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[基本]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




血のような色をした空が頭上に広がっている。周囲の風景はどことなく見覚えがあるような、何かが違うような、変な感じだ。目に映るもの全てがどんよりとくすんでいる。
ここはどうやら、ハザマ世界でのチナミ区に相当する場所みたいだった。遠くには山並みが見える。あんなものイバラシティにあっただろうか? ここから南下すればぼくらが暮らしているカミセイ区に出られるけれど……果たして、どこまで現実世界の(こう表現するのが適切かどうかすらぼくには分からない)カミセイ区と同じなのだろうか?

(……参ったな、侵略とやらはどうも本当だったみたいだ)

最初にあの榊とかいう人の声を聞いたときは、誰かが異能を使っていたずらをしているのだろうと思っていた。しかしここに来ると「本当だ」と認めざるをえない。
つまり、このハザマでの戦いに勝利しなければ、アンジニティの侵略が成功する。ぼくらはイバラシティから追い出されて、荒廃した別世界とやらに閉じ込められる。

(本部に連絡を……いや、無理か)

厄介なことに、ハザマでの出来事の記憶はハザマでしか思い出せない。現にこうやって呼び出されるまで、ぼくはハザマの存在すら忘れていた。イバラシティでは相変わらずのんびりとした生活が続いていて、榊からの連絡だってほとんど思い出さなくなっていたぐらいだ。
イバラシティにいる状態で本部にこの状況を報告することは不可能だ。そしてハザマから連絡することも、どうやらできないらしい。スマートフォンで何度か連絡しようとしたけれど繋がらなかった。ここで使える連絡手段はハザマ専用VRチャット『Cross+Rose』だけ。

(『前回』の前後では、イバラシティ側では時間の経過はまるでなかった。もしかして、ここはイバラシティとは時間も空間も異なる世界なのかな)

そうなってしまうと、ぼくに出来ることはそう多くない。
息を吐いて、ぼくは少し離れたところにいる同行者を見た。ぼくより頭一つ分小さな背丈、ほっそりとした手足、ざっくりと無遠慮に切った黒い髪。深い泉みたいに黒い瞳を少し伏せて、ぼくの同行者でもある稲井とわが料理の準備をしていた。

(とわを保護したつもりで、ぼくと本部はイバラシティへの移住を勧めたんだけれど……こんなことになるなんて)

とわはイバラシティとも、ぼくの出身世界とも違う世界にいた人だ。新興宗教団体に御神体としての生活を強いられていたようで、それが嫌になって逃げてきたらしい。それをぼくと本部が保護して、異能持ちの存在が一般的になっているイバラシティに連れてきた。本部としてもちょうどイバラシティに支部を作る予定だったから、とわの避難はその先駆けでもあった。
その後、ぼくも正式な調査員としてイバラシティに派遣されて、とわが住んでいる一軒家を拠点にして生活することになって、それなりに楽しくやっていた。イバラシティにいた時のぼくはそう思っていたし、ここでの一時間が過ぎた後のぼくもそうなんだろう。しかし、今のぼくには分かる。
ぼくらがここに連れてきてしまったから、とわはこの戦いに巻き込まれてしまったんだ。

(とわも、ハザマでは戦える。でも……)

仕組みはさっぱり分からないが、ハザマでは異能が強化される。とわの異能は手から穀物を出すものだが、どうやらここでは違う性質を帯びるようで、ぼくとの合流前にとわはナレハテを一体退けていた。だからといって、こんなところで一人にしておくわけにはいかない。

(とわをここに連れてきたのはぼくらだ。……だから、可能な限り、ぼくがあの子を守るんだ)

喉の奥で一言だけさえずる。一羽だけ、淡く輝くインコのような生き物が現れる。

「……頼んだよ、バッジー」

この子達に声をかけることに意味はないと、ぼくが一番よく知っている。
それでも言わずにおれなかったのは……ぼく自身、どこかで不安だったのかもしれなかった。







ENo.1575 稲井とわ とのやりとり

「うん、大丈夫だよ。合流できてよかった。ありがとう。誠哉。そうだね、私もできることはしたいと思う……けど……」

「侵略……」

不可解そうに首を傾げている。

「ああ、誠哉と『バッジー』達がいれば、きっと大丈夫だよね。うん。……それにしても、なんだか、妙な気分……」

誠哉と肩の上のインコ的なものを見上げているとわの、だらりと落とした掌から、ぱらり、と穀物が落ちた。穀物は形が似ているものが多いとはいえ、どうも、その穀物は見覚えのない姿をしている。






誠哉
「……うー、この頭に記憶が戻ってくる感じ? 嫌だなあ……」















インコと粟
ENo.1574
関盛 誠哉
ENo.1575
稲井とわ
ハザマに生きるもの
歩行石壁A
歩行石壁B








誠哉(1574)パンの耳 を入手!
とわ(1575)吸い殻 を入手!
とわ(1575)不思議な石 を入手!
誠哉(1574)不思議な石 を入手!






響鳴LV5 DOWN。(LV10⇒5、+5CP、-5FP)

自然LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
具現LV3 UP!(LV10⇒13、-3CP)
防具LV3 UP!(LV20⇒23、-3CP)

とわ(1575) により ItemNo.7 不思議な食材 から料理『小松菜の炒め物』をつくってもらいました!
 ⇒ 小松菜の炒め物/料理:強さ33/[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
(新鮮な小松菜を炒めている)

ハイン(27) とカードを交換しました!

煌めき堕つる銀の星塊 (クリエイト:タライ)


エキサイト を研究しました!(深度0⇒1
イレイザー を研究しました!(深度0⇒1
ストレングス を研究しました!(深度0⇒1

ストーンブラスト を習得!
クリエイト:ホーネット を習得!
アニマート を習得!





チナミ区 D-10(道路)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 D-11(道路)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 D-12(道路)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 D-13(道路)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 E-13(道路)に移動!(体調21⇒20













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














インコと粟
ENo.1574
関盛 誠哉
ENo.1575
稲井とわ
ハザマに生きるもの
ヤンキー
歩行石壁




145 126



2nd
ヤンキー



4th
歩行石壁







ENo.1574
関盛 誠哉
いつもゆるゆるニコニコしている背の高い青年。
眠くなるとどこからかギョリギョリと不思議な音がする、
ふんわりと穀物のような匂いがする、
背丈の割に軽い、など、妙な点がいくつか見られるが、
傍目からは人間の成人男性にしか見えない。

歌うこと、鳥と話をすることが好き。
食べ物は粟玉やカナリヤシードが好きだが、外で食べていると
変な目で見られるのが悲しい。


異能名:バッジー
インコ的存在を呼び出して使役する能力。
インコ的存在を何かに取り憑かせて操ることもできる。
この能力の影響なのか、彼は一部の鳥の言葉が分かるようだ。
20 / 30
80 PS
チナミ区
E-13
行動順3【強襲】AT↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4くちばし型の飾り防具30[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6粟玉クッキー料理30[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
7小松菜の炒め物料理33[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
8パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
9不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
自然5植物/鉱物/地
具現13創造/召喚
響鳴5歌唱/音楽/振動
防具23防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ついばみ
(ブレイク)
5020敵:攻撃
痛いついばみ
(ピンポイント)
5020敵:痛撃
群がるインコ
(クイック)
5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
粟玉早食い
(ヒール)
5020味傷:HP増
ストーンブラスト5040敵:地撃
タライ(インコ印)
(クリエイト:タライ)
5040敵:攻撃&朦朧・混乱
ビブラート5060敵:SP攻撃
クリエイト:ホーネット50100敵:痛撃&(猛毒or麻痺)
アニマート50120味全:AT増(2T)
クリエイト:マイク5040自:混乱・魅了特性増
ディストレス・コール
(バトルソング)
50180味列:AT・LK増(3T)
歌う巨大インコ
(サモン:セイレーン)
50300自:セイレーン召喚

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
羽ばたきの音
(攻撃)
550【戦闘開始時】自:AT増
くちばしの音
(防御)
550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
水分補給
(活力)
550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
舞い散る羽
(治癒)
550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
『バッジー』
(召喚強化)
520【常時】異能『具現』のLVに応じて、自身の召喚するNPCが強化





被研究カード名/スキルEPSP説明
澎湃震海魔・ナキエちゃん
(ピンポイント)
020敵:痛撃
煌めき堕つる銀の星塊
(クリエイト:タライ)
040敵:攻撃&朦朧・混乱




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]エキサイト[ 1 ]ストレングス[ 1 ]イレイザー



PL / しのだ