NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [スキル]OK. 




次元タクシーを降りると、そこには広い世界が広がっていた。

イバラシティに似通っているが、廃墟の街だった。

多くの生き物がひしめいている。
人型も多いが、イバラシティよりは人型以外が多い。大きいのも小さいのもいる。

周りを見回しながら、適当に歩く。

……ハザマという場所はなかなかいいところだ。見える範囲で木も生えている。
少なくとも、俺が今まで住んでいた見渡す限りの荒野よりも数倍住みやすそうだ。

見ていると、タクシーから降りてくる生き物はたくさんいた。
エディアン・カグがチーム戦と言っていた気がするが、あれらは全て侵略を頑張ってくれる者達なのだろうか?


これだけの数が居れば、俺が頑張らなくても……例えば、そのあたりでジッと根を張って土の養分をもらい受けているだけでも……ひょっとして、うまく侵略が終わったりしないだろうか……。

ちらりとそんな悪魔のささやきが聞こえたが、俺はそれを振り払って歩く。

自らの望みは他人の手に委ねず、自らで叶えるのが良い。
気分などが良い。






――――さて。


「此処は何処だ」

適当に歩いていたらそういう事になった。

迷ったわけではない。
そもそも、目的地が分からないのだから、迷うべき道がない。

「……そうか、歩くうえで、目的地が必要だったのだな」

また一つ知恵がついた。俺は賢い。


では目的地を決めながら歩こうと思ったところで、道端に落ちていた運動靴に話しかけられた。

「よお。」
「…………」

靴に話しかけられたのは初めてだったので少し驚いたのと、靴が二足揃っておらず、一足だけだったので、
(もう片方は何処に行ったのだろか…)
と、考えていて反応が遅れた。

俺が挨拶も忘れて棒立ちで眺めていると、一足だけの靴がもぞもぞと動き、その下から『緑色のベタベタした何か』が顔を出した。
文字通り、顔がある。

全身緑色のベタついたガムのような身体をしているが、そこに目と口のパーツが存在した。



道端ガムマン
「いっぽんどうだ?中身は拾いもんだけどな。」

緑の者はそう言ってベタつく指で板ガムを差し出してきた。

「ありがとう。要らない。」


栄養素にならないものを口にする者達の習慣は難解だ。
俺は丁寧に断って緑のガムのヒトを観察し――


ぽしゅっ


観察しようとしたら、ガムのヒトの指から緑のベタベタした何かが飛び出してきたので、避けた。
避けた弾は俺の後ろ数メートル先にべちゃっと落ちる。

ガムのヒトは「チェッ」と音を出した後、また板ガムを差し出してきた。

道端ガムマン
「いっぽんどうだ?中身は拾いもんだけどな。」

「…ありがとう。要らない。」

靴の下から顔と手だけを出して、さっきのやり直しをしようとしている生き物は、ヤドカリを彷彿とさせた。

――――そして、ナレハテを彷彿とさせた。

この者は、きっとこのハザマに住んでいる生き物なのだろう。



(……そういえば、エディアン・カグが「侵略は戦って、相手を戦闘不能にさせると良い」と言っていた)
それを思い出した俺は武器をとった。そして挨拶を済ませる。


「こんにちは、これから戦いを始める。」



◆◇◆◇◆

・VS道端ガムマン

・VS(779)ローラン

◆◇◆◇◆




…………驚いた。

まさか、ガムの者のすぐ後にも戦うことになるとは。
人間のようだった。いや、右腕以外人間。(右腕は、何だかよく分からなかった。)
たぶん女だ。(たぶん…胸が丸みを帯び、膨らんで突き出るという一般的な歳を経た人間の女の特徴があったので、女の筈だ。服が薄くて胸の膨らみが分かりやすかった。)

敵意らしきものがあり、刃物も向けてきたし、戦って倒すと良いとエディアン・カグが言っていたから戦ったが……。


ヒト型の生き物には、昔同族がことごとく殺されて燃やされたり住居化されたりしたので、対峙すると少々緊張する。
戦うとなると特にだ。

何となくナレハテやガムのヒトとは違う感じがしたのだが……あの者も、ハザマの生き物なのだろうか。


エディアン・カグも、もっときちんと説明してくれれば良かったのだが……
…まあいいか。終わった事だ。




(さて、目的地を決めよう。)



思考して歩き出そうとしたところで、耳鳴りがした。

それが、何か声のようにも聞こえ、呼ばれた気がした。

音がしたと思しき方向へ足を向ける。



と――草むらの中に、人の大きさくらいの丸太が転がっていた。

(……いや、普通の木ではない、か)

足のつま先でつつくと、『そいつ』はブルリと震えた。
白地を焦がして所々茶色く色付けたような棒状のそいつは、木にしては柔らかな弾性がある。
よく観察すると、円柱状の真ん中に綺麗に穴が通っていて、土管のような形状をしているのも分かった。



コイツとは何処かで会ったことがある…そんな感覚がした。
何故だか……慣れ親しんだ、身近な存在なようにさえ思う…。



「こんにちは、俺を呼んだだろうか?
 それとも、俺が呼んだのだろうか。」


声をかけてみると、ソイツはぶるぶると震えた。
――寒いのだろうか?
とりあえずは、これまでの相手のような敵意は見られない。

風に吹かれ、そいつの体の匂いが漂う。――魚の香りだ…。
だが、…生きている魚の香りではない。


「魚の死臭が凄いな…。…生きている?」


生き物だと思って話しかけたのだが、死んでいるのかもしれない。
そう思って尋ねると、ソイツは一度ぴょんと跳ねたあと、更に全身を震わせた。



ブルルルルル ブルルルルルル



(…生きている)

「……キョ…u…リョ…く……。」


体を震わせながら、何かを訴えてきた。
話すのは得意ではないらしい。
いまいち何を言いたいか分からない。
…が、敵意はなさそうだ。


「歩けるか?」

訊くと、ぴょんぴょんと跳ねて移動して見せた。

「ふむ」


敵意がなく、生きていて、こちらの言葉を理解し、会話をしようという意思があり、自分で移動出来る。

仲間として何の問題もない。


エディアン・カグは、チーム戦と言っていた。
ならば連れがいると良さそうだと思ったのだ。
だって一人でヒト型と戦うの怖い。


「俺は「ヤナ ヤナギ」と呼ばれていた。好きに呼んでくれて良い。行こう」


告げて歩き出すと、穴の通った棒状のぶるんとしたヒトは、ぴょんぴょん跳ねて隣を歩いた。


「……キョ…u…リョ…く……。……感sy……」


震えながら穴から出てきた音はさっきよりも言葉に近い。
喜んでいる。
そう見えた。

「言語の習得は難しい。ゆっくり覚えると良い。俺も協力しよう。」


新しい連れはなかなか向上心が高い。


感心してソイツを眺めていたら、いったい何処で会ったのかを思い出した。



それは、イバラシティだった。
コイツは確かに身近な存在だったのだ。
スーパーとかで日常的に見るという意味で。
大きさはもっとずっと小さいが、酷似したモノ…。


――あの仮初めの生活の中で、俺は確か、それを食物として食べていた……。
特にチーズ入りが好きだった。

穴の空いた棒状で、柔らかく、木に似ている、そんな食物。



コイツはたしか、バームクーヘンだ。



……他人の空似かもしれないが、食べてしまって悪かったな、と、あとで謝ったほうが良いだろうか。







以下の相手に送信しました

ENo.1622
チクワ・蒲鉾





ヤナギ
「チーム戦というやつだな。頑張ろう。」

ItemNo.7 ナレハテの成れの果て を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(21⇒22
 今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















串カマー(仮)
ENo.1308
ヤナ・ヤナギ
ENo.1622
チクワ・蒲鉾
ハザマに生きるもの
チェリーさん
ちわわ
















串カマー(仮)
ENo.1308
ヤナ・ヤナギ
ENo.1622
チクワ・蒲鉾
白紙の英雄譚
ENo.828
イウォセン=ルース
ENo.923
カイン・レヴォルト








ヤナギ(1308) を入手!
ちくわ(1622)白石 を入手!
ヤナギ(1308) を入手!
ヤナギ(1308)美味しい果実 を入手!






料理LV5 DOWN。(LV18⇒13、+5CP、-5FP)

具現LV2 UP!(LV3⇒5、-2CP)
使役LV1 UP!(LV0⇒1、-1CP)
武器LV8 UP!(LV5⇒13、-8CP)

八木(985) とカードを交換しました!

トレードイン (エキサイト)


ビブラート を研究しました!(深度0⇒1
ボロウライフ を研究しました!(深度0⇒1
ドレイン を研究しました!(深度0⇒1

クリエイト:タライ を習得!
クリエイト:ハンマー を習得!
クリエイト:ホーネット を習得!





チナミ区 I-8(草原)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 I-9(沼地)に移動!(体調21⇒20
チナミ区 I-10(道路)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 I-11(道路)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 I-12(道路)に移動!(体調18⇒17













―― ハザマ時間が紡がれる。



Cross+Rose内が梅の花に囲まれた景色となる。



エディアン
「皆さんこんにちはー!!
 私はいま、梅楽園に来ていまーす!」



エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



エディアン
「・・・・・何か匂いますね。(くんくん・・・)
 ・・・これは!・・・パンケーキの香りッ」



エディアンが香りの元へと振り向くと――



ベニ
二本の角を持つ体格の良い赤い大鬼。怖い顔。
ネジリハチマキを頭に巻き、ボロボロの法被を着ている。



ベニ
「残念、こいつはベビーカステラだ。」



満開の梅のなか、小さな屋台を構え、窮屈そうにベビーカステラを焼く大きな鬼がいる。



エディアン
「ベビーカステラ!?私も食べてみ――」
ベニ
「残念、品切れだよ。」



鬼の口へと放り込まれる。



エディアン
「・・・・・。・・・何なんですか?
 ただ美味しいものを見せつけたい人ですか?」
ベニ
「ああそうさ、羨ましいだろ。」



口をもぐもぐさせながら、無愛想に返事をする。



エディアン
「・・・どうしてこんなところでこんなことを?」
ベニ
「あー、あんたエディ・・・アン?だったな。俺はベニだ。イバラじゃアカツカという名だった。
 あちらの生活がクセになっちまったようで、同じように梅楽園でこれを焼いちまってる。」
エディアン
「そうですか・・・ それにしても、よく道具や素材がありましたねぇ。」
ベニ
「残骸を根気強く漁ってみろ。イバラシティの物が深く埋もれていたりする。
 何故か新鮮な食い物だったりな。アンジニティに比べりゃここハザマすら天国だ。」
ベニ
「俺の住処ら辺にも食材が在ったようで、いま仲間に運ばせている。
 届いたらどんどん焼いてやる。飢えてっだろ、アンジニティ連中は。」
エディアン
「本当ですか!?それは楽しみですっ!!
 準備ができたらまたこうして連絡してくださいね!絶対行きますッ!!」



屋台の前ではしゃぐエディアン。



ベニ
「・・・あいよ、よろしくよろしく。あー、有料だから金は用意しとけよ。」
エディアン
「はい!皆さんもぜひぜひ訪れてみてくださいねぇ!!
 それでは、また来週・・・じゃなくって―― また1時間後っ!!」



チャットが閉じられる――














串カマー(仮)
ENo.1308
ヤナ・ヤナギ
ENo.1622
チクワ・蒲鉾
ハザマに生きるもの
大黒猫
歩行軍手




624 315


1st
大黒猫




4th
歩行軍手

















涼城商店
ENo.833
涼城アイカ
ENo.1083
涼城ハルヒコ
串カマー(仮)
ENo.1308
ヤナ・ヤナギ
ENo.1622
チクワ・蒲鉾




536 315











ENo.1308
ヤナ・ヤナギ
【本来の姿】(アイコン1~4)
見た目:身長185cm ヒト型 男 (実質両性花)/肌:褐色/目:緑/髪:白緑
好物:水、土、灰、炭

生き残るためにヒトに擬態して生きるようになった植物。放浪しながら生き残っていたが、次世代を残すためには長い年月、根を張ってジッとしていないといけないので平和な世界を望んでいる。
平和な世界になったら、植物的に動かず生きれたら最高だなぁと思っている。

言動はほぼ無表情かつ淡々とした喋り方。
性格は単純で自己肯定感が強くポジティブ。
人間に擬態しているが本質的に人ではないので色々とずれている。
(でも本人的には完璧に擬態出来ていると思っているため、もし疑われたりバレたりしたら動揺します)
生き物への鑑定眼がざっくり。特に男女の識別が苦手。
追放された記憶はないからたぶんアンジニティ生まれ。

イバラシティでの姿は目、髪、肌の色以外は同じで、人として仮の生活を営む。
…仮にくらい植物的に過ごしたかった。かなしい。

名前は、昔誰かに呼ばれた気がする呼ばれ方から。


【イバラシティでの姿等】(アイコン6〜9)
名:矢那 柳(やな やなぎ)/人間男29歳/肌:黄色/目:青/髪:黒/
好物:ラーメン、オムライス、パン、クレープ
性質:身近な人にも丁寧な話し方をする。
妻子在り。


<hr>

キャラロール交流welcome♪

イバラシティでは(たぶん)まともなのですが、ハザマでは変な奴かと…ですが、どうぞよろしくお願いします。相手をするのに疲れたら流して下さい。


イバラシティでの設定煮詰め中。
ブレイス、スポットについても皆さまのを見て勉強中です。
17 / 30
104 PS
チナミ区
I-12
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4600
330







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5手に馴染む石武器15回復10【射程2】
6美味しくない草素材10[武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30)
7素材10[武器]活力10(LV10)[防具]体力10(LV10)[装飾]舞撃10(LV20)
8ねばねば素材10[武器]攻撃10(LV10)[防具]敏捷10(LV10)[装飾]束縛10(LV25)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
10美味しい果実食材15[効果1]敏捷10(LV10)[効果2]復活10(LV10)[効果3]体力15(LV25)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術5破壊/詠唱/火
自然15植物/鉱物/地
具現5創造/召喚
使役1エイド/援護
武器13武器作製に影響
料理13料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント6020敵:痛撃
クイック6020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ストーンブラスト5040敵:地撃
クリエイト:タライ5040敵:攻撃&朦朧・混乱
フラワリング5090敵列:魅了+領域値[地]3以上なら束縛
クリエイト:ハンマー50100敵:攻撃(対象の領域値[地]が高いほど威力増)
クリエイト:ホーネット50100敵:痛撃&(猛毒or麻痺)
裂け目
(クラック)
50160敵全:地撃&次与ダメ減

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷650【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運650【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
発砲
(ブレイク)
020敵:攻撃
涼風
(オートヒール)
080味傷:治癒LV増
決2
トレードイン
(エキサイト)
040敵:攻撃+自:AT増(1T)




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]アクアヒール[ 1 ]ビブラート[ 1 ]ボロウライフ
[ 1 ]ファイアダンス[ 1 ]ドレイン[ 1 ]ヒーリングソング



PL / プレイヤー