［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

『夢』


その夢は私にとってまるで日常のように鮮明で、まるで自分がそこにいるかのような現実味を持っている。
そこでは私は少年の姿をしている。夢にまで見た、普通の人間としての姿だ。
私には父も母もいて、姉もいて、小さな犬を飼って平和に暮らしている。
学校というものに通い、家にいれば小さな画面に向かって誰かと争う遊びに日がな一日興じ、腹が空けば適当な食事を作って食べ、目的も無く、漫然とした時間を過ごす。

私はああいう日々に憧れているのだろうか。無為にして傷つかず、穏やかで平和な毎日。
何の努力もなくただ生きられる事を約束された世界。安らいで、しかし無味乾燥な、流れるままの時。
目が覚めた瞬間、私は自分のごつごつとした右の手のひらを眺めてすぐにそれが夢だと気づいた。
あまりにも自分とかけ離れたものをもう一つの現実と錯覚するものは、そうそう居ないだろう。

だがその夢には一つ、私にとって解せない要素がある。


「何なんだこれは」


額を抑えて何度頭を振ろうと、別の事を考えようと、消えない。
目を閉じて広がる、あのなんとも形容しがたい無明の空間に浮かび上がる、鮮明な絵の数々。
先ほど、呟いた言葉には語弊がある。私はその映像に思い当たる節があった。


「………記憶の異能」


あの夢の少年が使う力、見たものを鮮明な映像として記録する能力。
そこで記録した映像は何か一つ覚える度に新たに上書きされ、消えていたはずだ。

目を閉じると浮かぶそれらは、まさしく、彼がかつて覚えては消えていった断片たちだ。

瞬きをするたび。
砂埃を避けて瞼を閉じるたび。
見たくないものを見ないようにしようとするたび。

私の瞳の裏には、それらがくっきりと浮かび上がる。
現実には存在するのかわからない調味料などが記された料理の説明書や、小さな画面で遊ぶゲームの情報、姉から頼まれた買い物のメモ、両親からの書置き、飼い犬の転がった姿―――

一体どうしてこんな事が起きているのか分からない。
私は言い知れぬ嫌悪感に顔を歪めた。


私はあの夢が嫌いだ。

愛すべきゴミ山と星々の煌めきを思い返すたび、その思いは強くなるのだった。

武術LV を 5 UP！（LV10⇒15、-5CP）
武器LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

ぺちか(34) により ItemNo.7 不思議な食材 から料理『わたがし』をつくってもらいました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 2 5 = 13 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ わたがし／料理：強さ35／［効果1］器用14 ［効果2］敏捷14 ［効果3］耐疫14

エネ＆ギイ(336) とカードを交換しました！

閃光音響弾 （ツインブラスト）


イレイザー を研究しました！（深度0⇒1）
イレイザー を研究しました！（深度1⇒2）
イレイザー を研究しました！（深度2⇒3）

イレイザー を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ぺちか(34) は 白樺 を入手！
ジアン(740) は 白樺 を入手！
ぺちか(34) は 毛 を入手！
ぺちか(34) は 美味しい草 を入手！

ぺちか(34) に移動を委ねました。

チナミ区 D-10（道路）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 D-11（草原）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 D-12（草原）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 D-13（草原）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 E-13（草原）に移動！（体調21⇒20）

採集はできませんでした。
　　 - ぺちか(34) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - ジアン(740) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










そう言ってフロントダブルバイセップス。

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――