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<< 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [戦闘:エイド1]OK. 




世界が一旦閉じる。それがなんとなくわかった。
今回の試みはうまくいかなかった、たぶんそういうことなのだろう。

だけど、これでよかったのかもしれない。
時折流れ込んでくるイバラシティでの記憶の中で、笑う私はとても楽しそうだった。

鴉乃宮さん
「……」

新しい友達ができた。一緒に戦って、遊んで、食事をして、お花見もした。
永遠に散らない桜の花の下で、お弁当箱をテーブルに乗せて、飲み物がいくつも入るクーラーボックスを広げて。
4人でわいわい、とてもとても楽しかった。

おにぎり、唐揚げ、卵焼き。

桜を見ながら皆で食べるお弁当が、あんなに美味しいなんて思いもしなかった。
たくさんのジュースで乾杯をして、こんな日がずっと続くといいなって笑っていた。

あんなに気が合う友達が、こんなに近くに居たなんて思いもしなかったから、
私は本当に、笑いながら泣きそうだった。

彼女達のうちの1人にもらった宝石、トルマリンは私の宝物だ。
この世界でも色褪せることなく輝いている。



他には……そうだ。
ちょっと離れたイタリア料理屋。たしか同学年だったあの子達は、元気にしているだろうか。

すごく気が利く青い髪の子と、少しだけおだやかな感じの金髪の子。
あれはいい組み合わせだと思ったものだ。そう、ちょっと羨ましくなるほどに。

あの街に来てから私は1人で戦っていたから、
ペアを組んでおくべきだったかと内心嫉妬したのは仕方のないことだと思う。

あぁ、そうだ。

結局まだ一緒に遊ぶ約束を果たしていない。屋上で景色を眺めていない。
見せたい景色があったのに、感じてほしい風があったのに、
多分もう、イバラインの通知は鳴ることがない。

私は受けてくれるだろうか。

どうだろう。いや、きっと大丈夫だ。私はとってもマメだから。
遊びに行っていい?なんて言われたら、すぐに返事を返すんだろうな。

……ところで、あのタヌキのアイコンはとても可愛かった。
もう、受け取ることはないのが、少し悲しい。



デパートで会った彼はどうしているだろうか。
彼のおかげで2人に出会えたのだから、感謝するべきなのかもしれない。
それに、あの店は安くて美味しくて良いところだった。

でも……港の一件は忘れてない。

そう、あの小さな紳士は元気にしているかな。
彼のことは凄く怖がらせてしまった。

あぁ、どうして私はあそこで一言口に出すことができなかったんだろう。
強い心を持った少年だった。彼との会話の記憶が、今の私を少しだけ優しくしたのだと思う。

……うん

……それもこれも、やっぱり全部彼のせいだ。感謝の言葉は取り消そう。
まさかデパートで出会って、イタリアンを食べて、またすぐ出会うなんて思っても見なかった。

なんてタイミングの悪い男!

彼とは友達だけど、早々に決着をつけたほうが良い気がしてきた。
彼は間違いなく正義だ。こちら側には居ない。だからきっとどこかで出会うだろう。

……そうだ

まさかとは思うけど、あの小さな紳士もここに来ているなんてことは……いや、まさか。
彼が胸元に隠したナイフを抜く姿なんて、そんなものは見たくない。

彼は、もっと子供らしく生きるべきだ。

そんなこと言ったら、きっと彼は怒るんだろう。でも、私はもっと、もっと彼に心から笑っていてほしい。
そのためならいくらでもラーメンをおごってあげるから、どうか、彼がここにいませんように。



そういえば温泉にも行った気がする。
メンバーは今も共に旅するパン屋とカフェの店員さん。……あれ、なんで1人居ないんだっけ。
……そうか、まぁ、ほら、彼女は魔法少女だから、きっとイバラシティでは色々あったんだろう。
まさかイバラシティでも魔法少女じゃあるまいな。いや、たしか大丈夫だったはずだ。

まぁ、彼女についてはこの世界でうまくやっているし、良しとしよう。

とにかく温泉は楽しかった。遅刻してしまったのもいい思い出だ、と思いたい。
なんだか取り合いのようなことをしてしまった気がする、が、この記憶は抹消したほうがいいんだろうか。
いや、皆良い思い出だと思っているのだろう。もうあれも手に入らないもの、なのかな。


あー、そうだ、マンションでも色々なことが……


……






こうしてみると、色々なことがあった。とてもとても、全て書ききるなんてできない。

鴉乃宮さん
「……」

私は、どうなるんだろう。
私は、イバラシティの私とは別物で、ただ記憶だけを持った存在にすぎない。

この世界に絶望して、嫌気がさして、滅ぼそうと思ったその時から、
私は、私と別物になった。

……いや

もしかしたら、ルールを考えてみると

私が、このどうしようもない存在こそが鴉乃宮日向子という人間で、
楽しく笑う私のほうが、今回の試みによって生まれて、
明るい学生の役として当てはめられたモノにすぎないのかもしれない。

鴉乃宮さん
「まぁ、もうそれもどうでもいいか」

じきに記憶の繋がりも無くなることだろう。
この世界には何もない。守るべき者は自分から捨てた。

なら、もうこの仮面も必要ない。

後のことは任せたよ、私。
そして今までありがとうみんな。

私はまた、この世界のことを好きになれるように頑張ってみるよ。







ENo.515 ラビィ とのやりとり

「……そっか。」

ラビィは、どう納得したのか。うんうんと頷くと快活な笑みを見せた。

「そんじゃ、もうひと頑張りしましょっか♡」


ENo.783 シトリ とのやりとり

(……あれは。見間違えようがない。
『シトリ』の友達の……)

(……接触、するべきか?
でも、『私はシトリじゃない』んだぞ。
警戒されるだけで済めば御の字だ)

(ああ、でも、なんでだろうな。
このタイミングを逃したら、一生会えない気がするんだよな。
――仕方ない。この身体の偽りの記憶を、少しでも彩ってくれたことを――)

「――はじめまして、日向子。
私はシトリであって、シトリでないもの。
アンジニティと呼ばれる出身の人間」

「君がどっちの陣営かに興味はない。
私にとってはどうでもいいことだからね。
だけど、一つお礼をしておこうと思ったんだ」

「『シトリ』に付き合ってくれてありがとう。
偽りの記憶とはいえ、随分楽しく過ごせたみたいだからね。
同じ身体の持ち主として、そして記憶の共有者として、感謝してるよ」

「……興味ないとは言ったけど、君が世界の敵でないことを願うよ。
人を斬るのは嫌だし、それが『シトリ』の友達なら、余計ね。
……返信はそっちの気分に任せる。じゃあね、日向子」


一方的な通信が入り、そして途絶えた。






鴉乃宮さん
「今までありがとう。そして、これからもよろしく頼む。」

兎乃
「みんなごめん・・私はちょっと離れるわ。短い間だったけど、ありがとね。」















仲良しうさぎ
ENo.211
鴉乃宮
ENo.245
兎乃
ENo.515
ラビィ
ENo.536
チヒロ
ハザマに生きるもの
稲刈り機
歩行小岩
ぞう
土偶
















鵺 -nue-
ENo.170
雷蔵
ENo.354
フジハル
ENo.932
ヤシロ
ENo.1129
アキジ
仲良しうさぎ
ENo.211
鴉乃宮
ENo.245
兎乃
ENo.515
ラビィ
ENo.536
チヒロ








鴉乃宮(211)蛍石 を入手!
兎乃(245)蛍石 を入手!
ラビィ(515)孔雀石 を入手!
チヒロ(536)楔石 を入手!
兎乃(245)大軽石 を入手!
鴉乃宮(211)剛毛 を入手!
鴉乃宮(211)何か固い物体 を入手!
兎乃(245)ネジ を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
鴉乃宮(211) のもとに 稲刈り機 がスキップしながら近づいてきます。






チェリーさん をエイドとして招き入れました!

スターシャ(693) とカードを交換しました!

経過観察報告書 (クイックアナライズ)






チナミ区 P-20(山岳)に移動!(体調7⇒6
カミセイ区 P-1(山岳)に移動!(体調6⇒5
カミセイ区 P-2(山岳)に移動!(体調5⇒4
カミセイ区 Q-2(チェックポイント)に移動!(体調4⇒3
カミセイ区 R-2(山岳)に移動!(体調3⇒2

MISSION!!
カミセイ区 Q-2:通行止め が発生!
   - 鴉乃宮(211) が経由した カミセイ区 Q-2:通行止め
   - 兎乃(245) が経由した カミセイ区 Q-2:通行止め
   - ラビィ(515) が経由した カミセイ区 Q-2:通行止め
   - チヒロ(536) が経由した カミセイ区 Q-2:通行止め













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.211
鴉乃宮さん
黄金郷の退魔師、鴉乃宮さん。本名「鴉乃宮 日向子」。
でも退魔師は本名なんてなのらない。
闇に隠れて人々を守る、正義の味方なのだ。

そのはずだった、のだが世間では書類とか名前が必要で、
高校のテストも名前を書かないと0点にされてしまうのだった。

なお、イバラ創藍高校の一年生。

昼間は学生、夜は退魔師。
人の欲望を増大させ悪事を企む通称「アヤカシ」を倒すのが
彼女の仕事。今日も世のため人のため、寝る間も惜しんで世界を守る。


タニモリ地区 G-15 グランドタワー日向に住んでいます。
遺産でもらったと言っているが、実は、退魔師協会のお金です。

設定的にはアンジ側イバラ民。裏切りの徒。

----------------------------------------------------
-異能:影を操る力-
彼女の力はイバラシティの住民としてではなく、
元々退魔師一族として有していたもの。

万物の影に形を与え、操り、縛り、縫い止める力。
影からの矢の作成、狙撃による影縛りなど、
脳筋退魔師の補助任務に用いられてきた。

-魔眼:影を見る瞳-
何代も前の退魔師がアヤカシから奪い取ったもので、
鴉乃宮家発展の鍵となった。

肉眼で見えないものを捉えるという力を持ち、
透視、霊視、遠隔視の魔眼を基礎に持つ。

鴉乃宮一族では影を捉えることに利用され、
異能の効果を影の投影線にまで拡大することができる。


退魔師モード兼ハザマでの姿:
https://dl-web.dropbox.com/s/sq2ozkibr37vkfx/karasunomiya%20hinako3.jpg

プロフ二つ目はPeLさんから頂きました。感謝感激。
2 / 30
383 PS
カミセイ区
R-2
行動順2【疾駆】AG↑
5000
360







No.1 ヤンキー (種族:ヤンキー)
要求SP654
MHP3480MSP321
効果攻撃10 防御10
No.2 歩行石壁 (種族:歩行石壁)
要求SP673
MHP3448MSP307
効果鎮痛10 防御10
No.3 チェリーさん (種族:チェリーさん)
要求SP751
MHP3404MSP282
効果活力10 防御10 反撃10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5濡鴉Ⅰ防具30敏捷10
6濡鴉Ⅱ防具42体力10体力10
7蛍石素材20[武器]狂15(LV30)[防具]体力15(LV30)[装飾]耐狂10(LV15)
8剛毛素材10[武器]束縛15(LV30)[防具]加速15(LV30)[装飾]敏捷15(LV20)
9夕星レイヴンアロー武器35束縛10【射程3】
10ジクウウォッチ装飾39火纏10火纏10
11カラス人形装飾36敏捷10
12山査子素材15[武器]攻撃15(LV30)[防具]反撃10(LV20)[装飾]災10(LV20)
13ネジ素材15[武器]混乱10(LV25)[防具]追撃10(LV25)[装飾]貫通10(LV25)
14ネジ素材15[武器]混乱10(LV25)[防具]追撃10(LV25)[装飾]貫通10(LV25)
15影踏I装飾39幸運10
16何か固い物体素材15[武器]朦朧10(LV20)[防具]活力10(LV20)[装飾]反護10(LV20)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
具現15創造/召喚
使役15エイド/援護
防具32防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク7020敵:攻撃
ピンポイント7020敵:痛撃
クイック7020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール7020味傷:HP増
クリエイト:タライ5040敵:攻撃&朦朧・混乱
ラッシュ6060味全:連続増
クリエイト:ケージ5060敵:束縛
サモン:ナレハテ80200自:ナレハテ召喚

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用650【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力750【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
召喚強化720【常時】異能『具現』のLVに応じて、自身の召喚するNPCが強化
魅惑650【常時】異能『使役』のLVに応じて、戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率が上昇





被研究カード名/スキルEPSP説明
癒しの奇跡(小)
(ヒール)
020味傷:HP増
「ちょっと肉ついたんじゃない?」
(ブレイク)
020敵:攻撃
半竜の咎
(ストレングス)
0100自:AT増
ラッシュ
(ラッシュ)
060味全:連続増
IF
(サンクション)
0150敵:精確光撃&名前に「撃」を含むスキル・付加があれば更に精確光撃
経過観察報告書
(クイックアナライズ)
0200敵全:AG減




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]アクアヒール[ 3 ]アキュラシィ[ 3 ]スナイプ
[ 3 ]サモン:ゴーレム



PL / 笹木紅茶