@イバラシティ
「初めまして、みっちゃんて呼んでくださいな」
名前:綾原 蜜音(あやはら みつね)
体格:150cmで厚着してても分かるくらいに
凹凸がある身体。本人は恥ずかしがっている。
特徴:口元にほくろ、真っ赤な瞳
顔の右半分に生まれつきの赤い入れ墨
髪型がよく変わる
住居:チナミ区 海沿いの一軒家で一人暮らし
職業:ツクナミ区 相良伊橋高校3年5組
異能:≪無欲なる魅了(ワザトジャナインデス)≫
相手の目を見ると相手を魅了してしまう。
亡き両親から貰った眼鏡越しなら効果は弱められる。
とは言え、じっと見つめると効果が出てしまうが、
異能耐性のある人には、むずむずするていどだろう。
性格:おっとりのんびりした穏やかな性格。
一人暮らしゆえ家事もばっちり。
でも、買い物に出かけてあれこれ買って帰ってから、
目的の物だけ買い忘れていたことに気付く系の、
うっかりポンコツJK。基本はしっかり者……かも。
趣味:料理、猫カフェ巡り、図書館で勉強、洗車
苦手:大きい犬、辛い物、運動全般(動くのは嫌いではない)
背景:チナミ区の裕福な家の一人っ子。
3年前交通事故で両親を失い一人になった。
多額の遺産が一人娘だった蜜音に払われたが、
蜜音はそれを学費以外には使おうとしておらず、
アルバイトで生活費を稼いでいる。
友達を家に招き、料理を振舞う趣味があるが、
来客は家のあちこちにあるぬいぐるみを見て、
一人暮らしの蜜音の寂しい気持ちを察するという。
@アンジニティ
「あなたも、お姉さんのモノにおなりなさいナ♥」
名前:ルヴィディエール
体格:170cmで豊満な身体を見せつける様に、
表面積の少ない布とベルトで隠している。
特徴:口元にほくろ、真っ赤な瞳
右半身に日によって形の変わる入れ墨
来歴:ある世界の魔王
職業:色欲の魔王
異能:≪万象の愛を受ける者(セカイハワタシノタメニアル)≫
視線、声、匂い。
指先の動きにすら、欲望を掻き立てる魔力がある。
理性ある生き物は抗う事が出来ない呪い染みた異能。
性格:享楽的で自分勝手、傅かれる事が当然と思っている。
ひと月性愛に溺れたと思えば、飽きた瞬間、
一瞬前まで愛を囁いて居た相手すら魔物の餌にする。
自分に愛を向けない相手は良き者ではないのだ。
背景:ある世界線を、その色気だけで支配した魔王。
理性ある生き物は全て足元にひれ伏していた。
だが、魔王の魅了から逃れた一部の種族が、
魔王に対抗するために作り出した、
自立思考自動戦士(オートマタ)により退治された。
その結果、アンジニティに棄てられる事になった。
◆その他
Q.なんかみっちゃんって元の性格と違い過ぎない?
A.……部下のせいよ! あのヤロウ!!
侵略の計画をどこからか手に入れていた魔王。
活きの良い精気をたらふく食べる機会が巡って来たと、
心を躍らせながら、侵略に参加する準備を始めた。
しかし、準備なんて自分がする事じゃない、と考えた魔王は、
ベッドの上で一番の側近に言いました。
「私を一番輝かせる事が出来る姿を、侵略先に用意しなさい」
側近は満面の笑みで頷いたので、
魔王は安心して眠りにつきました。
そしてそのまま、侵略のアナウンスを受け取ったのです。
「ムッチムチな身体なのに清楚で健気な女の子とか、
嫌いな男は居りますまい。身体はボスのままで……。
黒髪ストレートで小柄……それに眼鏡も大事ですなッ!」
……側近の好みが、結構偏ってる事にも気づかぬままに……。