赤い日記帳
【最初のページ】
パパ、ママ、転入祝いありがとう。
早速貰った日記帳に書いてみます。
二人と一緒に暮らせるのはもう少し先だけど、私がどんな暮らしをしてるのか。
パパとママにも知って貰えるように、普段の事を書けたらと思います。
でも、やっぱり恥ずかしいので、見せるのはママだけにするかもしれません。
ごめんね、パパ?
【転入初日】
学生寮はとても綺麗で、楽しい寮生活が送れそう。
早速学内探索に出掛けてみます。
親切な先輩の案内もあって、学園内を色々見て回れました。
この学園で、私のやりたいことは見つかるのかな?
【街巡り】
ダーたんの勧めもあって、イバラシティを巡ってみました。
区毎に全く特色が違い、新鮮な驚きでいっぱいです。
面白そうな甘味処もありました、また通ってみたいな。
【迷子】
大切なお友だちが出来ました。
その子は初めは迷子のようでしたが、今はもう大丈夫です。
他にも友達が出来て、いつかパパとママにも紹介したいです。
【白南海】
変な夢を見ました。
シロナミとかいう男の人が出て来て、
世界が侵略されるとか可笑しな事を言うんです。
とても…、とても不快です。
【12月20日】
今日も平和な一日でした。
毎日こんな日が続けばいいなと思ってます。
…ちょっと年より臭いでしょうか?
何だか今日はとても眠いので、早めに寝ます。
お休みなさい。
荒れ果てた街の片隅に男が立っていた。
「くっくっ…
ハーハッハッハ!!!」
男は堪えきれないといった様子で笑い出す。
その様を一言で表すなら、嘲笑。
手には可愛らしい装丁の赤い日記帳が握られていた。
そこに書かれていたのは、何の変哲もない一人の女子高生の日々の記録。
男はそれを見て、嘲笑ったのだ。
「随分と楽しい毎日を過ごしてんじゃねぇか、理音ちゃんはよぉ?
自分がその幸せな日々をぶっ壊す侵略者だなんて考えは微塵も持ってねぇ。
これが笑わずにいられるかっての!」
端田理音…それがこの日記帳の持ち主の名。
彼女は転入して来たばかりの高校一年生で…
当然だ、イバラシティに現れたばかりなのだから
両親とは家庭の事情で疎遠になっており…
事情なんてない、親役を謀るための建前だ
今は学生寮で生活している…
他に住むところなどないだろう?
友達作りに積極的で…
後々裏切るためにか?
常に"本"を持ち歩き、その"本"に助言を求める
その"本"というのが……
「
これだ。」
男のベルトには銃のホルスターのような形で一冊の本が提げられている。
それは確かに、端田理音が持ち歩いてる本…彼女が呼ぶところの"ダーたん"によく似ていた。
違う点は、この本には封がされていない事…。
そして、本の表題が露になっている事。
『ダンタリオン』
それがこの本の名であり、彼ら総ての名でもある。
暴虐のダンタリオン
老若男女様々な姿を持つ悪魔。
スーツを着た粗暴な男、左腕を鋭い刃のように変じさせる。腰のベルトに本が提げられている。
その言動から『暴虐』として区別される。
男の姿は一つではなかった。
時には女であり、子供であり、老人であり。
そして、何の変哲もない女子高生でもあるのだろう。
変わらないのはただ一つ、常に所持しているその本だけ。
「で、最初は俺か。チッ、暴れまわるには時期尚早じゃねぇか…。」
男は不満げに悪態をつく。
暴れまわるのが目的なのかと問われると、決してそうではない。
「折角なら仲の良いお友達沢山作ってから襲わせろや。
その方が色濃く楽しめるじゃねぇか!なぁ!?」
人を破滅させ、その感情を貪る…。
悪魔が望むことなどそんなものだ。
そこには善も合理も信念も無い、あるのはドス黒い掃き溜めのような渇望。
人を陥れたい、ただそれだけなのだ。
「――しっかし、他の連中に比べれば俺が一番まともか。
アイツらに下準備なんて出来るハズもねぇしな…。
くそっ、あの狂人ども、ウザってぇ…。」
男は頭をボリボリ掻きながら歩き始める。
出発の準備、武装の確保、利用できる人手も欲しいか?
幸いツテはあるが、それにしてもやる事が多い。
しかもリミットはたったの1時間、悠長な事はしてられない。
「――あぁ、そうだ。その前に。」
だが、男は突然振り向いた。
背後には赤い血を固めたような異形の存在…
ナレハテ。
その化け物が今まさに、大きな口を開いて襲いかかってこようとしている。
興味が沸かず無視していたが、つきまとわれるのは鬱陶しくて敵わない。
「テメエはもがき苦しむのか?泣き叫ぶのか?醜く命乞いでもすんのか?」
男の左腕が、その骨肉ごと蠢き形を変える。
真っ当な人間にはありえない変容、それは彼が人ではない証明と言えるだろうか。
腕は黒く変色し、鋭い刃を備え威容を放つ。
己の血が刃を滴る、その色はナレハテよりもなお赤黒い。
「しねぇんだったら邪魔すんな、雑魚がッ!!」
刃が振り下ろされた――

駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
具現LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
変化LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
付加LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
水晶(798) により
ItemNo.4 不思議な牙 から射程3の武器『
第一章【鼓動】』を作製してもらいました!
⇒ 第一章【鼓動】/武器:強さ30/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程3】/
特殊アイテム
 |
水晶が女性の姿を映し出す。
「あなたの必要としてくださるものが、どうか出来上がりますように。」 |
シア(1077) により
ItemNo.6 不思議な食材 から料理『
樹貯丹』をつくってもらいました!
⇒ 樹貯丹/料理:強さ30/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10/
特殊アイテム
 |
シア 「方薬の一種。植物由来の蛋白質が詰まっている。 読みはきちょたん。 最近の言い方で言うとソイミートとかそんなん。」 |
ItemNo.4 第一章【鼓動】 に ItemNo.7 を付加しようとしましたが、付加材料を見失ってしまいました。
サン(25) とカードを交換しました!
サン
(スイープ)
サモン:サーヴァント を研究しました!(深度0⇒
1)
サモン:サーヴァント を研究しました!(深度1⇒
2)
サモン:サーヴァント を研究しました!(深度2⇒
3)
クリエイト:タライ を習得!
ガードフォーム を習得!
ローバスト を習得!
召喚強化 を習得!
ディベスト を習得!
クリエイト:バトルフラッグ を習得!
上書き付加 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!