［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

side：IBARA
scene：1

空腹で目が覚めた。
時刻は朝7時。
平日ならともかく、休日はもう少し寝ていたかった。
寝なおそうとも思ったが、この空腹感では無理だ。
仕方なく起き上がり、冷蔵庫を開ける。
牛乳が1本だけ。
さすがにこれで腹を満たすのは無理だ。
顔を洗ったり服を着替えたりしながら、どこに行こうか考える。
近くの商店街にいろいろあるのだ。
服屋とか本屋とかラーメン屋とか喫茶店とか。
「いつものとこに行くかあ」
たまには違うとこ、と思ったが、この時間帯じゃそこぐらいしか開いてないだろう。
家を出た。
「寒っ！」
寒いのは苦手だ。

3分ほどで商店街に着いた。
少し歩いて、真ん中あたりにある喫茶店の戸を開ける。
ちりんちりんと鈴の音が鳴って、来客に気づいた店員がこちらを見る。
「いらっしゃい」
「あれ？マスターは？」
銀髪で眼鏡をかけた長身の店員に聞きながら、目の前のカウンター席に座る。
ここは7時からなので、まだ僕以外の客はいない。
「風邪」
「えー。インフル？」
「いや。風呂から上がってそのまま寝落ちてたそうだ」
そりゃ風邪ひくよ。ひかない方が奇跡だよ。
僕は苦笑しながら注文を頼んだ。
サンドイッチとホットコーヒー。
コーヒーに砂糖とミルクを入れる。ブラックは飲めない。
サンドイッチはたまごの挟まったホットサンド。
美味い。ここのサンドイッチは格別だ。

静かだなあ。
サンドイッチを食べ終え、2杯目のコーヒーをすする。
客はまばらに入っているが、店内はそこそこ広く、話し声はかすかに聞こえるものの内容までは分からない。
いや、分かっても困るが。
さて、どうしようか。この後の予定は何も決まっていない。
帰って寝なおすのもありかもしれない。
でも、もう少し入り浸っていたい気もする。
居心地が良すぎるのだ。
少し考えたが、もう少しいることにする。
「コーヒーおかわり」
「ああ」
コーヒーの香りが漂ってくる。
「おまたせ…」
「zzz」
「…」
やはり慣れないことをするものではない。
うたた寝から目が覚めると、コーヒーも冷めていた。

続く。

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あとがき
PL「コーヒー飲みてえ！」
シン「飲みなよ」
PL「おなかいたい！」
シン「しらないよ…」

特に何もしませんでした。

武術LV を 5 UP！（LV5⇒10、-5CP）
武器LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）
防具LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）
装飾LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）
付加LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）
合成LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）
料理LV を 1 UP！（LV3⇒4、-1CP）

ItemNo.7 不思議な食材 から料理『ナニコレ』をつくりました！
　⇒ ナニコレ／料理：強さ14／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］－


コウキ(1026) とカードを交換しました！

浄霊のコトダマ （カレイドスコープ）


アイスソーン を研究しました！（深度1⇒2）

チャージ を習得！
アクアブランド を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

シン(413) は 美味しい果実 を入手！

チナミ区 D-10（道路）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 D-9（草原）に移動！（体調24⇒23）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――