熾庭 颯木(おきば さつき)
163㎝/17歳
『私立祝都(のると)高等学校(※設定のみ)』に通う2年生。
自宅は『熾庭剣術道場』。
12歳までを別の区の養護施設で過ごすが、ある事件をきっかけに熾庭家に引き取られ養子となった。
実の両親とは物心つく前に死別しており、どちらも身元などの詳細は不明。父に至っては、異国の出身という事位しか分かっていない。
夕焼けの様な赤毛と目の色を持つ。
染めた訳でもカラコンでもなく生来のものだが、些か目立つそれは、本人にとっていくつか抱えるコンプレックスのひとつとなっている。
顔半分は常に長い前髪で覆われ、極力人前で晒そうとはしない。
鼻の上には、淡いそばかすが散る。
物静かで、人の多い場所や目立つ様な行為を好まない。
自己主張が苦手で、人と打ち解けるのに時間が掛かる。
無論、スキンシップ等も苦手である。
現在ミラン(Eno.1395)の営むラーメン屋、『麺屋 BANKA』にてアルバイト中。
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【異能】
『風犬』
風を操る。空中で自身に制動を掛ける等、短時間・微弱ながら重力にも干渉出来るらしい。
能力を発現させる際、一瞬山犬の様な幻影が現れる。
その事と何か関係があるのか、イヌ科の動物と相性が良い。わんこと戯れてる時は、年相応の顔を覗かせる事も。
【家族】
熾庭 左近次(おきば さこんじ)
32歳。サツキの養父で、『熾庭剣術道場』の道場主。
自身の修める『熾庭古流剣術』とは別に、普段は一般的な剣道を教え生業にしている。
警察からは指南役として呼ばれる事もあり、それが縁で懇意になった刑事からサツキの養子縁組を持ちかけられた。
熾庭 七織(おきば ななおり)
27歳。左近次の妻、サツキの養母。和柄モチーフを得意とするデザイナー。
熾庭 弧鉄(おきば こてつ)
5歳。サツキが引き取られた年に生まれた、左近寺と七織の実子。
\さつきねーは!しょーらいおれの!およめさんになんの!(フンス)/
じいちゃん
64歳。七織の父で、『丹青』という雅号を持つ日本画家。無口で日本酒好き。