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[基本]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




ハトとハードボイルド 第一回

 彼はマッケンジー。本名は新沼ケンジというのだが、本名を名乗るとたいていの人は「ああ、あの歌手でハトを飼っている」などと冗談に使われるので仕事ではあだ名で通している。そもそも彼の苗字はシンヌマであってニーヌマではない、などとクライアントに毎回説明していたのではハードボイルドには程遠くなってしまう。でーでーぼっぽぽーと、耳障りにハトが鳴く声がどこからか聞こえていた。
 マッケンジーは千葉県マッドシティに事務所を構える探偵である。探偵などといってもテレビドラマに出てくるような派手なものではなく、たいていは他人のプライバシーの覗き見る素行調査や信用調査がほとんどで、あまり気分のよい商売ではないが、気分が悪いから仕事になるのだと思えば割り切ることもできる。社会には彼のような人間が必要なのだ。特に駅前には堂々と石鹸島の看板が掲げられて、ハローワークレスの立派な建物がそびえている町ともあれば。だが、今、彼がわざわざジョーバンアーバンライン快速に乗って向かっているのは、地元マッドシティではなく隣県のイバラシティだった。

「まったく、どういうつもりかねぇ」

 片道数百円、ヌーベルトキオ駅開設百周年記念スイカを自動改札機にかざしたマッケンジーは、ハトというハトに見送られながら、ホームに滑り込んできた電車に乗り込むと、窓外を軽快に流れていく景色を目で追いながら半信半疑の面持ちでざらざらするあごを撫でている。きっかけは事務所に宛てられた差出人不明の一通の電子メール。「貴方を必要とする仕事があります。是非イバラシティまでお越しください」という文面が送られてきたことによる。単なるダイレクトメールかと思ったが、それにしてもメールに記載されている条件や金額など、正式な依頼としての体裁が整い過ぎて無視をしづらかったという事情もある。仕事柄、依頼人が正体を可能な限り明かしたくないという例はこれまでにもままあったし、偏見を承知でいえば探偵に依頼を投げる人間なんてものは事情があるに違いがないのだ。
 探偵としての彼は取り立てて優秀というほどではなく、別段無能というほどでもない。皮肉屋のきらいがあって、善人ではないが悪人というわけでもない。高貴な生まれでも下賤な生まれでもないし、度を越した貧乏でもなければ圧倒的な金持ちでもない。異世界に転生をしたこともないし、親父が海外出張をしているところに血のつながらない妹が現れたこともないし、青葉学園の二軍の補欠がキャプテンに抜擢されたこともなかった。他人にどう思われているかはともかく、彼自身はトリ立てて特長のない、ささやかにレールをはみ出している程度の、ごく普通の一般人のつもりでいた。

(では!異能が普通の世界であれば普通の貴方にも異能は与えられるでしょうな!)

 いよいよ列車が利根川を渡るころであろうか。県境に差し掛かった彼の脳裏に誰ともつかない言葉が聞こえてくる。幻聴というにはやかましい口調で、他の乗客だろうかと思えば、こんな時間の下り電車には乗り合わせている客もまばらにしかいない。そこで、おや、と思う。マッケンジーから少しく離れた座席に座っているコガラな娘、何が入っているのやらと思える大きな布袋を抱えた娘が、やはり何やら奇妙な顔で車中に首を巡らせていた。あるいは、彼女にもあの妙な声が聞こえていたというのであろうか。

 まあいい、ただの偶然だろうと思ってマッケンジーは長い脚を組んだ。本当は、電車の中で脚を組んだら他の乗客の方のご迷惑になるからいけませんなのだが、ここまで車内が空いてくると他の乗客といっても先ほどの娘だったり優先席にちんまりと腰かけている老婦人が一人いたり、部活動の行きか帰りに見えるこきたないジャージ姿の男子中学生が二人、それで全員だった。彼らが中学生かどうかはジャージに英字で書かれているジュニア・ハイスクールの頭文字でそうと分かる。こんなものは推理という類のものではなく、気になった事柄は脳裏だけでも追いかけてみないと気が済まないという単なる彼の性格である。

「イバラシティ、エリアD2、か。しかしヘンテコな地図だなこりゃ」

 メールには奇妙な地図が添付されていて、近所のコンビニエンス・ストアでネットプリントをして持参してきたのだが、方眼に仕切られた地図は座標で区切られていて、どういう基準で選ばれたのかいまいち分からないイバラシティの施設が方々に描かれている。地図の一画は奇妙な色で塗られていて、そこには「アンジニティ」という文字が添えられていた。この一画に何かあるということだろうか?マッケンジーには分からない。
 考えているうちに、快速電車が止まると見晴らしのよいホームに降りる。でーでーぼっぽぽーと、マッドシティで聞こえたと同じハトの声がマッケンジーを出迎えていた。ハトというものはどこにでもいるものらしい。先ほどのコガラな娘や、中学生たちの姿も見える。あの老婦人は大津港まで行くのだろうかと、意味もなく考えたが、ほこりっぽいホームでは朝一番のホームの冷えた静けさが好きさなどと口ずさむふいんきでもなかったから、改札階に続く階段を一段とばしで昇る。エスカレータもエレベータもあるのだが、なんとなく彼は階段を歩くのが好きだった。

 駅の時計。

 お前のムネのように平坦なイバラシティには土地が余っているらしく、床の上をハトがてくてくと歩いている広い構内で改札を出た正面には、いささか周囲に似つかわしくない大時計が飾られていた。それはもう少しで短針と長針が真上を指そうとしているように見えて、正午はとうに過ぎている時間ではなかったかと首を傾げる。これは正午ではなく、午前零時を指す針なのだと、誰にも説明がつかない感覚でマッケンジーは理解した。そして、明るいのか暗いのか分からない構内で、右に左にと首を巡らせる。そこに立っていたのは黒っぽいスーツに身を包んだ細身の男の姿で、こいつが件の依頼人かと心中で身構える。これで人違いでしたという結論なら、いっそ冗談で済んで彼は救われるだろう。だが、もしも男が「お待ちをしておりました」などと言おうものなら。

 彼の記憶はここで途切れている。そしてハト。



 そんなわけで滑り込みで登録&宣言、日記もてきとーになぐり書いてみました。この先どんな感じで進めるかはテストプレイを進めながら考えますが、まずはルールを覚えるのが先だろうと思いながらそれこそが最大のハードルなのですね。そしてこの手の日記を書く時にはテーマを設けるようにしていまして、たとえば七海では「ともだち百人できるかな」でしたが今回は「ハトとハードボイルド」にしようと思います。







ENo.1583 橋部渡 こがら とのやりとり

ぴいぴいぴい


以下の相手に送信しました

ENo.1583
橋部渡 こがら





マッケンジー
「ナレズシ?なんだこれ、食えるようには見えねーぞ。」












コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ハザマに生きるもの
ナレハテ








マッケンジー(1249)不思議な食材 を入手!






呪術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
具現LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
防具LV15 UP!(LV0⇒15、-15CP)
料理LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)

奏(767) とカードを交換しました!

よくわからないもの (ヒール)


ダークネス を習得!
クリエイト:タライ を習得!
クリエイト:ファントム を習得!
エナジードレイン を習得!
召喚強化 を習得!
サモン:レッサーデーモン を習得!





チナミ区 E-2(水地)には移動できません。
チナミ区 E-2(水地)には移動できません。
体調が全回復しました!

コガラ(1583) をパーティに勧誘しました!
チナミ区 E-5:出発地』へ採集に向かうことにしました!













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ENo.1583
橋部渡 こがら
ハザマに生きるもの
ちわわ
ちわわ




623 655




3rd
ちわわ


4th
ちわわ

















TeamNo.1071
ENo.1071
黒服ラノザ
ENo.1072
クラリス・グレイデザイア
コガラ研究会
ENo.1249
新沼ケンジ
ENo.1583
橋部渡 こがら




156 254











ENo.1249
新沼ケンジ
本名はシンヌマ・ケンジ。

チバ県マッドシティ出身の探偵。
ジョーバンアーバンラインに乗ってイバラシティにやって来た。
どこからでもハトが出てくるハト魔法を使いこなす。
30 / 30
50 PS
チナミ区
D-2
行動順2【疾駆】AG↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
呪術10呪詛/邪気/闇
具現10創造/召喚
防具15防具作製と、防具への素材の付加に影響。
料理5料理に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ハト魔法ブレイク
(ブレイク)
5020敵:攻撃
ハト魔法ピンポイント
(ピンポイント)
5020敵:痛撃
ハト魔法クイック
(クイック)
5020敵2:攻撃
ハト魔法ブラスト
(ブラスト)
5020敵全:攻撃
ハト魔法ヒール
(ヒール)
5020味傷:HP増
ダークネス5060敵:闇撃&盲目
クリエイト:タライ5040敵:攻撃&朦朧・混乱
クリエイト:ファントム50140自:衰弱LV増
エナジードレイン50160敵:闇撃&DF奪取
サモン:レッサーデーモン50400自:レッサーデーモン召喚+HP減

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
召喚強化520【常時】異能『具現』のLVに応じて、自身の召喚するNPCが強化





カード名/スキルEPSP説明
よくわからないもの
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / TOSHIKI