道明寺 麗華(ドウミョウジ レイカ)
女性/16歳・熾盛天晴学園高等部一年生
一人称:おれ/二人称:呼び捨て(同年代まで)~サン(年上)アンタ
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異能「命火(ミコトビ)」
道明寺の血を引く人間が受け継ぐ発火能力の異能。
炎の強さ、温度、範囲は名の如く使い手本人の人生――己の命と共鳴し、強くも弱くもなる。
命火の能力を持った人間は、殆どが幼少期に打ち込めるものや護りたいもの――「生きる喜び」を見つけ、その炎を青色へ変え、異能を思うがままに操るようになる。
――が、レイカはまだそれに至っておらず、最低限の発火能力しか使用できない。
命を懸けて打ち込めるものも、守りたいものも、夢も、人生の中で見つけておらず、彼女の炎は赤いままである。
それゆえに一族からは馬鹿にされているらしく「命火の冷火(レイカ)」などと揶揄されているらしい。
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小さな神社の娘。
異能が上手く操れていない関係で家族とは上手くいっておらず、現在はエクレールツクナミで一人暮らし。
自分が己の異能を上手く引き出せないことに腹立たしさや苛立ち、焦りを覚えている。
その為「怪我や命の危機になれば異能の力が引き出せるのではないか」と考え、好戦的な人間にはすぐ戦いを吹っかけている。
関わりの少ない人間からは喧嘩好きの不良、と思われているようだ。
好戦的でなければ戦いを吹っかけることもなく、異能をこじらせていることと口調以外はそこそこに穏やか。
趣味は料理、裁縫。家にいた癖で量を作りすぎては眉間に皺を寄せつつ近所にあまりものを配ったりなどしている。
人並みに可愛いものや動物、甘いものが好きだがキャラではない、と黙っている。