ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
「………」 |
「……大丈夫だよ。全部、僕が受け止めてあげるから」 剣を握るにはあまりにも華奢な青年は。 その虚ろな深紅の瞳で、戦場と、戦うべき相手を見据える。 血に濡れた一輪の”アルビフロラ”は、どこか美しくも不気味に、風に揺られていた。 |
アレル 「お手柔らかに…ってそうもいかないよね、やれやれ」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
チェノー 「あなたは害虫? そレとも……」 |
エアリス
「人間同士で争いあうなんて、不思議なものだね」 |
「………」 |
アウエーレ 「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
ディヴァイナー 「今日の運命はー…… 」 *一枚、カードを取り出す* 【2:女教皇/正位置】 ディヴァイナー 「……なんて、当たるでしょうか。……さて 」 ディヴァイナー 「行きましょう、運命の導きのままに」 |
シヲ 「えーっ戦闘するんですか!お手柔らかにお願いします……」 |
千尋 「手合わせ、よろしく頼むよ」 |
アレル 「それでは頑張ってみましょうかね」 |
ヤマツ 「ないよりマシだ」 |
ディヴァイナー 「さぁ、行きましょうか。……運命をこの手で手繰り寄せて、――――」 |
耐性の形成を確認。 モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
エアリス 「第1章88節。『好意の返報性は絶対ではない。 これは何も相手に限った話ではなく、自身でさえその対象となる。 私達は今まで、幾つの好意を無下にしてきたのだろうか。 幾つの機会を無駄にしてきたのだろうか』」 |
アレル 「おっとと、セーフですね」 |
エアリス 「第1章115節。『この世に救えない者はなく、神の愛は全てに平等に降り注ぐ。 その結果がこの停滞ならば、かの言葉に価値はない。 愛せぬならば、通り過ぎよ。 救い求めぬ真の愚者を切り捨てたその先に、本当の心の平穏があるのだから』」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
エアリス
「あらら。」 |
エアリス
「あらら。」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
チェノー 「あレッ」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
チェノー 「あレッ」 |
チェノー 「あレッ」 |
チェノー 「あレッ」 |
アレル 「おっとと、セーフですね」 |
チェノー 「あレッ」 |
チェノー 「あレッ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
アレル 「おっとと、セーフですね」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
アレル 「おっとと、セーフですね」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
アレル 「あんまやりたくないけど最後に勝てるなら何だって…!」 |
Hölle-ヘレ- Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
チェノー 「ザラザラだ」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
ヤマツ 「不正解」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
「………」 |
アウエーレ 「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
エアリス
「怖いね。あと半歩だったよ」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
アウエーレ 「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
チェノー 「クサリは始まル」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
/ なんでーっ \ |
/ なんでーっ \ |
エアリス
「ごめんね、痛いかな。すぐに終わるからね」 |
「………」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
アウエーレ 「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
チェノー 「イズレは枯レ」 |
肺が膨らむたび、入ってくる、侵ってくる―― |
チェノー 「フウ。どウかな」 |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
「………」 |
「………」 |
ヤマツ 「やれ」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
正義が心に力を与える。自分に非はない、あいつのせいだ。 |
個は自己の繁栄を至上とする。妨げとなる他を排除することに何の異議があろう? |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
千尋 「ありがとう。まだ、戦えるよ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
エアリス
「怖いね。あと半歩だったよ」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
「………」 |
ヤマツ 「貴様にはがっかりだ」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
「………」 |
すくねくん 「あれ、制御ミスっちゃいました?」 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
「………」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「わりと手段は選ばない方でね。 後遺症が残っても知らない、よっと!」 |
アウエーレ 「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
アウエーレ 「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
アウエーレ 「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |
アウエーレ 「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
アウエーレ 「…ッ、う…大丈夫、治せる…自分の傷だもの……自分で出来るわ…やらなくちゃ……」 |
アウエーレ 「…ッ、う…大丈夫、治せる…自分の傷だもの……自分で出来るわ…やらなくちゃ……」 |
呼吸器が嫌悪の形で鳴らす警鐘。 |
Hölle-ヘレ- Chain 列傷冥闇Lv5(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain 連続Lv3(1) 吊者Lv3(2) 貫殺傷投射Lv4(3) 全低下Lv2(4) 貫傷痕突刺Lv3(5) 鎖力Lv3(6) 全限界活気Lv2(7) 貫傷投射Lv4(8) 貫傷突刺Lv4(9) |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アウエーレ 「やめて!ストレートにしんじゃうから!!」 |
チェノー 「ウグッ……!」 |
アレル 「はいそこ、隙ありだ」 |
アウエーレ 「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |
ディヴァイナー 「導きます、……その輪を繋いで、――――」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
千尋 「ありがとう。まだ、戦えるよ」 |
アレル 「いやー助かりますねぇ」 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
「………」 |
「………」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「このアーティファクトわりとなんでも貫くから、 覚悟しておいた方がいいよ。 ……主に味方の皆さんとかね?」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
チェノー 「虫除ケ? さあ、どウだろウネ」 |
ヤマツ 「────“そこを狙え”」 |
ヤマツ 「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |
アレル 「ごっふ…」 |
ヤマツ 「……」 |
首を軽く回した。 |
エアリス
「んー、目が覚めてきたよ」 |
「………」 |
すくねくん 「セットアップ完了ですね!そろそろあったまってきましたか?」 |
アウエーレ 「さあ、鬼が出るか蛇がでるか…勝負よ! 」 |
「………」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「しつこさには自信があってね。 性格が悪い?それ、褒め言葉っ」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
「………」 |
アウエーレ 「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
エアリス
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
アレル 「あー…すいません、後おまかせします…」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
千尋 「そ、そんな……!」 |
チェノー 「もらウよ」 |
Hölle-ヘレ- Chain 傷冥闇Lv6(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain 貫感傷投射Lv3(1) 全活気Lv2(2) 貫刳傷突刺Lv4(3) 散活気Lv1(4) 鎖力Lv2(5) 散限界治癒Lv2(6) 殺傷投射Lv4(7) 多活気Lv2(8) |
ヤマツ 「(くつくつと笑い声がする)」 |
チェノー 「ここを乗リ越エレば……!」 |
エアリス
「油断は禁物、だね」 |
「………」 |
アウエーレ 「もう…ぜったい無理……ッ 」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
「………」 |
2'nd chain!! |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
「………」 |
アウエーレ 「私を回復、してくれるの?や、やさしいのね…… 」 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
チェノー 「ぼそぼそ……」 |
チェノー 「見エなイところニ、シッかリと」 |
チェノー 「油断シたネ」 |
アウエーレ 「さあ、鬼が出るか蛇がでるか…勝負よ! 」 |
「………」 |
「………」 |
2'nd chain!! |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
「………」 |
エアリス
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
千尋 「ごめん……もう、動かない……後は、任せたよ……」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
(治った場所をかいている) |
すくねくん 「効果的ですね!いい感じですよ!」 |
Hölle-ヘレ- Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain 貫感傷投射Lv3(1) 全活気Lv2(2) 貫刳傷突刺Lv4(3) 散活気Lv1(4) 鎖力Lv2(5) 散限界治癒Lv2(6) 殺傷投射Lv4(7) 多活気Lv2(8) 全活気Lv1(9) 全活気Lv2(10) 素傷投射#必殺Lv4(11) 遠感傷投射Lv3(12) |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
ヤマツ 「……っ!」 |
破滅的であって当然だ。 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
アウエーレ 「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |
アウエーレ 「さあ、表にするわよ――」 |
「………」 |
アウエーレ 「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |
シヲ 「定時!定時ですから!お先に失礼します!!」 |
「………」 |
Hölle-ヘレ- Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain 貫感傷投射Lv3(1) 全活気Lv2(2) 貫刳傷突刺Lv4(3) 散活気Lv1(4) 鎖力Lv2(5) 散限界治癒Lv2(6) 殺傷投射Lv4(7) 多活気Lv2(8) 全活気Lv1(9) 全活気Lv2(10) 素傷投射#必殺Lv4(11) 遠感傷投射Lv3(12) |
アウエーレ 「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |
アウエーレ 「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |
ヤマツ 「…………」 |
チェノー 「大丈夫かな……」 |
エアリス
「残念なことに、私はまだ戦えるらしいね」 |
「………」 |
エアリス
「ごめんね、痛いかな。すぐに終わるからね」 |
チェノー 「あレッ」 |
ヤマツ 「お見事」 |
Hölle-ヘレ- Chain 散治癒Lv1(1) 冥闇吸魔Lv2(2) 列治癒Lv1(3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ディヴァイナーPT Chain 貫感傷投射Lv3(1) 全活気Lv2(2) 貫刳傷突刺Lv4(3) 散活気Lv1(4) 鎖力Lv2(5) 散限界治癒Lv2(6) 殺傷投射Lv4(7) 多活気Lv2(8) 全活気Lv1(9) 全活気Lv2(10) 素傷投射#必殺Lv4(11) 遠感傷投射Lv3(12) |
アウエーレ 「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |
/ なんでーっ \ |
ヤマツ 「ご退場、よろしく」 |
ディヴァイナー 「……」 |
「………」 |
エアリス
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
ヤマツ 「結構。酒の肴にでもしよう」 |
チェノー 「ミンな、お疲レ様」 |
エアリス
「次は、私を打ち負かして見せて欲しい。冗談なんかじゃあないよ、本気さ」 |
「………」 |
アウエーレ 「だって…これ…もう、虫の時より血を見なくちゃいけないんじゃないの?大丈夫?立てる?」 |
ディヴァイナー 「それが運命なら……受け入れるしかありません 」 ディヴァイナー 「……先ゆくあなたがたにも、運命が周り来ますよう」 |
シヲ 「つかれました……」 |
千尋 「僕の力が至らなかった……ごめんね……」 |
アレル 「あたたた……ちょーっとまずいかなこりゃ」 |