
夢を、見ているようだった。
私が将来なりたいと思っていた姿で、慎ましくも送りたいと思っていた生活を営む日常。
幼い頃に見た村のシスターと同じように、私が教えを説きながら実践する。
私が手を差し伸べ、そして街の人に助けられる。
私が夢見た生活に一番近い時間。
……でも、私は。
そうは、ならなかった。
いえ、そうならなかったどころか、私は――
吸血鬼に誘われ、吸血鬼を願って、私は
「……っ!」
イバラシティから飛んだ意識が黒い夢を伴いハザマへと着く。
この姿で幾度となく見てきた夢を思い出し、自分がどういう存在なのか改めて思い知らされる。
今回は少し堪えた。本当に、シスターになる夢を見るとは。
*わおぉーん。*
狼の声が傍で響く。ただしその体は半透明。
良かった、貴方も一緒ね。
透けた瞳が此方を心配そうに見つめる。私は、"彼"に手を伸ばし頭を撫でる。
「……大丈夫よ、クア。いつもの、こと」
冷たくも狼の毛並みが手に心地良い。
何度もあったことだ。今更、なんてことはない。
ただ、本当に幸せな夢を見た後で、現実を突きつけられて。
……でも、そんな私でも、あんな夢が見れた場所なのだから。
私の進むべき道は、迷いなく決めれそう。
持つべきものはきちんと持っている。
ロザリオ代わりのダガー、修道服の裾の内や腿のホルスターに隠したナイフ。
そして"彼"。
「ねえ、クア。貴方はどうするの?」
"彼"に聞く。出会ってからとても従順について来てくれている。
だけど、一応。
*おぉーん。*
遠吠えと共に頷きが返り、私の傍に模倣の体が寄せられる。
分かってはいたけど安堵し、抱きしめる。本当に、良い子。
「……ありがとう、クア。」
クア。アクアレール――水彩画。
私は変幻自在に姿を変える粘体の"彼"をそう呼んでいる。
喋る事のない"彼"だが、私の言う事は問題なく理解しているようで、名前も喜んでくれた。
彼の心の内までは分からないが、私の支えなのは確か。
「では、行きましょう。……ああ、そうだ。」
もしも、夢で会ったあの人達ともう一度会えて、イバラシティを守るのならば。
一緒に旅をして、みたいかも。

駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
駄木(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
エナジー棒(30 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
命術LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
武器LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
ItemNo.5 不思議な石 から射程2の武器『
投げナイフセット』を作製しました!
⇒ 投げナイフセット/武器:強さ30/[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程2】/
特殊アイテム
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シスター・ヴィー 「……よし、とりあえずはこれ。」 |
スシキ(226) の持つ
ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『
封呪包帯』を作製しました!
風花(942) の持つ
ItemNo.4 不思議な牙 から射程2の武器『
投げナイフセット』を作製しました!
風花(942) により
ItemNo.4 不思議な牙 から装飾『
ロザリオナイフ』を作製してもらいました!
⇒ ロザリオナイフ/装飾:強さ30/[効果1]体力10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
ウチモ(315) とカードを交換しました!
忘れた幸運
(ヒール)
デアデビル を研究しました!(深度0⇒
1)
デアデビル を研究しました!(深度1⇒
2)
デアデビル を研究しました!(深度2⇒
3)
ウォーターフォール を習得!
アクアヒール を習得!
☆水の祝福 を習得!
☆アイシクルランス を習得!
☆初習得ボーナス:各FPが4増加した!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!