NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 0:00>> 2:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




――――ここはどこだろう。

見覚えがあるようで、しかし、無い場所だった。
見渡してみれば、海か湖か、水場に囲まれていたが、その崎には道路がある、草原がある、森林があって、沼地がある。どこか、僻地のようにも見えた。
更に言えば、人々がいる。見覚えがある人も中にはいて、少し安心もするが、誰一人として状況を把握している者はいないようだった。

一際目を引いたのは、巨大な時計塔と、一人立つ男だ。榊と名乗った男は、何やら大仰な動作で演説を始める。

ハザマ、侵略、アンジニティ。

ただのオカルト的噂だったはずだ。真実だと主張する人もいたが、だれも本気だと取らなかったはずだ。
眼の前の男はいかにも怪しげで、普段なら信用など絶対にしない、と確信が持てるほどだ。

だが、それは真実であった。そして、侵略が事実だという以上、負ければ、待っているのは故郷を奪われるということだけ。
それは受け入れられない。自分の異能がどれほど役に立つものか分からないが、戦わなければ生き残れないのだ。

――――そう、決心した途端だった。

「……痛ぅっ!?」

脳に、刺すような痛みが走る。光が目の前にチカチカと現れ、眼の前が白に覆われていく。
次第に、最初は何のカタチも成していなかった光が、具体的な形を成していく。

それは、知らない記憶。

知らない風景。
知らない顔。
知らない両親。
知らない死。
知らない恩師。
知らない旅。
知らない名前。
知らない炎。

違う。全て「知っている」。私が知っている記憶、私自身の記憶であると、確信が持てている。
それでは、今までの記憶は?イバラシティでの生活は?出会いは?

私は、私は一体――――

そう思った時だ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━


「……姉さん!」

「舞……?」

「良かった、姉さんもいたんですね。もう、私何がなんだか」

「そうだね……。でもちょっとワクワクしない?こういうの」

「姉さん、中二病は時と場合を選んで下さい」

「えー、ワクワクしない?」

「しません。もう……」


普段どおりのやり取り。普段どおりの姉妹の会話。
だが、それがどうしても他人行儀のように思えてしまうのは、どうしてだろうか。


「あれ、姉さん。その帽子……」

「うん?あれ、家にいた筈なのにどうして被ってるんだろ。」

それはお気に入りの帽子にそっくりだった。顔を隠すように目深に被って、旅をしていたはずだ。
こちらでも、小さい頃に買ってもらって、お洒落をするときはいつも被っていた。

「うーん……不思議だ!そういえば舞も舞で、外行きの格好だよね。家にいた筈なのに」

「あ、本当です……」

互いに格好を確認して、気がつく。直前の記憶は、家でくつろいでいる時のもの。こんな、外行きの格好をしているはずは無いのだ。

「……うーん。これ、舞が被ってて。あぶないからね。」

「え、あっ」

遠慮する間も無く、翔華は妹に帽子をかぶせる。もう、と少しばかり子供扱いに憤慨する気持ちが舞華に芽生えるが、それでも姉の思いやりを無為にするつもりは無い。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━

いつもどおりのやりとり。
いつもどおりの関係性。
だが、このやり取りには、関係性には、決定的に破綻してしまっていた。
私は、気がついてしまっているのだ。


――――私は、アンジニティなのだと。






翔華
「あ、旅は道連れ――ってことで?」
舞華
「よろしくおねがいします。」












TeamNo.144
ENo.144
鳳翔華
ハザマに生きるもの
ナレハテ








翔華(144)不思議な食材 を入手!






魔術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
自然LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
料理LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

ティンダー を習得!
ストーンブラスト を習得!
フラワリング を習得!
ファイアボール を習得!
クラック を習得!
アグリローズ を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調26⇒25

フォーティーツー(411) からパーティに勧誘されました!













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














TeamNo.411
ENo.144
鳳翔華
ENo.411
42/フローティング
ハザマに生きるもの
歩行石壁
ヤンキー




463 645



2nd
ヤンキー



4th
歩行石壁

















TeamNo.411
ENo.144
鳳翔華
ENo.411
42/フローティング
ガラス細工の一人と二人
ENo.998
藤井
ENo.1173
リズとナヴァル




652 115











ENo.144
鳳翔華
19歳
162cm
59kg

イバラシティ南部のツクナミに実家を持つ大学生。
妹と弟が一人ずついるが、妹の方が姉っぽいとは母親談。
虫嫌い。特にカマキリが嫌。嫌いというより恐怖。理由は不明。

異能は「素肌で触れている物質の熱量を熱に変換、貯蔵し、放出できる」能力。

変換できるのは「燃えるもの」。燃えやすい程変換させやすく、変換された物質は炭化を経て灰となる。
炭化させるのは肩から下の肌に触れた時で、自分の身体は影響を受けにくい。
うっかりすると着ているものが灰になるため、不燃繊維の下着と、難燃繊維のアンダーは手放せない。

熱は放出点からゆっくりと放出され、やがて物体へ至ると、放出した分が全て接点へ殺到する。
放出点は指の先、そして眼。眼の放出量は多く、勢いもあり、遠くまで届く。しかし、放出するほど、その部分も熱を持つ。


幼少期、発現し始めた頃にコントロールが効かず大やけどを負う。
上記の虫嫌いと熱に対する潜在的な恐怖から、水辺を好み、それが転じて生物学の道へ進む。
……しかしそんな事言ったらエビとかシャコとか、水辺にも虫っぽい奴はいくらでもいるのだが、水族館で魚ばかり見ていた彼女は、まだ気がついていない。

////////////////////////////////////////
鳳舞華
5つ違いの翔華の妹。中二病真っ最中。
姉よりしっかりしていると評判。だけどクールぶっているだけだったりする。
姉以上に、恐怖に近いレベルで虫が嫌い。道場で大きなムカデを見て暴走して以来、道場には何となく近づきがたいらしい。

異能は「物の熱量を爆発物に変える」
蓄えるまでは姉と一緒だが、放出するのが熱のリボンでなく、目に見える光の玉で、接触すると破裂する。基本的に花火程度のもの。
25 / 30
50 PS
チナミ区
J-5
行動順4【特攻】AT・DX↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術10破壊/詠唱/火
自然10植物/鉱物/地
料理20料理に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ストーンブラスト5040敵:地撃
フラワリング5090敵列:魅了+領域値[地]3以上なら束縛
ファイアボール50180敵全:火撃
クラック50160敵全:地撃&次与ダメ減
アグリローズ50180敵:地痛撃&猛毒+火痛撃&炎上

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / やすかけ