
沼地を越えた森の中。
時折訪れる吐き気と眩暈を堪えて、共に歩む集団の輪から外れ、アランは近くにある木に手をついた。
歩いている石壁。それとの戦いはまだ良かった。
例え傍らの者が人非ざる姿に変わろうとも、冷静な目で見ていられた。
だが、イバラシティに属する者だと思われる、少女と戦った時はどうだ。
自分が人前ではそうしろと言ったからだろうか、姿を変えず、人の型を保ったまま─────少年は彼女と対峙した。
無抵抗と言って良い相手。
どこかの制服を着ていた。恐らく今が人生で一番楽しい盛りの学生だろう。
此処ハザマに呼ばれた理由を、果たして理解していたのだろうか。
何もしてこない相手に躊躇う事もなく、淡々と攻撃を叩きこむ少年の姿。
人と同じ姿をしている筈なのに、逆にその光景が、恐ろしかった。
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アラン 「呪い……」 |
エディアンからのチャット音声を思い出す。
「――ザザッ・・・・・・・・己の世界のために、争え。」
そう、自分は、戦わなくてはならない。己の求めるものを、手に入れるために。
十村蘇芳からのチャット会話を思い出す。
「このおぞましい天秤を、持っていただかなくては!」
ああそうだ。自分がそうだと決めた道は、歩み続けなくては。
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呼吸を整えて戻ると、切り株に腰かけていた少年がアランの方を見た。
彼は普段、何故か目隠し布をつけているようだが、今は外している。
その紋様が描かれた黒い布の端に、金色の鈴を近づけては離すという行為を繰り返していた。
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アラン 「それは……何をしようと?」 |
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ジツ 「千切れたままだ。繋がらない」 |
それはそうだろう、とアランは思う。
糸で縫い直すでもないのに、くっつく筈がない。
答えた声のトーンは、静かだが、何処か拗ねているようにも聞こえた。
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アラン 「まあ……良い装飾師を見つけたら直して貰いましょう」 |
このままずっとそうしていられても困るのでそう述べると
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ジツ 「……お前は戦う気があるのか? 無いのならば、着いてくる必要はない」 |
先程の葛藤を見透かしたような言葉。
咄嗟に答えを返せず、息を呑みこんだ。
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アラン 「……いえ、次からは……私も覚悟を決めます」 |
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ジツ 「─────そうか」 |
森のどこかから、狼の遠吠えが聞こえて来た。
魔術LV を
5 DOWN。(LV20⇒
15、+5CP、-5FP)
解析LV を
10 UP!(LV5⇒
15、-10CP)
付加LV を
5 UP!(LV25⇒
30、-5CP)
くるい(69) により
ItemNo.6 不思議な食材 に
ItemNo.9 不思議な石 を合成してもらい、
何か柔らかい物体 に変化させました!
⇒ 何か柔らかい物体/素材:強さ10/[武器]治癒10(LV20)[防具]命脈10(LV25)[装飾]防御10(LV20)/
特殊アイテム
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くるい 「ゴアッ。」 |
くるい(69) により
ItemNo.2 不思議な防具 に
ItemNo.3 不思議な装飾 を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
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くるい 「ゴアアッ!」 |
イタズ(20) により
ItemNo.6 何か柔らかい物体 から射程1の武器『
飾り紐付きの鉄扇』を作製してもらいました!
⇒ 飾り紐付きの鉄扇/武器:強さ40/[効果1]治癒10 [効果2]- [効果3]-【射程1】/
特殊アイテム
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イタズ 「まじないを籠める腕はまだ無いが……」 |
淡雪(449) により
ItemNo.8 何かの殻 から装飾『
躑躅色の兎耳』を作製してもらいました!
⇒ 躑躅色の兎耳/装飾:強さ60/[効果1]防御15 [効果2]- [効果3]-
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淡雪 「火熨斗でしっかり立ち上げて・・・うん、上等にできたわね。」 |
イタズ(20) の持つ
ItemNo.4 スカジャン に
ItemNo.7 ボロ布 を付加しました!
MONSTER(680) とカードを交換しました!
目からビーム!
(インパクト)
フェイタルポイント を研究しました!(深度0⇒
1)
フェイタルポイント を研究しました!(深度1⇒
2)
チャージ を研究しました!(深度0⇒
1)
ブロック を習得!
コンセントレイト を習得!
リンクブレイク を習得!
☆魔力凝縮 を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが2増加した!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!