来たな、BUG! |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「………ワタシはアルカナナイツが一人、席番は13………所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *枷が、砕ける。* *それは、戦う時にのみ許された自由―――* |
「………」 |
ミザール 「手合わせ願うぜ!」 |
チェノー 「あなたは害虫? そレとも……」 |
ラー 「さて、肩慣らしといこうか」 |
エアリス 「え~っ、面倒だなぁ。相手なら他にいるじゃない」 |
エルタ 「本気でまいります。」 |
ライム 「いくノよー」 |
◆◆
「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
ライラ 「はろーはろー。模擬戦ね。」 |
「………」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし旅人の道標と成れ』」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし我の道標と成れ』」 |
ラー 「『照らせ星光、覆天進みし我が道標と成れ』」 |
ラー 「『踊れ神煌、我が同胞を心躍らせるべく――』」 |
ラー 「廻れ神煌、我が具現よ。天に座す光忌の力、思い知れ――――」 |
エアリス 「あらら。」 |
エアリス 「第1章88節。『好意の返報性は絶対ではない。 これは何も相手に限った話ではなく、自身でさえその対象となる。 私達は今まで、幾つの好意を無下にしてきたのだろうか。 幾つの機会を無駄にしてきたのだろうか』」 |
◆◆ 「モウ聞き飽きたでしョうケド、イイコト教えてアゲル。ワタシの前二立つからにハ…」 「アンタが死ぬか、ワタシが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイわ。」 ◆◆ 「さァ……覚悟はイイ?」 |
◆◆ 「マズ。戦い二於いてヤる気…殺意は大事ヨ。」 「何が何デモ、血反吐撒き散らシて満身創痍二なろうト…相手を引きズリ落とす気概ってヤツがネェ。」 |
「………」 |
「………」 |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
ライラ 「さ、行くわね。」 |
流麗なスウェー! |
チに誘われて Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エアリルPT Chain |
ミザール 「逆境の中でこそ、男の価値が試されるってもんだ。」 |
破滅的であって当然だ。 |
「………」 |
ライム 「ラストチャンス!」 |
ライラ 「よいしょーっと」 |
ライム 「ぷにー・・・」 |
◆◆ 「集中ヲ切らすンじゃナイわよ?」 「ココ、って時二外すンじゃア汚名返上モ赦されないワ。」 |
ラー 「『燃やし尽くせ、全てを灰に還すまで』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
ラー 「『光陰は追う、天の果ても地の果ても』」 |
ラー 「じゃあな。起き上がるなよ―――」 |
ライム 「か弱いスライムをいじめるなんテ・・・」 |
◆◆ 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
「………」 |
◆◆ 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
「………」 |
全ての存在には寿命がある。『信頼』や『親愛』も、その例に漏れない。 |
チェノー 「軽率」 |
チに誘われて Chain 遠殺傷火炎Lv3(1) 貫自傷冥闇Lv3(2) 全付封殺Lv2(3) 列治癒活気Lv2(4) 遠傷痕火炎Lv3(5) 貫傷冥闇Lv3(6) 列付封殺Lv2(7) 連治癒活気Lv2(8) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エアリルPT Chain 貫自傷殴打Lv3(1) 列命傷冥闇Lv4(2) 治癒Lv2(3) 散活気Lv1(4) 列傷突刺氷水Lv2(5) 傷殴打Lv3(6) 傷冥闇Lv5(7) 治癒活気Lv2(8) 貫応傷氷水Lv1(9) |
(鼻歌を歌っている) |
エアリス 「うん、悪くない。」 |
◆◆
「ココからガ勝負ヨ。」 |
「………」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「このアーティファクトわりとなんでも貫くから、 覚悟しておいた方がいいよ。 ……主に味方の皆さんとかね?」 |
エアリス 「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
チェノー 「イズレは枯レ」 |
呼吸器が嫌悪の形で鳴らす警鐘。 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
エアリス 「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
ラー 「『五つ―――――』」 |
ラー 「『終焱よ、花開け───』」 |
6'th chain!! |
エアリス 「しつこさには自信があってね。 性格が悪い?それ、褒め言葉っ」 |
チェノー 「全テの生は砂と化シ」 |
チェノー 「虫除ケ? さあ、どウだろウネ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「『鎖は十分に成った―――ここで墜ちろ』」 |
ラー 「『華焔よ、咲き誇れ――』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
ラー 「じゃあな。起き上がるなよ―――」 |
◆◆
「…後は任せなサイ。」 |
「………」 |
ミザール 「ヒャア我慢出来ねえ!!」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
エアリス 「ペンは剣よりも強しとは良く言ったものでね、 時にはその結果の残酷さも、 剣を遥かに凌駕することがあるのさ」 |
ミザール 「任せろおおおおおお!!!!!」 |
ミザール 「完 璧 だ !」 |
エルタ 「皆さん、行きますよ!」 |
チェノー 「クサリは始まル」 |
小さな死。 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
チェノー 「はー、肥エルー」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
エアリス 「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
◆◆ 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
「………」 |
ミザール 「ここからだ!」 |
手首をほぐすように、鎌を振り回す。 |
エアリス 「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
◆◆
*足りない。* |
「………」 |
「………」 |
ミザール 「お前は高いところが好きそうだな!?」 |
ミザール 「ゲヒャア!」 |
◆◆ 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
「………」 |
エルタ 「皆さん、行きますよ!」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
2'nd chain!! |
T od ay is g oo da y to Di e. |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
ミザール 「漲ってきたァ!」 |
エルタ 「あなたに恨みはありませんが…」 |
◆◆
「…ヒドい事、スるわネ。」 |
「………」 |
ミザール 「おらああああああああああああ!!」 |
チェノー 「ミンな、お疲レ様」 |
ラー 「戦闘終了、お疲れ様」 |
エアリス 「……まだ、立てるかい?次は、私を打ち負かして見せてよ」 |
エルタ 「皆様のお陰です。ありがとうございます。」 |
ライム 「負けたノー・・・」 |
◆◆
「アーア…こンなんジャまだ…… 足りてナイってコトよネェ…」 |
「………」 |