崩れ行く黒土 チェノー(Pn202)
闇(Pn202)
アウエーレ(Pn202)
まんなか なかゆぴ(Pn318)
ひとさしゆぴ(Pn318)
末っ子 こゆぴ(Pn318) 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
![]() 「………」 |
「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |

チェノー「あなたは害虫? そレとも……」 |
「え~っ、面倒だなぁ。相手なら他にいるじゃない」 |

「………」 |
アウエーレ「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
なかゆぴ「命乞いをする準備は出来ましたか?」 |

「👍」 |

くすりゆぴ「ふぁー、がんばる」 |

ひとさしゆぴ「はい、練習ね練習。手加減してねー。」 |

こゆぴ「ふぇ…ふぇぇ~。痛いのいやだよぉ。」 |

こゆぴ「えっ!?なんでなんでー??」 |
こゆぴ「えっ!?なんでなんでー??」 |
こゆぴ「えっ!?なんでなんでー??」 |
こゆぴ「うえぇ~あたってよぉ~」 |
「………」 |
こゆぴ「うえぇ~あたってよぉ~」 |
こゆぴ「あっ…」 |
アウエーレ「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
こゆぴ「こゆが騒いでみんなのじゃましちゃうの!」 |
こゆぴ「あっ…」 |
「貴様にはがっかりだ」 |
こゆぴ「うえぇ~あたってよぉ~」 |
「そっちは偽物だった、ってことにしようか」 |

「第1章88節。『好意の返報性は絶対ではない。 これは何も相手に限った話ではなく、自身でさえその対象となる。 私達は今まで、幾つの好意を無下にしてきたのだろうか。 幾つの機会を無駄にしてきたのだろうか』」 |
「第1章37節。『全ての人々が分かり合うという幻想は、 自我の融合という醜く非現実的な結論に潰える。 人が人である限り、摩擦は起きる。争いは絶えない。 それでも我々は歩みを止めようとせず、その結果が嘗ての失態であった』」 |
こゆぴ「あわわああわわわ」 |
「第1章115節。『この世に救えない者はなく、神の愛は全てに平等に降り注ぐ。 その結果がこの停滞ならば、かの言葉に価値はない。 愛せぬならば、通り過ぎよ。 救い求めぬ真の愚者を切り捨てたその先に、本当の心の平穏があるのだから』」 |
なかゆぴ「激流を制するは静水」 |

くすりゆぴ「ふぁ」 |
「よもや──── この期に及んで“此れ”の対策を講じていないとは言うまい?」 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |

「人の話は最後まで聞きなさい」 |
「👍👍」 |
「人の話は最後まで聞きなさい」 |
「うむ……そう来たか」 |
「なるほど」 |
「うむ……そう来たか」 |
こゆぴ「あわわああわわわ」 |
「わたしのいう通りに動きなさい」 |
チェノー「あレっ」 |
チェノー「あレっ」 |
「👍👍」 |
チェノー「あレっ」 |
チェノー「あレっ」 |
こゆぴ「あわわああわわわ」 |
なかゆぴ「私の指が光って唸る…!」 |
なかゆぴ「体が火照ってきました…」 |
なかゆぴ「ゆぴてるの星の、導きのままに…」 |
なかゆぴ「天指活殺!」 |
「ふぁ」 |
ひとさしゆぴ「なに、なんで!?」 |
ひとさしゆぴ「なに、なんで!?」 |
「貴様にはがっかりだ」 |
「………」 |
ひとさしゆぴ「避けないでよね!」 |
「………」 |
| Hölle-ヘレ- Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| なかゆぴPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こゆぴ「こゆが応援するんだよー! ふれっふれー!!」 |
なかゆぴ「死に場所を選ばせてあげましょう」 |
「わたしも衰えたな……」 |
「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |

「……っ!」 |
なかゆぴ「安心して下さい。急所は外してません」 |
チェノー「うぐっ……!」 |
こゆぴ「えっ!?なんでなんでー??」 |
チェノー「思イ通りニはさセなイよ」 |
チェノー「見エなイ、なイなイ」 |
「……ぐっ!」 |
「……っ!」 |
「………」 |
「おやゆぴぱーんち」 |
アウエーレ「うっ……お腹が痛い…抉れる……ッ 」 |
「やれ」 |

| Hölle-ヘレ- Chain 貫自傷冥闇Lv2(1) 全活気Lv1(2) 全付封殺Lv2(3) 命傷冥闇Lv4(4) 貫侵食冥闇Lv3(5) 多治癒Lv1(6) 傷冥闇Lv2(7) 列付封殺Lv2(8) 命傷冥闇Lv3(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| なかゆぴPT Chain 列傷殴打Lv2(1) 深傷殴打Lv2(2) 全起死回生Lv1(3) 列傷心殴打Lv1(4) 列付猛毒Lv2(5) 全異常Lv2(6) 全低下Lv2(7) 多付封殺Lv1(8) 列傷殴打Lv3(9) 全異常Lv3(10) 列殺傷突刺Lv2(11) 列傷突刺Lv2(12) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
「では、こちらも」 |
It`s show time! |
背中に手を回す、ひょいと振る、いつの間にかボロボロの兎のぬいぐるみを持っている。 間を置かず炸裂したぬいぐるみから、悍ましくも血濡れた無数の針が飛び出した。 |
「ふふっ、やっちゃった!」 |
くすりゆぴ「ふぇ」 |
くすりゆぴ「ふあああー」 |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
「次はこちらだ」 |
チェノー「はー、肥エるー」 |
「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「………」 |
アウエーレ「え?あ?……え???あ、ありがとう…… 」 |
チェノー「イずレは枯レ」 |
「………」 |
「おかあさんのじゃくてん」 |
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5'th chain!! |
「ペンは剣よりも強しとは良く言ったものでね、 時にはその結果の残酷さも、 剣を遥かに凌駕することがあるのさ」 |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
「おかあさんをいたわって」 |
「おかあさんのじゃくてん」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「おかあさんをいたわって」 |
チェノー「汎ゆる色は消エ去ろう」 |
チェノー「虫除ケ? さあ、どうだろうネ」 |
「………」 |
アウエーレ「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |
「こんなものか」 |
「むぅ~」 |
アウエーレ「ッはぁ、避けた…避けられた…ッ!セーフ!」 |
「……」 |
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
「………」 |
なかゆぴ「死の……先を征く者たちよ」 |

「おかあさん、つかれてきた」 |
「よーん」 |
ひとさしゆぴ「ごーごーっ」 |

こゆぴ「ふぇ…まだかかるの?」 |
「……ぐっ!」 |
「お見事」 |
なかゆぴ「安心して下さい。急所は外してません」 |
チェノー「うぐっ……!」 |
アウエーレ「どうしてそういうことするの!? 」 |
「ふぁー」 |

なかゆぴ「ひとつ」 |

なかゆぴ「千烈指、喰らいなさい!」 |
「……ぐっ!」 |
なかゆぴ「あなたのために祈る言葉は無い」 |
「……っ!」 |
なかゆぴ「ふたつ」 |

なかゆぴ「粉々になりなさい」 |
「👍👍👍」 |

「👍👍👍👍」 |

「お見事」 |
「むぅ~」 |
「そっちは偽物だった、ってことにしようか」 |
「むぅ~」 |
「………」 |
「ふあー…」 |
「ふぇ」 |
くすりゆぴ「ふぇ」 |
くすりゆぴ「ふぇ」 |
こゆぴ「まだまだ続くよ!」 |

こゆぴ「痛いのはヤ! あぶないものヤダ〜〜!」 |
こゆぴ「え、えっと……いっぱい!!」 |

アウエーレ「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
「笛」 |
くすりゆぴ「ふぇ」 |
|
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
「………」 |
アウエーレ「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
ひとさしゆぴ「ふふん!」 |
チェノー「うぐっ……!」 |
「………」 |
ひとさしゆぴ「ふふん!」 |
「……ぐっ!」 |
こゆぴ「たくさん!」 |

こゆぴ「うえぇ~あたってよぉ~」 |
アウエーレ「ッはぁ、避けた…避けられた…ッ!セーフ!」 |
「笛」 |
「………」 |
ひとさしゆぴ「どーだ!」 |
こゆぴ「たくさん!」 |
