブースター を研究しました!(深度1⇒2
キーンフォーム を研究しました!(深度1⇒2

アサルト を習得!
デアデビル を習得!
幸星 を習得!
キャプチャートラップ を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






ラス(1320) を入手!
ラス(1320) を入手!






チナミ区 I-12(森林)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 I-13(道路)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 I-14(道路)に移動!(体調18⇒17
チナミ区 I-15(沼地)に移動!(体調17⇒16







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 


ノウレット
「またまたこんにちは―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


白南海
「・・・っつぅ・・・・・また貴方ですか・・・
 ・・・耳が痛くなるんでフリップにでも書いてくれませんかねぇ。」

ノウレット
「はぁい!イヤですッ!!」

白南海
「Yesなのか、Noなのか・・・」


ため息をつく。

 


白南海
「それで、自己紹介の次は何用です?」

ノウレット
「はぁい!今回はロストに関する情報を持ってきましたよーッ!!」

白南海
「おぉそれは感心ですね、イルカよりは性能良さそうです。褒めてあげましょう。」

ノウレット
「やったぁぁ―――ッ!!!!」

白南海
「だから大声やめろおぉぉぉクソ妖精ッッ!!!」


 


ノウレット
「早速ですが・・・・・ジャーンッ!!こちらがロスト情報ですよー!!!!」


Cross+Roseにロスト7名の容姿と簡単なプロフィールが映し出される。

 

アンドリュウ
紫の瞳、金髪ドレッドヘア。
体格の良い気さくなお兄さん。
料理好き、エプロン姿が何か似合っている。

ロジエッタ
水色の瞳、菫色の長髪。
大人しそうな小さな女の子。
黒いドレスを身につけ、男の子の人形を大事そうに抱えている。

アルメシア
金の瞳、白い短髪。褐色肌。
戦闘狂で活動的な少女。
鎧を身につけハルバードを持っている。

ソージロウ
黒い瞳、黒いもじゃもじゃ頭。
常にダルそうな猫背で長身の青年。
デニムパンツにTシャツを着ている。

フレディオ
碧眼、ロマンスグレーの短髪。
彫りが深く、男前な老翁。
黒のライダースジャケットを身に着けている。

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。

マッドスマイル
乱れた長い黒緑色の髪。
両手に紅いナイフを持ち、
猟奇的な笑顔の仮面をつけている。


 


白南海
「ほぅほぅ、みな人間・・・のような容姿ですね。ハザマの様子的に意外なようでもあり。
 彼らの願望を叶えると影響力が上がり、ハザマでの力も高めてくれる・・・と。」

白南海
「どんな願望なのやら、無茶振りされないといいんですが。
 ロストに若がいたならどんな願望もソッコーで叶えに行きますがね!」

ノウレット
「ワカは居ませんよ?」

白南海
「・・・わかってますよ。」

白南海
「ところで情報はこれだけっすか?クソ妖精。」

ノウレット
「あだ名で呼ぶとか・・・・・まだ早いと思います。出会ったばかりですし私たち。」

白南海
「ねぇーんですね。居場所くらい持ってくるもんかと。」


 


白南海
「ちなみに、ロストってのは何者なんで?
 これもハザマのシステムって解釈でいいのかね。」

ノウレット
「ごめんなさい!私はCross+Roseの妖精なのでハザマのことはよくわかりません!!
 Cross+Roseに送られた情報を伝えることしか・・・・・」

白南海
「・・・まぁそーか。仕方ないが、どうも断片的っすねぇ。」


 

 


白南海
「そんじゃ、チェックポイントを目指しがてらロスト探しもしていきましょうかね。」

ノウレット
「レッツゴォォ―――ッ!!!!」


 

大きな打撃音と泣き声と共に、チャットが閉じられる――












Little Braver
ENo.1320
ラス
ハザマに生きるもの
ミニゴースト




655 431



2nd
ミニゴースト

















TeamNo.1153
ENo.1153
ヨハン
Little Braver
ENo.1320
ラス




334 355









ENo.1320
羅須 郷
■羅須 郷
犬のような姿をした男の子。中学生くらいの背格好。

ハザマに飛ばされた際に記憶が曖昧になっており、
自分が何者なのかよく判っていない。

ただ、自分がイバラシティに住んでいること。
そして、そこに大切な家族が居ることだけは、
鮮明に覚えている。

愛する家族が暮らす街を守るため、
少年は勇気を振り絞りアンジニティの侵略に立ち向かう。


 しかし… 彼の姿をイバラシティで見ることは、ない。

------------------------------------

■緋色の狐
見た目ごく普通の喋る狐。(以下略)

お気楽極楽♪ のんびり街の観光を☆ …する予定だったが、
何故かイバラシティ陣営としてハザマに飛ばされた。
しょんぼり。

飛ばされた先で出会った郷とともに、
成り行きでハザマを巡り歩く。


なお、イバラシティでは、
昇竜レジデンスの一部屋を借りて滞在しているようだ。

∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵

プロフィールイラスト、及びアイコンは
宮沢原始人様に作製して頂きました。

素敵なイラストをありがとうございました☆ 
この場を借りて感謝を!

※フルサイズのプロフィールイラストはこちら! ↓※
http://www016.upp.so-net.ne.jp/evilfox2/profile.png
至高のもふもふを満喫していってくださいませ♪
16 / 30
127 PS
チナミ区
I-15
行動順2【疾駆】AG↑
5000
350







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2歪んだドッグタグ装飾35
3フライングディスク武器35治癒10【射程1】
4お気に入りの首輪装飾30体力10
5カジュアルウェア防具30防御10
6何かの殻素材15[武器]凍結10(LV20)[防具]反盲10(LV25)[装飾]防御15(LV25)
7甲殻素材15[武器]地纏10(LV20)[防具]防御10(LV15)[装飾]反射10(LV25)
8素材20[武器]疫15(LV30)[防具]放盲15(LV25)[装飾]舞盲10(LV20)
9素材10[武器]風撃10(LV25)[防具]風柳10(LV20)[装飾]風纏10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術10身体/武器/物理
時空10空間/時間/風
制約5拘束/罠/リスク
解析5精確/対策/装置
料理30料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ウィンドカッター5050敵3:風撃
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
プリディクション50120味列:AG増(3T)
エアブレイド50100敵列:風撃
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
フィジカルブースター50180自:MHP・DX・自滅LV増
タッチダウンライズ5030自:AG増(2T)+HP減+連続増
キャプチャートラップ5090敵列:罠《捕縛》LV増
チャージ50100敵:4連鎖撃
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
パリィ550自:AG増(2T)+SP増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
幸星530【クリティカル後】自:祝福
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
スウィート・スウィッチ
(ヒール)
050味傷:HP増
ひかるこけ
(インヴァージョン)
0150敵全:攻撃&祝福を猛毒化
「カリ・カーリー」のチラシ
(ウィークサーチ)
0130自:朦朧+敵:DF・AG減(3T)





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]フィジカルブースター[ 1 ]アジャイルフォーム[ 1 ]マナポーション
[ 1 ]パリィ[ 2 ]キーンフォーム[ 1 ]エネルジコ
[ 1 ]阿修羅



PL / EvilFox