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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




そのときは突然起こった。


この世界がぐにゃりと曲がりだして、色彩がみるみる内に変化していく。



座っていた椅子が消えて尻餅をつく。でこぼことした感触が尻から直接伝わる。
足元が灰色の地面へ。

乳白色だった天井が消えて空を見上げる。暗いのか明るいのかわからない。
赤とも青とも言えない空が広がっている。

手元にあった蛇口、洗面器、タオルが消えて
見渡す限りの地面、道路、人、人、…人?よくわからない物か人もある。

周りにいるのは老若男女、果ては獣と人間がくっついたものまで多種多様。
まばらに立っていたり、座っていたり、人垣のように集まっていたり。
特に人間でないものが目立つ…トカゲだったり狼だったり…泥まで動いている。



その人達のがやがやとした声で我にかえることができた。

私は風呂に入っている最中だった。
道路のひんやりとした感触を感じる、周りの視線も少し感じる。


宮久「え…きゃっ?!なんで!?」


私は一糸まとわず部屋の外にいることに気づき
思わず体を隠そうとしたが、周りには何もない。

荒野とは言えないものの、北海道とかアメリカみたいに道路以外何も無い道の真ん中に
裸の私と有耶無耶達がいるだけだ。




宮久「なんで…??」

しばらく呆けて座り込んでいた





---------------------------

よくある異世界転生ものかと思った。

じゃあ何らかの力を身に付けているに違いないと考えはしたが
この状態を解決できる何かがある気がしない。

沸き上がってくる力を感じることも無く、魔法の詠唱が出来るわけでもない。
不思議な道具を身に付けているわけでもない。
というか裸だからあるわけない。

周りの人垣から少し離れた位置にいるとはいえ、相手からもこちらを見ることができる。
そんな状態を続けていることが耐えられない。


肌を隠しつつ立ち上がり、少しでも人気のなさそうな場所へと向かった。

宮久「もう嫌だ…最悪…」
なぜ私は裸で道路を歩いているのだろう…?
なぜ見たことも無い土地にいるのだろう…?

様々な疑問を思い浮かべ、ひたすら空へぶつけた。
相手は求めていない。話したい相手なんかいないし、こんな格好で話したくない。


歩き疲れるくらい進むと土のにおいが香ってくる。道路が途切れて草原が広がる。
流石に人の姿も減ってきた。
草で足が切れないように気を付けて、なるべく土…泥のような地面を踏み進もうとしたら
突然泥が飛び出してきた。

泥?…化け物?どろどろとした物がこの世の物とは思えないような声を発しながらにじりよってきた。

宮久「…ひっ!?何なのこれ…!?」
異世界だからモンスター?!そんなの退治出来る武器も無いし…
周りを見渡しても助けを呼べるほど人もいない。


逃げなきゃ!


ドロドロの動きがゆっくりなので走れば十分に逃げ切れるはずだ。
後は体力さえ持てばなんとかなるはず!

脇目も振らずに草原を駆け出す、ドロドロも追いかけてくる。
疲れた体に鞭打ち、足が傷つきそうになるのも気にしていられない。


ドロドロとの距離を少しずつ離していく。
まだ油断は出来ないけど一安心……と思いきや突然足元が動きだす!
地面には別のドロドロが擬態していたのだった。


宮久「きゃっ!?」

つっこんだ片足を地面から離した際にバランスを崩しそうになるも持ちこたえ
走る進路を変えようとして辺りに気付いた。

よく見ると周りがドロドロだらけじゃない…?!
単なる泥の地面かもしれないが、モンスターである可能性も考えられる。


もしかして罠!?この空間に追い込まれた…?いやそうだったとしても走れば追いつけないはず…!
走ろうと足を草原に付けようとしたらが空を切る。


宮久「えっ…痛ッ!?」

気持ちが先走って泥に足が取られたことに気付かず、転んでしまった。


にじり寄る赤茶色が足先を覆い冷たい。倒れた際に背中を打って痛い。
痛みやら体に付いた土やら気にせず、半身を起き上がらせると目の前に化け物が広がっていた。

宮久「…あ…あっ……」
手元に何か無いか手当たり次第掴んで相手に投げる。草と土が混じった物だった、が泥に飲まれて消える。
視界の泥がどんどん広がっていく。覆っていた泥は足先だけでは飽き足らず、足首、膝へと近づいてくる。

次に石を投げたが、同じように目の前から消えてしまう。今手に持っている物は何も無い。

宮久「…!だっだれか助けてぇ!!」
周囲に誰もいないことを知りつつ、叫ぶ。
目の前の化け物が声に共鳴する。まるで山彦みたいだが聞こえてくるのはおぞましい悲鳴だ。


「おや、どうしました?」
自分の後ろから声が聞こえた。目の前の恐怖から振り返ることも出来ず、叫ぶ。
宮久「助けて!」


背後から黒い液体が流れだしてきて、泥と液体にサンドイッチされる。
泥と液体が喧嘩しだして、液体が徐々に泥から私を奪う。
次第に泥よりも黒い液体が私を覆いだした。


宮久「助けて!!」
「わかっているので少々お待ちください」
必死に叫んだが、黒い液体が止まらず全身を覆った。
目をつぶって恐怖から逃れようとした。



「…どうですか?立ち上がってみてください」
相変わらず声は聞こえる。もう大丈夫なの…?と瞼を開いてみると……
目の前のドロドロはさっきより近づいている。何も変わっていない。

宮久「きゃああ!?助けっ…!助けて!」

「落ち着いて下さい、立てるはずです。」
パニックになりながら一目散に逃げだそうとする。

足元の泥は消えているので立ち上がれるが肌に違和感を感じる。


肌寒さが多少無くなり、衣擦れが聞こえる。だが着崩れを起こしているのか解放感は相変わらず感じる。

頭には頭巾のような物を被っているようだが、思いの外ぶかぶかで布が余る。
大きなベルトで留まってはいるが、ベルト自体が肩に引っかかって保っている状態で非常に安定性が悪い。
全裸の時と比べて頭から多少の重量感を感じるが、羽衣のように軽い。

腕にガサガサとした感触がある。布ではなくやわらかい紙のような…細長い札に触れる。
外そうとするが布と一体化していて取れない。
その際に自分は何か密着した物を履いてたり、身に着けているわけでは無いことに気付く。


自分の着ているであろう服を見ようと下を向く。
裸であることはほぼ変わらない。

全く肌を守る気のない前を大きく開いた黒いローブのような物。
それにくっついたお札のような細長い紙。
岩みたいな、骨みたいな…肋骨を身に着けたような状態だが肌と密着していないのでスカスカする。
そして、お札が前貼りのように唯一密着している。


宮久「…え?何これは…」

「そんなことより目の前のナレハテをどうにかした方が良いですよ」

ナレハテと呼ばれたドロドロが襲い掛かってくる、がその前にローブからメキメキと布が集まって
大腕を作り出し、それを力任せに相手へ叩きつける!
ナレハテがペチャンコになるも蠢く。大腕がさらに地面ごと泥を削り取って吹き飛ばす。
抉り取った土と草と泥が空を舞って小雨のように降らせる。

宮久「え…?え?」
目の前からナレハテと呼ばれる泥が消え、自分とローブが取り残される。



---------------------------

ローブは消え去り、再び私は裸になった。
目の前には不思議な火の玉がいる。
火の玉がどんどんしゃべってくる、どうやら「闇の精霊」という存在らしい。本当にファンタジーだと思う。

闇の精霊「…というわけでここはハザマの世界で、アンジニティの住人とイバラシティの住人が争ってます」
宮久「……」

闇の精霊「落ち着きましたか?」
宮久「……あなたは敵じゃないの?」

闇の精霊「いえいえ、とんでもない。何故敵だと?」
宮久「名前と雰囲気的に」
闇の精霊「手厳しい。私はあなたを助けたのですよ」

この精霊がさっき私が着た衣装へと変化して戦ってくれたのだ。
とはいっても非常に疑わしい。
信用できない気がする…私の勘だ。


宮久「なぜ私を助けたの?」
闇の精霊「それはあなたが助けを求めていたからに決まっているでしょう?」

この精霊の力が無ければ私はどうなっていたのかわからない。
ハザマやらアンジニティやらの話も情報の無い今は信じるほかない。


闇の精霊「ではどっちに向かいましょうか?東ですか?南ですか」
宮久「付いてくるつもりなの?」
闇の精霊「私が精霊として祝福したあなたを野放しには出来ませんから」

どうやら変な物が一緒に付いてくるようだ。

何も身に着けていない私
信頼できない闇の精霊

まともな状態は何一つ無いが、この世界もまともではない。
どこを目指すのかすらわかっていないが、一先ず足を進めていくしかないのだろう。







以下の相手に送信しました

ENo.73
向陽 葵





特に何もしませんでした。















TeamNo.602
ENo.602
宮久まこ
ハザマに生きるもの
ヤンキー
















TeamNo.602
ENo.602
宮久まこ
Limit 35h
ENo.1112
古泉 那凪








宮久(602)美味しくない草 を入手!
宮久(602) を入手!






呪術LV2 UP!(LV20⇒22、-2CP)
制約LV1 UP!(LV0⇒1、-1CP)
武器LV3 UP!(LV20⇒23、-3CP)

ItemNo.4 不思議な牙 から射程5の武器『黒い腕』を作製しました!
 ⇒ 黒い腕/武器:強さ33/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程5】/特殊アイテム
宮久
「何か出来るかな…」


カリン(148) とカードを交換しました!

気休めの祈り (ピンポイント)


エナジードレイン を研究しました!(深度0⇒1
ダークネス を研究しました!(深度0⇒1





チナミ区 K-5(森林)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 L-5(森林)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 M-5(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 N-5(森林)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 O-5(道路)に移動!(体調21⇒20













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














TeamNo.602
ENo.602
宮久まこ
ハザマに生きるもの
歩行軍手




425 144



2nd
歩行軍手

















TeamNo.602
ENo.602
宮久まこ
うどん火車
ENo.1487
段原うどん店




414 534









ENo.602
宮久まこ
■宮久 まこ
 性別:女
 年齢:約13歳
 身長:138cm
 体重:36.5kg

イバラ創藍高校中等部 1年2組

根暗でゲーム好きな普通の女の子。
イバラ住人だが、アンジニティの精霊に祝福されてしまう。

性格は良くない、ネガティブ。趣味はネット+ゲーム、配信を見たりしたり。
毎週土日20時頃ゲーム配信予定。
配信部屋:http://lisge.com/ib/talk.php?p=1341
配信URL:https://com.nicovideo.jp/community/co3795904

目の下にクマのある現代っ子。
力も体力も何も無い。

異能:精霊の力を借りる
精霊をパートナーとして受理すれば、力を借りて自分の力のように引き出せる。
ただし、一度パートナーとして定めた精霊以外は借りることは出来ない。生涯パートナーのみ。



■闇の精霊

イバラシティの世界では見えないし存在もしない。
はるか過去、人間に精霊を宿して互いに争わせる決闘場で活躍した。

ハザマ世界では精霊自身が宿主の衣服と化して戦う。

本来、宿主である宮久まこはイバラ住人であるが
闇の精霊のせいで一緒にアンジニティ側へと転送された。
精霊自身はこの戦いに興味を持っておらず、宿主の困った顔を見たいため、言いくるめてイバラシティ側として戦う。



@Leaf_HPC
20 / 30
71 PS
チナミ区
O-5
行動順4【特攻】AT・DX↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4黒い腕武器33[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程5】
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8美味しくない草素材10[武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
呪術22呪詛/邪気/闇
制約1拘束/罠/リスク
武器23武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
服が覆う
(ダークネス)
5060敵:闇撃&盲目
服が吸い取る
(エナジードレイン)
50160敵:闇撃&DF奪取

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
気休めの祈り
(ピンポイント)
020敵:痛撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ダークネス[ 1 ]エナジードレイン



PL / 葉っぱ@Leaf_HPC