［基本］OK.　［戦闘］OK.　

何度目かの休憩。
限界だ、
もう、いい加減にしてくれ。
未だ消えない視線に苛立ちは最高潮だ。
一服すると思わせて少し離れた場所まで移動する。
ある程度、声が届かない距離へ。

「いい加減にしろよ」

分かってんだよ、居るってことは。
こっちはいい加減イラついてんだ、そろそろ姿を見せたらどうなんだ。
ネチっこい事やってんじゃねぇぞ。
何がしてぇんだよふざけんな！

「……」
言いたいことを吐き出せる分だけ吐き出して、息を吸う。

──ズルリ、と
耳障りな布擦れの音が鼓膜を震わせる。
ズル、ズルと。それは少しずつはっきりとした不快音として確実に近づいてきた。

「は……」
異形。まさにそう形容するにふさわしい。
ヴェールで覆われて入るが、はっきりと分かる。下顎だけの頭部。
歪な多腕、地を這う下半身と思しき肉の塊。
何より異様なのは多様な女の顔の仮面。

「なんだテメェ……敵か？」
遠目に同行者を見やる。狙いはどっちだ。
ここからもっと距離を取るべきか？と判断を巡らせる刹那──

「」

それは、ひどく懐かしいような。
知っている声。若い女の声。
そんな馬鹿な。

「お前……」
異形を見上げる。視線はない。なぜならそこに目などないのだから
よく見れば首元に存在する異形の唇。薄く開いて震えたそれから奏でられる言葉。
「」
まただ。これは、俺の名前だ。
俺の名前を呼ぶこの、声は……

「そうか、やっと分かったよ。お前……」
そうだったんだな。と険しい表情から一変、それは親しい隣人にでも向けるような眼差しで
その異形に手を伸ばす。
「そうか、そうだったのかよ。早く言えよ馬鹿野郎」
もっと早く来いよ、気づかねーだろ。
「」
恐らく間違いではないであろうその名前を紡いだ。異形の身体がビクリと震えるのが見えた。
異形の腕が俺を捕らえる、それは拘束ではない。抱擁だ。
それを受け入れるように回りきらない腕を、そのうちの一つに絡めて。
「安心しな、俺が傍に居てやるからよ……」
あやすように、慈しむように、愛するように。

遠目に見えた同行者に向けて
「わり、俺もしかしたらここで消えるかも」
チェックポイントはすぐそこだ。きっとあいつ一人でも辿り着けるだろう。
辿り着いてくれ。
俺は多分、行かない。行けない。

靑児(1064) から 焼きそばパン を手渡しされました。

ItemNo.14 焼きそばパン を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 攻撃10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。

黒冴(1065) は ボロ布 を入手！
靑児(1064) は 羽 を入手！
靑児(1064) は 何か柔らかい物体 を入手！
靑児(1064) は 何か柔らかい物体 を入手！
靑児(1064) は 何か柔らかい物体 を入手！

焼きそばパン（50 PS）を購入しました。
焼きそばパン（50 PS）を購入しました。
焼きそばパン（50 PS）を購入しました。

次元タクシーに乗り『チナミ区 H-15：釣り堀』に転送されました！

靑児(1064) に移動を委ねました。

チナミ区 H-16（森林）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 H-17（森林）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 H-18（森林）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 H-19（森林）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 G-19（森林）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - 黒冴(1065) の選択は チナミ区 H-15：釣り堀（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - 黒冴(1065) の選択は チナミ区 H-15：釣り堀（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。









ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。






針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――









声は淡々と、話を続ける。






























声はそこで終わる。



















榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。