生存 96 日目 天候:晴れ
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新鮮な雑草 を捨てました。 羽根 を捨てました。 爪 を捨てました。 【食料消費】 料理判定に成功♪ 食料269 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.1 妹
【食料消費】 PetNo.2 丘巨人
アイ「アンタとのキレッぱなしのハナシは楽しかったぜ。アンガイ色んなコトに造詣が深ェみてェだしな。マタドッカで会おうぜ。」
ナナイ(280) からメッセージ
ナナイ「お前、これからどうするんだ? 世界は終焉しちまったし、見えない悪夢も開始しそうにない」
ナナイ「オレは用を済ませたら、ミッドガルドに戻るつもりだ。あぁ、あっちのじゃないぜ? あっちのはもう、二度と行きたくない」
ナナイ「まぁ。もし暇だったら、一緒に行ってまた暴れてみようぜ。『昔』みたいにな」
るんぱ(774) からメッセージ
るんぱ「最後にリトルグレイと戦闘できなかったのは少しさびしいですけど。」
るんぱ「さーて、残りは最後のトーナメント。」
るんぱ「当たったらお手柔らかによろしくお願いしますね。」
るんぱ「そして、最後の最後でアイテム使おうと思って捨てちゃってる人みーっつけた。」
るんぱ「やーいやーい。」
るんぱ「というわけで。長い間、メッセにおつきあいいただきありがとうございました(半定型)」
るんぱ「またどこかであえるといいですね。」
るんぱ「そのときはよろしくお願いします〜」
武具作製 を訓練しました。(CP- 4 ) アフロなケィアール(483) から ilLb0nヨ を受け取りました。
式(396) に PasS!0nE を渡しました。 |
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ http://game2.openspc2.org/~symalis/alive/result/k542.html 注:このエピローグを読む前に、上の恋戯(E-no542)のエピローグをお読みください。 この物語のアホさが一層引き立ちます。 では以下から本編となります。短いですが、暫しお付き合い下さい。 1 ―――物事の終わりとは案外呆気ない。 人の死で表現すれば尚の事、描写しやすい。 刺されて、はい。おしまい。 絞められて、はい。停止。 飛び降りて、はい。ぐちゃぐちゃ。 その程度で、それが終わりの程度。終われば呆気なく終わる。 だからだけではないが、私は努力が嫌いだ。終われば今までの積み重ね全てを否定されるから。 そして幸運とも呼べる皮肉になるが、幸い不幸にして『努力』と云う名の平々凡々な輩が使う私への暴言は、私には必要可欠な行為であった。 それは才能に於ける必然であり、何人たりともが口出しする権利を有さない。例え私自身がそれを否定しても、だ。 だがそれだけの能力を一部の存在しか持ち得ないと云うのは、些か心苦しい。 そう、必然から生まれる天才は存在し得ないのだ。 持ちうる才能総てにして凡てがその法則に則り、カキュレーションされたかのように進む。 まるで斑ばかりの、穴だらけの雲のように。 さて、此処まできて聡明な方はお気付きだろうが、私はその法則必然を完全否定すべくして生まれた天才だ。 地獄に於ける漏洩状層最下に位置し、絶対零度に閉ざされた『氷地獄コキュートス』第三階位『トロメア』にその身を置く、天才だ。 七鍵が三『エンヴィ』管理人にして、必然の天才だ。 ところで天才とはいつでもいつの日も、自身に対するその自覚を持つべきだと思わないかい? 簡単に人を傷つけてしまうのは、やはり引け目を感じて止まないからね。 だからさ、 「おい、いつまで出しゃばってんだ? コラ」 と、私の力説演説を断ち切る輩がいる。全く、不謹慎な。 「あ? お前はいつもの戯言くっちゃべってりゃあそれでオールオッケーかもしんねぇけど、俺はそんな余裕ぶっこいてる暇ねぇんだよ」 「何故?」 「はぁん? 何が?」 「何故かと聞いているのだよ。クァル君」 「だから何がだよ。恋戯君」 クァルと呼ばれた少女は左手で髪の毛を弄る。 「何故方向性がより一層私を否定するのか、それを聞いているのだよ」 「いや、知らん」 「そうかい? 今の状況を文章にして綴るとしたら、間違いなく君であると踏んだのだが…君なら私を語り部にするだろう?」 「意味分からねぇ事言ってねぇで、さっさと脱出すんぞ」 と、クァルは私の腕を掴み、海へと引っ張った。 確かに今の状況では、そんな暇人の戯言に付き合ってるわけには行かない、か。 「島が崩れるとは、流石に予想だにしなかったよ。流石は支配者君だね。正に暴君だ」 今、島は崩れていた。 島に残る事を良しとしない、神の御業だろう。 避難するべきとは分かっているが、こんな時でも世界の構成を理屈で解釈しようとしてしまう。 「だから意味分からねぇって!」 「そうかい。この島の支配者……いや、神の事だよ」 「そんなのいたのか?」 「なんだ。クァル君は知らなかったのかい?島の住人大半は気付いていたと思っていたのだが……」 「何者だよ」 「さぁね。裏で歴史を操るなんて、女禍娘々(ニョカニャンニャン)じゃあるまいしそうそういないと思うのだが……」 「すまねぇけど、その女禍娘々ってのがいまいち分からねぇんだけど」 「古代中国の神様さ。ああ、ごめん。中国が分からないか」 クァルの疑問も尤もだが、この世界にはそう云った国は存在しない。 何故私がそんな国を知っているのかと云うと、私、恋戯が時人だからに他ならない。 「つまらねぇ御託はいい、島から脱出しなくちゃならねぇのは俺にだって分かる。てめぇに分からないわけねぇだろ?」 「それは確かに分かるが、そこまで慌てるような事かい?」 「島が崩れてるこんな時に慌てねぇ馬鹿はお前くらいだ」 「私がいれば移動魔導陣くらい錬成してあげるよ。どうだい? 私たちで【ラスボス】狩りと洒落込もうじゃないか。この島の神とやらを見てみたいと思わないか?」 「はぁ? 何処にいるんだよ」 「南西にある島。あの島にある遺跡じゃないかと私は睨んでいるのだが」 いぶかしんではいるが、少し興味を持ったらしいクァルは反応を示す。 「そいつ殺せば島の崩れは止まるのか?」 「さぁね。見込みはあるんじゃないかな?」 「移動魔導陣、組んでくれ」 「お客さん、どちらまで?」 「最っ高にF××Kな支配者様のご自宅」 「初乗り660円ね」 2 夢であって欲しい。 夢であって欲しかった。 寧ろ夢であろう。 ここに琥夜君でもいたら、そんなセリフが飛び出してくるだろう。 そのくらいこの神と云う名の物体は、醜かった。 形容し難い形と、容認し難いその存在を見て、クァルは槍を手に取った。 「ふざけんな。こんなのに俺らが操られてたっつーのか?」 「ま、そう云う事になるね」 それは肉。只の肉の塊が、直径三メートル程の球状をした肉塊がその遺跡内部にはあった。 それはあまりに暴力的で、えらく懐柔的なボールだ。 その薄い皮の中には、大きな赤ん坊が入っている。 「何がなんだか分からないと云うのは、私も同じだ。しかし、神とは何らかの関係があるだろうね」 「例えばの話、俺ら……島の連中があのリトルグレイを殺せなかったら、この糞ガキが孵化したって事かよ」 「非常に明快な答えになるが、まさにその通りだと私は思うよ」 「それは違いますね」 と、高らかに私達を否定した声は鳴り響いた。 パンプスにジーパン、キャミソールと云った普通にして何処にでもいそうな少女が、そこに立っていた。 「済まないけど、どなたかな?」 「申し遅れました。私『この方』の秘書を勤めています、レヴィ・ゲイブソンと申します」 「あー? その声何処かで……」 「ええ。あなた方『来訪者』に話しかけてしたのはこの私です」 この数日間、夜に聞こえてくる声の主は彼女であったらしい。 「付いて来てください。この島の真実をお見せしましょう」 少し戸惑うクァルを尻目に、私は彼女に付いていく事にした。漠然とした興味ではあるが、【レヴィ】に少し興味が湧いた。 「君。この島は誰が作ったのだい?」 「さあ。私が知りたいくらいですよ」 「例えばの話だけどさ、君はこの島に来るのに使った移動手段って奴を私に教えてやくれないかな?」 「個人的な情報は殆ど黙秘させてもらいます」 「そうかい。ところで『媒体』と『契約』は誰かな?」 「……!??」 途端、レヴィの顔が強張る。 分かりやすくて大変結構だが、そんな分かり易くて『アレ』が勤まるのかな。ふふふ。 「冗談さ。お気に召さなかったかい?」 「……この部屋に島の真実が隠されています。お入り下さい」 レヴィは私の言葉を無視し、さっさとその部屋に入る。クァルは疑問符ばかり頭に浮かべ、眉根を寄せた。 それを促し、クァルの手を引いて私は部屋へと足を踏み入れた。 そうか。 そうですか。 もう一人いたとはね。 こんな近場に四人も揃っていたとは。 「今の、どう云う意味だ?」 「それは後で教えてあげるさ」 「今教えろよ」 「おいおい。物語は最後まで最後を読んではいけない決まりになっているんだよ? 犯人の分かってる推理小説なんて味もコクもあったもんじゃない」 「俺は推理なんてしねぇからな」 「それはそれは随分可哀想に」 「馬鹿にしてんだろ」 「まさか。哀れんであげてるんだよ」 「ぶっ殺す」 「ゴメンナサイ」 そのやり取りにレヴィは若干呆れたのか、深く溜息を吐く。 「貴女達、本当にあのリトルグレイを倒したのですか?」 「「いや? 蚊帳の外から見てただけ」」 「ハモらなくても結構ですが。まぁ、いいでしょう」 「さっさとその真実とやらを見せろ」 痺れを切らせたクァルが、苛立たしくレヴィに言った。彼女の本領である『凄む』である。なかなか扱い易いスキルであるが、入手するのに多少の友人をなくすハイリスクなスキルだ。 せっかちなのは嫌われるよ、男からもね。 「だって前座無しだと、痛いしロマンが無いからね」 「あ? 痛いのは初めだけだ。馴染むまでの辛抱だろ」 「なんて会話をしてるんですか」 「「人とのコミュニケーションについて」」 「だから何でハモるんですか?」 「口も巧くなくちゃあ駄目だろ?」 「まぁはしたない。こんな下品な人達に真実を教えなくちゃいけないのかしら」 「おいおい。おいおいおいおい、勝手に教えると言ったのは君だろう? 責任もって、『最後まで相手してくれ給え』」 たっぷり意地悪を込めて、そう言った。レヴィは唇を噛み締めていたが、まあ何事も経験だろう。 ん? 意味が分からないって? アレさ、唇を噛み締めるのは最初だけって意味。 3 「つまるところ、この装置はなんなんだい?」 「そうですね……怨霊収集機、と云ったっところです」 「死んだ人の?」 「ええ」 「この島で?」 「ええ、ええ」 「今まで死んだ人の?」 「はい」 「魂が?」 「はいはい」 そう返すと、レヴィはその巨大な装置を愛おしそうに頬ずりした。 「正確に云うと、『死んだ人の願いを集める』装置ですがね」 「ほおう、それは実に興味深いね」 「それがあの肉塊に入ってたガキを作り出したのか?」 「ええ、『あの方』がこの島の神にして、今まで死んで逝った者達の願いを形にした者」 少し嗤って、 「終末の獣、リヴァイアサンです」 と言った。 「今起きている地震はこの島から脱出しようとしている住人を虐殺する為に『リヴァイアサン』が起こしているのではないでしょうか?願いを逃がさない為に」 「んで? この機械見せて、俺らに何して貰いたいのよ?」 「どうです? 私と一緒に、終末を齎す者として『リヴァイアサン』に従事しませんか?此処まで来れた貴女方なら、必ず『リヴァイアサン』のお役に立てますわよ」 「ああそうか。分かった」 「成程ね。私も分かったよ」 「はい? あの、私は『あの方』に」 「「これ壊せば平和平和でハッピーエンド」」 「なっ……!?」 言うが早いが、クァルは手に持っていた槍で装置に絡まっていたコードを四本見事にぶち斬った。 私は魔導式を組み、そこにあったスロットへと電流を打ち込む。 レヴィはぽかんと口をあんぐり空けながら、その行為を黙視した。そして今更気付いたかのように、クァルに喰ってかかる。 うるせぇ邪魔だといとも簡単に弾かれるがレヴィは諦めない、止めろ止めろやめろやめてやめて下さいお願いします。あーうぜぇとクァルはレヴィを蹴るそれでもレヴィは諦めずクァルに縋る。其れだけが私の生きがいなんですお願いします。上等だ止めて欲しけりゃあ泣いて俺に平伏せ。はい分かりましたレヴィは下げる頭を下げ助けを請う。お願いしますお願いしますお願いしますおねがいします。いいぜ許してやるよ全部ぶっ壊してからな。それじゃあ遅いです今止めて下さいお願いします。何意見しちゃうのお前ってばそれが人に物を頼む態度かよあーもういいやぶっ壊そうっと。やめてやめてやめてやめて! クァルと私の破壊は終わらない。機械を壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯した。 行為が終わったのはその大半が見るも無残に壊され、暴力された後だ。 レヴィは蛻の殻のように其処に座り込む。 「いやー疲れたなー、恋戯」 「ああもうお腹ぺこぺこさ」 「帰ってモツ鍋でもするか」 「いいねぇ、皆も呼ぼうか」 座り込むレヴィをそのままに、私達は遺跡を後にした。 ストレス発散には丁度良かったな、なんて不謹慎にもそう思った。 4 最後のエピローグに、謎を明かす事は大好きだ。 努力が報われるから。 だから、たまには努力もいいもんだなと、そう思う。 結局レヴィとは話尽かずであったが、 最後の真実を是を読んでいる貴方に差し上げよう。 「あー、よくよく考えりゃあ、リトルグレイはあの装置ぶっ壊しに来てたのか!はは!」 と、隣で大声で笑う男がいた。ヴェルバだ。 「そうみたいだね。味方である彼を殺してしまった、と云ったところかな」 その隣で式がそう呟く。 「……変なタイミングで出てくるヤツが悪い」 毒舌を冴え渡らせたのはミントだ。 「全く持ってその通りだな」 黒衣のジョーカー、ナナイがそうクールに肯定する。 「……毒舌、だな」 マスターなりの突っ込みだ。 「……レヴィは」 呟いたのはクァルだった。 「ん?」 「レヴィのヤツ、死んでねぇだろうな」 「自殺、かい?」 「自殺する程心酔してたんですかねぇ?」 そこにいたエルフの少年はそう聞き返す。 「ああ。あれだけ『リヴァイアサン』に入れ込んでたしよ」 「それなら心配いらないよ」 「えー?それってどう云う…」 雪葵が続きを話す前に、私は其れを遮る。 「彼女、時人だから」 「あ? え? 何でそれが生きてる証に……」 「時人は共通生命なんですよ。一人の時人が死ねば、他の時人も死ぬ。そう云う事です」 見事に説明してくれた琥夜は、鍋へと箸を伸ばした。 「つまり、まだ死んでいないって意味だよね」 全て分かっていたのか、ヒュウは然も当たり前のようにそう答えてくれた。 「ヘヘ!まァ俺としちゃあお姉さんが死んじまうッつーのはイタダけねェから嬉しいといやぁ嬉しいけどな」 アイヴォリーはそうおどけるように言う。 「……なんです、つまりまた殺しておかないとまずい事に」 「タスケテー!(カクカク」 私は見たこと無い彼女は人質片手にそう言った。 「つまりこの島には私、琥夜君、ミント君、レヴィ君の四人時人がいたって意味さ。全く、どうかしているよね」 こうして最後の宴を楽しんだ私達は、真なる勝利に杯を交わす。 どっちが悪いとは言えないが、是も一つの結末だった。 帳を降ろした後の世界。 こんな日もたまにはいいだろう。 そう言って、私は月を見上げた。 「さて……次の世界へと向かうとするかな」 どこへ行くなんて、分からないけどね。 ALIVE【了】 ※この結末は私、クァルが勝手に作った結末です。しまりす様は一切関係ないので、質問などはしないようお願いいたします。 また、この話の基礎を作ってくれた恋戯さんに深く感謝いたします。有難うございました。 他にも勝手ながらキャラクターを使ってしまった皆々様に、深くお詫び申し上げます。 次期の私は【バーバラ・ヴァニラ・イザベラ・ハヴェル・ヴリンス・シニア】です。見かけたら声でも掛けてやってくださいw では、『てめぇの未来にとびっきりイカした不幸と、惨めったらしい幸福とを』
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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