ぼくの異能は本当に大したことがなくて、
声を聞いてくれたひとが「そうだな」って共感してくれなきゃ効果が出ない。
……ううん。ひとによるものだから、効果のほどはわかんないって言うのが正しい。
空を飛べたり、力持ちだったり、すごく賢かったりしたらよかったな。
けど、例えば、聖歌とか。そういうものは、信じてくれるひとが多い。
クリスマスや新年の集まりでは役に立てた……と思う。
みんな元気に、いい年を過ごせますように。
●飴屋さんのこと
少し下手な使い方をしたみたい。
喉を傷めてなかなか治らなかった。
そのことを考えてるうちに駅前の飴屋さんの話を思い出して。入ってみた。
お医者さんごっこをしながら飴を選んでもらう、少し変わったところ。
喉飴は甘くていい香りがする。
渋くも薬臭くもないし、よく効く。また行こう。
●勉強のこと
勉強を教わり始めた。読むのを。
学校には行かないって決めたのはぼくだ。
でも、みんなの宿題を見てあげられないことが増えてきた。
それで気づいた。長い文字を読むのが一番苦手みたいだって。
そんなんじゃどの科目も教えられない。
そのための本を読めない。
ダメ元だったけど、塾って学生さんじゃなくても行っていいんだ。
少しずつ、自分のペースで進めていこうって言ってもらえた。
優しい先生でよかった。
●教会のこと
神父様に顔を覚えていただいていた。びっくりした……
正直にいうと、神父様のことは……顔が怖いと思ってた。
聖職の方だから厳しいんだろうなって。
でも、すごく優しい方だった。
献金は、もしものことを考えると(考えたくないけど)手渡しのほうがいい。
……いいんだけど、ご挨拶をしただけで気恥ずかしかったからきっと無理だ。
額面は少ないし、気持ちだってきっと他のひとに比べたら全然。
もっとまじめなひとが救われてほしい。
ゆっくり思い出す。
ぼくと“もちぬし”は、もといた世界を救えなかったこと。
自分がただのナイフだったこと。
“もちぬし”が女の子だったこと。
本当は戦いたくなんかなかったこと。
ずっと、代わってあげたかったこと。
ぼくたちはぼくたちの世界を、戦争のない世界にしたかった。
けど結果、ぼくと“もちぬし”の世界は終わって……終わって?
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《……終わってなんかいない》 |
ぼくは、新しい世界を勝ち取ってみせる。
それから、誰も悪者にならない世界を作るよ。
大好きだったあなたが、いつか産まれかわってくる日のために。
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《ハザマ時間、0200――――“SWIFT”起動。行動開始》 |

駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お魚(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お肉(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
幻術LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
呪術LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
領域LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
防具LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
付加LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
ItemNo.1 不思議な武器 から射程1の武器『
慚愧』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
ItemNo.2 不思議な防具 から防具『
慟哭』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
ItemNo.3 不思議な装飾 から装飾『
衝動』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
マインドブレイク を研究しました!(深度0⇒
1)
マインドブレイク を研究しました!(深度1⇒
2)
マインドブレイク を研究しました!(深度2⇒
3)
ライトニング を習得!
カース を習得!
リフレクション を習得!
カタルシス を習得!
ピュリフィケーション を習得!
デッドライン を習得!
ディム を習得!
ダークネス を習得!
マインドブレイク を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!