誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
「………」 |
アレル 「お手柔らかに…ってそうもいかないよね、やれやれ」 |
チェノー 「あなたは害虫? そレとも……」 |
シンセミア 「素敵な舞台にしましょう」 |
エアリス
「実験データを取ろうか。これも、開拓のためさ」 |
「………」 |
アルマ 「この戦いに、なんの意味があるのかなんて知らない。 私がここに居る。招集されて、求められてここに居る。 なら私はこの剣を振るうだけ。……まだ、動けるから。」 |
アレル 「それでは頑張ってみましょうかね」 |
エリュシア 「さあ、狩りの時間ですよ」 |
耐性の形成を確認。 モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
エアリス
「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
エアリス 「第1章115節。『この世に救えない者はなく、神の愛は全てに平等に降り注ぐ。 その結果がこの停滞ならば、かの言葉に価値はない。 愛せぬならば、通り過ぎよ。 救い求めぬ真の愚者を切り捨てたその先に、本当の心の平穏があるのだから』」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
静かに蝶が舞う |
静かに蝶が舞う |
静かに蝶が舞う |
アレル 「あんまやりたくないけど最後に勝てるなら何だって…!」 |
黒に広がる青褪めた黒 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain |
(鼻歌を歌っている) |
シンセミア 「良い感じ、ね」 |
エアリス
「油断は禁物、だね」 |
「………」 |
アレル 「あーりゃ、ヤバイかなこりゃ…逃げたいなー」 |
「………」 |
チェノー 「ザラザラだ」 |
正義が心に力を与える。自分に非はない、あいつのせいだ。 |
黒に広がる青褪めた黒 Chain 惨自傷冥闇Lv3(1) 全付封殺Lv3(2) 列命傷冥闇Lv5(3) 散低下Lv3(4) 貫命傷冥闇Lv3(5) 全付封殺Lv2(6) 列傷冥闇Lv5(7) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain 傷斬払Lv5(1) 貫傷痕突刺Lv3(2) 傷火炎Lv5(3) 刈傷斬払Lv5(4) 貫傷突刺Lv4(5) 惨傷火炎Lv4(6) |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
破滅的であって当然だ。 |
首を軽く回した。 |
エアリス
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう」 |
「………」 |
アルマ 「始める。悪いけど今の私に合わせる余裕なんて無い。 ――前は、私が斬り拓くから。」 |
アルマ 「……このカード、負荷がこれまでの比じゃない。 私の素体が、もたない……それでも、やらないといけないから……!」 |
エアリス
「あいたた。思ったより辛いね、こりゃあ」 |
マリシア 「燃え盛れ!!」 |
アルマ 「Quatrième.――ま、まだ……動けるから。」 |
_人人人人人人_ > 大当たり <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |
アレル 「あっるぇ……」 |
静かに蝶が舞う |
エアリス
「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
マリシア 「――――エクスプロージョンッ!!!!」 |
静かに蝶が舞う |
もはや剣を振るという意思は見られず、ただ設定されたカード通りに動かされているだけだ。 |
アレル 「あっるぇ……」 |
静かに蝶が舞う |
マリシア 「弾けて消えろ……」 |
もはや剣を振るという意思は見られず、ただ設定されたカード通りに動かされているだけだ。 |
アルマ 「……ま、まだ、やれる、わ。」 |
アルマ 「つ、次……!次は、誰!?」 |
姿は掻き消え蝶が舞う |
エアリス
「これで、良かったのかもね」 |
チェノー 「エッと……そッチデ休ンデテ!」 |
「………」 |
黒に広がる青褪めた黒 Chain 惨自傷冥闇Lv3(1) 全付封殺Lv3(2) 列命傷冥闇Lv5(3) 散低下Lv3(4) 貫命傷冥闇Lv3(5) 全付封殺Lv2(6) 列傷冥闇Lv5(7) 休息Lv2(8) 貫自傷冥闇Lv3(9) 列付封殺Lv2(10) 命傷冥闇Lv5(11) 貫傷痕冥闇Lv3(12) 傷冥闇Lv6(13) | ||||||||||||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain 傷突刺Lv4(1) 傷火炎Lv4(2) |
チェノー 「ここを乗リ越エレば……!」 |
「………」 |
アレル 「順調順調っと、このまま行ければ御の字ってね」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
チェノー 「クサリは始まル」 |
チェノー 「イかな大地デあろウとも」 |
肺が膨らむたび、入ってくる、侵ってくる―― |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
チェノー 「吹キ抜ケル風ニ声はなイ」 |
呼吸器が嫌悪の形で鳴らす警鐘。 |
「………」 |
チェノー 「極ミ残ルは虚ろのミ」 |
チェノー 「虫除ケ? さあ、どウだろウネ」 |
「………」 |
「………」 |
チェノー 「極ミ残ルは虚ろのミ」 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
(治った場所をかいている) |
チェノー 「フウ。どウかな」 |
「………」 |
アレル 「あー…すいません、後おまかせします…」 |
個は自己の繁栄を至上とする。妨げとなる他を排除することに何の異議があろう? |
黒に広がる青褪めた黒 Chain 隠者Lv3(1) | ||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain 傷突刺Lv4(1) 傷火炎Lv4(2) 連活気Lv2(3) 庇傷突刺Lv1(4) 惨傷火炎Lv3(5) |
チェノー 「其の地が血とならば、其が血は地となろウ」 |
その場に無様に崩れ落ちた。邪魔であれば蹴るなりしてどかしておいたほうがいい。 |
チェノー 「ミンな、お疲レ様」 |
シンセミア 「これで閉幕、お疲れ様」 |
エアリス
「次は、私を打ち負かして見せて欲しい。冗談なんかじゃあないよ、本気さ」 |
「………」 |
アレル 「あたたた……ちょーっとまずいかなこりゃ」 |