NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 0:00~0:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 






001.「Infection」――あるいは、どこかで筋違えた脚本について



 結局の話。オレに足りない物は諦念だったのだと思う。
 本当の所、出来ない事は幾らでもある事位は頭の奥ではわかっている。理解しているし、認めてた。
 自慢じゃねーけど、大抵のものは案外できてしまう。だから、その諦念すら自分でも分からなくなってしまったのかもしれない。
 努力だってできる。出来るから、今まで積み上げた物も見えてしまう。
 
 だから、自分にはどうにもできない事にすら、諦めることを出来なくて。
 だから、それを叶えるために、何かを捨てる事を出来なくて。

 このままじゃダメだ、なんて言葉は言えなかった。
 それでも頭の片隅で、やり直しを望んでいた。人生のやり直し。今までのを全部捨て去って、全く新しい何かと共に、出来ないことをやれることを。
 
 そう。オレにはそれが出来ない。それは怖い事だと分かっているから。諦められねえ癖に、捨てる事も出来ない。
 
 出来ない、出来ないから、オレは此処にいる。
 地獄にすらいけないオレを、誰だって掬ってくれさえしようとも思わない。
 オレは、小野木瞬は、そんなチャンスにすら手を伸ばせやしないのだ。それでも、オレはまだ、



一条 燈大
中性的な見た目の三つ編みおさげの少年。
ぱっと見の印象は物静かで愛想がない。
常に腰に沢山の画材の入ったポーチを下げている。
「で、瞬は入部届出してきたの?」
「……まぁ。後で出しに行こうかな? なんてよ」

 春。今から言えば、結構前だ。イバラシティに二人して越してきた。
言い出したのはオレ。田舎にいれば、都会に対しての憧れ位抱く。出来ない事も出来るのだと夢想したから。
「ふーん。まあがんばれよ」

 要するに、演劇をやりたかったのだ。ちゃんとしたところで。そして当然の様に演劇部はあった。
だからオレはこのまま手が届くと思ったのだ。
だけど。

「ちょちょちょちょちょまてよ。おいおいおいおいおい、オレっちたちの友情ってそんな淡泊な返事で終わるようなものじゃないだろ?」
「あるだろ、こう。その間はなんだよとか、一人でやる気かよとか、今日の晩飯何にするとかよ!」

 あの時共有していた筈のトータは、そうじゃなかったのだとその時初めて知った。どうしてだ、と問い詰めるべきだったか、と言われるとオレには上手く言えない。
大体、そう問い詰める理由もない。同じ場所へ向かう事など確約していたわけじゃあなかったし。

「だってどうせどこ行ったって瞬はうまくやんだろ」
「……で、さっきの間はなんだよ」
 
 だから、オレは答えに窮した。どうしてだと、自分に問い詰めた。
答えはそう難しい物ではなかったと気付くのは、劇的な瞬間でもなければ一生気づかなかったのかもしれない。

「なんかよお。つまんなそうだなって」

 共有していた、と信じていた物こそが、答えだったのだと。


  
だからこそ、トータの冷たくなった、いやに綺麗な──絵に描いたような──その体を見てしまったオレは。
小さな頃からずっと一緒で、知らない事なんてないはずの一条燈大という男に対して。
──どうしようもない、嫉妬を感じた。それは、当時のオレがやりたくても出来ない劇的な瞬間だった。



感情ってのを甘く見てはいけない。
オレにすら思いも寄らない事を引き起こす。
オレは、置いて行かれたと感じた。
全てを捨て去って、最初からやり直そうとした男に対して。
オレはただ、嫉妬したのだ。
オレに出来ないことをしでかした、そいつにたいして。

オレにはそんなチャンスへ手を伸ばせさえしなかったことに対して。
これがどんだけダサいことか位は分かっていても、止められやしない。

一言言ってやらなければ気が済まない。
『勝手にオレっちを置いていくんじゃない』
と。

これからの事への後悔は、その時にすればいい。
なんたってオレに足りない物は諦念だったのだから。

それに。
あの劇的な脚本家であり、いっぱしの役者である奴にライムライトを当てる機会をみすみす手放すなんてことは。
諦められないオレには到底不可能な相談であろう。



小野木 瞬
幼馴染の仕出かしたことへ
嫉妬をしている男。
小野木 瞬
SIDE:ANSINITY

彼の罪は、「全てを欲しがった事」
そして、「自分の運命を他人に委ねた事」

手に入らない物にすら欲しがり、諦める事を知らず。
だというのに、その自身の運命を、照らす、という大義名分で他人へ委ねた。

なにより、それを僅かでも自覚している事こそが、彼の罪だ。

自覚的な罪人は赦されるつもりはない。









ENo.128 燈大 とのやりとり

燈大
「……瞬」

短く。安堵の入り混じった声色が、ぽつりと落ちる。
誰彼の入り混じった狭間の地で、見知った声がそこにある。
端末越しに君の声を聞いた少年は呟く。

「無事だったんだな。よかった。……心配、してた」

燈大
「で、一人でいるのも、その、なんつか……。
 ……一緒に、行かねえ? 今、どこにいんの?」

首に、蛇に巻かれたような絞め痕を残した少年は。
一条燈大は、狭間の地で一人、携帯端末を握りしめた。

「……迎えに、行くからさ」






特に何もしませんでした。















TeamNo.720
ENo.720

ハザマに生きるもの
ナレハテ







武術LV15 UP!(LV0⇒15、-15CP)
制約LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
武器LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

トオイ(573) により ItemNo.5 不思議な石 から装飾『SX-70』を作製してもらいました!
 ⇒ SX-70/装飾:強さ30/[効果1]幸運10 [効果2]- [効果3]-/特殊アイテム
トオイ
「注文どおりに作ったスけど、なんスか? これ? アー……まあいいけど。ご利用あざーっス。」

燈大(128) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『新品の鉛筆』を作製しました!
ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『メリケンサック』を作製しました!
 ⇒ メリケンサック/武器:強さ30/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程1】/特殊アイテム

「趣味悪」

マキナ(567) の持つ ItemNo.7 から射程3の武器『白く鈍い刃』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆

ストライク を習得!
アサルト を習得!
デアデビル を習得!
チャージ を習得!
イレイザー を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが2増加した!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






瞬(720)不思議な食材 を入手!






次元タクシーに乗り チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》 に転送されました!
ドライバーさん
「ほら降りた降りた。次の客が待ってんだわ。」


チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(山岳)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(山岳)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調26⇒25

燈大(128) からパーティに勧誘されました!

採集はできませんでした。
   - 燈大(128) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)
   - 瞬(720) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 


エディアン
「1時間が経過しましたね。」

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


チャットで時間が伝えられる。


エディアン
「ナレハテとの戦闘、お疲れ様でした!
 相手を戦闘不能にすればいいようですねぇ。」

エディアン
「さてさて。皆さんにご紹介したい方がいるんです。
 ――はい、こちらです!こちらでーっす!!」


エディアンの前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。

ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。初老くらいに見える。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」


帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。


エディアン
「陣営に関わらず連れて行ってくれるようですのでどんどん利用しましょー!!
 ドライバーさんは中立ってことですよね?」

ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」

ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」


窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。


エディアン
「たくさん・・・同じ顔がいっぱいいるんですかねぇ・・・。
 ここはまだ、分からないことだらけです。」

エディアン
「それでは再びの1時間、頑張りましょう!
 新情報を得たらご連絡しますね。ファイトー!!オーッ!!」


エディアンからのチャットが閉じられる――












イグジスタンス
ENo.128
燈大
ENo.720

ハザマに生きるもの
歩行石壁
大黒猫




515 116


1st
大黒猫



3rd



4th
歩行石壁

















イグジスタンス
ENo.128
燈大
ENo.720

檀花深藍
ENo.163
シェンラン
ENo.405





531 611




3rd



4th








ENo.720
小野木瞬
小野木 瞬(オノギ シュン)
身長168cm

相良伊橋高校高校1-1。成熟前の青年前。ノリは軽い。お調子者。

校則に引っかからなさそうな程度に髪を茶髪に染めて、
制服の下にパーカーを着込んでいる。
少々年季の入った一眼カメラを大体の時首にかけている。

「やはは、どーぞよろしく。楽しんでいきましょー」

△異能
撮った写真がまるで映像のように動く。
制御は出来ていないようで、動くときと動かない時の区別はついていない。
そもそも写真を撮るのが趣味な部分もあり、本人は大して気にしていないようだ。

既知RPは歓迎です。

────
サブPC
渡辺慧
高校2年。
特徴的なパーカーを着用している怠惰な男子生徒。
高い所によくいる。

────
瞬の立ち絵やアイコンは、ちげ様にかいていただきました。
25 / 30
5 PS
チナミ区
J-5
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4メリケンサック武器30攻撃10【射程1】
5SX-70装飾30幸運10
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術15身体/武器/物理
制約5拘束/罠/リスク
武器20武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
チャージ50100敵:4連鎖撃
イレイザー50100敵傷:攻撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[20]




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / チズ太郎