▼設定
「俺が王様の世界とかは欲しくないかな。だって何もかもが思い通りとかつまらないじゃん。」
○ 栗丸 翔太 (くりまる しょうた)
25歳 男 6歳下に妹が居る
栗丸商店という雑貨店を営んでいる。
夏でも被っているニット帽と巻いてるマフラーがトレードマーク。
いつもはもっぱら店で新聞を読んでいるか、店番を妹に任せて出歩いている。
▼異能
「この力を使えるのが俺で良かった。悪人の手に渡ってたら世界はもっと大変だったんじゃない。」
【汝の名は】
生き物に対して「汝の名は○○」という風に勝手に名付けると、相手を手懐けることができるようになる力。
生き物と書いてるが、精霊などの実体を持たない相手にも効果がある。試したことはないが幽霊などにも恐らく効くのではないかと本人は踏んでいる。
ただし完全に手懐けられるわけではなく、相手の反抗意思が強ければ強い程効果が切れやすい。
前に通りすがりの不良に試みたところ効果時間は3秒程だった。
本人曰く「人間相手にはあんまり使いたくないかなー。効果が切れた時の報復がこえーし。」だそう。
力を使うとしてももっぱら野良の犬猫に使っている。
「おにぃは何も考えていないように見えて、本当に何も考えていないんだよ。考えるまでもなく、結論が出てるから。」
○ 栗丸 恭子 (くりまる きょうこ)
19歳 女 6歳上に兄が居る
栗丸商店という雑貨店を営んでいる栗丸翔太の妹。
大学には行っておらず店を兄と共に営む傍ら掛け持ち可のバイトをして暮らしている。
髪型はボブに見えるが後ろで更に長い髪をおさげにしている。
年相応にしっかり者だが、兄のことを「おにぃ」と呼んだりする辺りまだまだ子どもな面もある。
アイコンはpicrewの「おんなのこをつくろう。」様のを使用。
▼異能
「多分、おにぃとセットの能力なんだと思うよ。一つ一つなら大した驚異じゃなくても、二つ揃ったら…なんて。」
【安寧の音】
心を癒し、落ち着ける音を歌として口ずさむことができる力。
どんなに興奮状態にあったとしても、闘志に燃えていたとしても、恭子の歌を聞くだけで心を持つ者は途端に穏やかになってしまう。
一見して平和な能力だが、使い方を誤ってはいけないと恭子自身危惧しているようだ。