［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

　道半ばでゲームオーバーになるというのは大した問題ではない。
　間に合わなかった、時間が無かった、もう少し早く来ていれば。
　そんな後悔は幾らでも後付けできるし考えられる。
　夢の中でうなされることもあるだろう。幻覚にお前のせいでと攻め立てられることもまた然り。
　それでも前に進もうとしないのならただの木偶に等しい。お前の旅はここで終わりだ。
　ワタシは違う。何故なら勇者なのだから。

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　天津風ヒトミは1103番目に創生された勇者だった。
　その前までナンバリングされた勇者とは邂逅したことが無い。ただそれだけの数の勇者が輩出されたという事実のみを知っている。
　慰霊碑のように刻まれた番号を見て、自分が次代の勇者になるのだと息巻いていたのは遥か昔の事。
　1103番目の勇者は此処に立ち、イバラシティを救うことを決起してアンジニティとして戦った。
　結果はタイムオーバーによるエンディングだ。
　両者とも決着が着かず、陣取りゲームはドローで幕引きと相成った。

「……そういうこともあるよね！」

　風になびく白髪を鬱陶し気にかきあげながら、虚空に向かって伸びをしながら瓦礫の上に座り込んだ。
　世界を救う道程は艱難辛苦を極めよう。これもまた結末の一つ。
　無量大数に伸びる樹形の道行きに行きついた物語の帰結。

「『次』は勝つ。勇者は不滅なんだから。エンディングを勝ち取るまで何度でもリトライするんだから」

　すべては世界を救う為に。
　イバラシティという仮想的に幾度となく挑戦し、その身が崩れ落ちるその時まで。
　いつか誰かが、自分を殺してくれるその時まで。
　七転八倒、千荊万棘。あらゆる災厄が、隣人が、運命が牙を向けてきたとしても構うものか。
　己は必ず勝利する。すべての悪を打ち払い、すべての悪を倒し終えるその時まで。

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響奏の世界《イバラシティ》へと世界が戻り行く最中。
世界のすべてが白紙化される直前、天地を揺るがす程の残響が響き渡った。
後付けの後悔などする暇もなく、己の構成するデータの全てが粉々に砕かれる幻聴を聴いた。

ENo.245 兎乃 とのやりとり

ItemNo.6 デトックス・ハーブティ を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（5⇒6）
　今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。

エネ(14) は 古雑誌 を入手！
ヒトミ(283) は たけのこ を入手！
ピースとレーコ(713) は 柳 を入手！
ルリ(1507) は たけのこ を入手！
ヒトミ(283) は 牙 を入手！
ヒトミ(283) は 爪 を入手！
ヒトミ(283) は 牙 を入手！
ピースとレーコ(713) は 牙 を入手！
ピースとレーコ(713) は 何か柔らかい物体 を入手！
エネ(14) は 何か柔らかい物体 を入手！
ヒトミ(283) は 何か柔らかい物体 を入手！

歩行軍手を招き入れようとしましたが、エイド枠がいっぱいでした。

使役LV を 3 UP！（LV12⇒15、-3CP）
防具LV を 3 UP！（LV22⇒25、-3CP）

プテラ(638) とカードを交換しました！

魔法の壺 （デッドリィトクシン）

チナミ区 B-4（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 H-15：釣り堀』へ採集に向かうことにしました！
　　 - ヒトミ(283) の選択は チナミ区 H-15：釣り堀
　　 - ルリ(1507) の選択は チナミ区 H-15：釣り堀

MISSION - 未発生：
　　 - ヒトミ(283) の選択は チナミ区 H-15：釣り堀（同行者が達成済み）

―― ハザマ時間が紡がれる。









ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。






針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――









声は淡々と、話を続ける。






























声はそこで終わる。



















榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。