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ハザマの刻。 ハヤミは一人だ。 けれどもイバラシティでの記憶は貴方と共にある。 泡沫の絵画の残像が 貴方の心、記憶、頭の中に。 |

| ハヤミ 「ちょいと。そちらさんもアンジニティ側っすかね。 良けりゃあここで一勝負、やってくれます? あ、断ってくれてもいいっすよ。」 |
| ハヤミ 「こういうのは自分の趣味じゃないんですけどねえ……。 女子供も駆り出されてるみたいでさあ、隅っこで震えてるわけにはいかないわけよ。 ま、そういうことでね。ちっとばかし付き合って貰おうか。」 |

《攻撃》――色褪せた現実と紙上の暴力 |

《器用》――妄想を継ぎ接ぎ、ありもしないものをかたちどった |

《活力》――欺は再び 立ち上がるちからを齎す |

《幸運》――知らしめよう 描き出せ 己はまだここにいる |

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《幸運》――色彩との出会いという至上の幸運 |

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《体力》――生命の息継ぎ、肉体に残された力を見付け出した |

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《活力》――美は再び 立ち上がるちからを齎す |

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《回復》――知らしめよう 描き出せ 己はまだ生きている |







「もっとちゃんと狙いなよ」と小鳥が耳元で小言を囁いた。 |
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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |
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『沢山かけて、すごく幸せ』 |




すべては、名もなき虚構をあらしめるために。 なきものを、在るものへとすげ変えるために。 |

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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |





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――はっとした。脳裏で鮮やかに色づいた。アガタの絵画が! |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |





そこにあった仮初めが、はらりと溶けるように消えた。 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |






そこにあった仮初めが、はらりと溶けるように消えた。 |
『 』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |





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《祝福》ハヤミは中学の美術部で 絵を描いているアガタの姿を思い出した。 |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |




『そんな顔しないで』 『お前のためを思って言ってるの』 |
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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |
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《祝福》ハヤミは中学の美術部で 絵を描いているアガタの姿を思い出した。 |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |





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《祝福》――ハヤミはアガタの画集を思い出した。 |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |




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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |

「不透明度0%の見えない攻撃とかできないの?」と小鳥が耳元で小言を囁いた。 |
咄嗟に黒塗りのキャンバスで防壁を打ち立てる。 |
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《祝福》――ハヤミはばらの湯で描かれていた アガタの絵を思い出した。 |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |





『出て行け』 『ほら、一人じゃ生きていけないくせに』 |
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《祝福》――ハヤミはばらの湯で描かれていた アガタの絵を思い出した。 |

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『もっと絵を描こう、なんて嬉しいんだろう』 |





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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |
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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |





『薄情者』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |





| イフ 「もっとちゃんと狙って。」 |
| ハヤミ 「何で俺怒られてんの? 俺は描く役。お前たちが狙う役。オーケー?」 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |





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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |
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『沢山かけて、すごく幸せ』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |




『そんな顔しないで』 『お前のためを思って言ってるの』 |
| アガタのカード発動! |
| キバ 「休憩は大事っすよ!」 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |
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『沢山かけて、すごく幸せ』 |




『お前の代わりはいくらでもいる』 『お前じゃなくても良かったんだよ』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |





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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |
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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |




『お前はそもそも、生まれてきたことが間違いだったね』 |
『それじゃあ、お前は何のためにここにいるの?』 |
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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |




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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |

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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |





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『遊ぼう、つまり絵を描こう』 |
『今さら変わらない』 『お前はずっとそのままだ』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |
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『沢山かけて、すごく幸せ』 |




『薄情者』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |





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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |




『お前の代わりはいくらでもいる』 『お前じゃなくても良かったんだよ』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |





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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |




『今さら変わらない』 『お前はずっとそのままだ』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |




『出て行け』 『ほら、一人じゃ生きていけないくせに』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |





『お前はそもそも、生まれてきたことが間違いだったね』 |
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『描いていれば、いずれは絵を描くことが好きになってくる』 |




『出て行け』 『ほら、一人じゃ生きていけないくせに』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |




咄嗟に黒塗りのキャンバスで防壁を打ち立てる。 |
『それじゃあ、お前は何のためにここにいるの?』 |
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『絵を描くのってたのしいばかりだねえ』 |




『それじゃあ、お前は何のためにここにいるの?』 |
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『絵を描く人は絵を描くのがだいすきだ』 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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| ハヤミ 「長ったらしいな……。お互い、この辺にしときましょっか。 喧嘩ふっかけといてアレなんすけど、俺まだやることあるんでね。そんじゃ。」 |
その肩に乗せた小鳥が何かを囁くと、男は頷くような動作をした。 ……これ以上続ける理由はない。時間の無駄だ。 ここまでの対戦相手に対しては振り返りもせず、その場から走り去る。 |
