ないしょだ サート(Pn59)
街の自警団/騎士 アレク(Pn59)
ライラ(Pn59)
ハーバリスト バニラ(Pn59)
*祈りを 捧げた*
アルカナナイツ ⅩⅢ 『死神』 聖女(Pn362)
アルカナナイツ ローデヴェイク(Pn362)
忌むべき赤 ドリス(Pn362) | 「大丈夫、落ち着いて…」 ぐっと左手を握る。腕輪がぽわと光った。 |
| ――――そっと、息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「アー…エーット。こーゆーノッテ、ちャあんト名乗ッタ方がイイんだっけェ?」 「ソの辺り、ドウデモ良サそうだケド…一応、ヤっときマしょうかネェ。」 「………ワタシはアルカナナイツが一人、席番は13………所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「その身へと刻まれる死を覚悟なさい。」 |
サート「よろしくお願いします。」 |
アレク「対人実践訓練みたいだね! 」 アレク「お手柔らかによろしく!」 |
「よ…よろしくお願いします!」 |
ライラ「はろーはろー。模擬戦ね。」 |

バニラ「模擬戦、ってどんな感覚なのかな?」 |

「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |

ドリス「模擬戦とはいえ、手加減はしないからね!」 |

――――そこにいる相手を見据えた。 |

バニラ「いくよ、準備はいいかな?」 |

バニラ「――君のその手にあるの、ちょっと漂白しちゃおう」 |
バニラ「――おいでおいで、ほら早く」 |
「――――大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 今日が終わってしまう前に、始めよう。」 |

――――沈黙が、その姿を塗りつぶす。そこにあるのは無貌の駒だ。 |

「始めるよ…拡がれ、”Verteidigen”!」 |

「その力は我らが糧に――”Stehlen・Schwert”!」 |

「お願い耐えきって…――”Ausdauer・Schwert”!」 |
「その力は我らが糧に――”Stehlen・Faust”!」 |

「”Ausdauer・Lanze”!」 |
「その力は我らが糧に――”Stehlen・Flamme”!」 |

「”Ausdauer・Flamme”!」 |
![]() 「イイコト教えてアゲル。ワタシの前二立つからにハ…」 「アンタが死ぬか、ワタシが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイわ。」 ![]() 「さァ……覚悟はイイ?」 |
「ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!」 |
「ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!」 |
「ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!」 |
ライラ「さ、行くわね。」 |

ドリス「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
サート「運は時に、悪いほうに転ぶ。」 |
「──チョットォ? 危ないジャナイ。これ以上服がダメになったらどうしてくれるのカシラ」 |
ドリス「おっと、甘いね!」 |
| サートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *祈りを 捧げた* Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バニラ「――そう簡単に、当てさせないよ」 |
「──チョットォ? 危ないジャナイ。これ以上服がダメになったらどうしてくれるのカシラ」 |
その手にある刃で受け止めた。 |
アレク「そ、そこは狙っちゃだめな所だよ!?」 |
飛び散って消えた。そしてまた、別の場所にいる。 |
ドリス「私には見えるんだよ!」 |
飛び散って消えた。そしてまた、別の場所にいる。 |

「いっ……!!」 |
バニラ「――寒いのは好き?僕はあんまり好きじゃないな。」 |

ドリス「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
足音。 |
それは沈黙している。 |

「みッつ」 |
![]() 「ほーォら、縦に並んでソノママ大人しくシててよネェ!」 |

「はァい、痛いトコにドーォン!」 |

「いっ……!!」 |
……BUGかどうか、それを問うのは止めておくことにした。 |
「わたしはまだ…まだ…っ、 」 「~~~っっ!!」 |
サート「大丈夫ですか……!?少し下がっていてください。」 |
アレク「守れなかったね、ごめんね…。 あとは任せて!」 |
バニラ「大丈夫?あとで効く薬を処方してあげるね。」 |
| サートPT Chain 列低下Lv2(1) 惨殺傷斬払Lv1(2) 惨殺傷斬払Lv1(3) 全活気Lv1(4) 傷斬払Lv1(5) 全低下Lv2(6) 惨殺傷殴打Lv1(7) 惨殺傷殴打Lv1(8) 多活気Lv1(9) 傷天光Lv1(10) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| *祈りを 捧げた* Chain 遠自傷投射Lv2(1) 傷投射Lv3(2) 貫自傷殴打Lv3(3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バニラ「まだ、いけるよね?」 |
「…アハ、良い調子、ネェ?」 |
ドリス「あはは!もうちょっと耐えてみせてよね!」 |

ドリス「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
ドリス「死ねってことよ!!」 |
押し殺された呼吸の音。 |

一瞥する。 |
「みッつ」 |
![]() 「ヨク狙ッテ…ッアハハハ!! 逃ゲ場ナンてドコにもナイわヨォ?」 |

「あは。アンタ、ワタシみたいな手合いハ苦手カシラ?」 |
サート「くっ……ここまでか。」 |
アレク「ちょっともう戦えないかも、ごめん離脱するよ。」 |
バニラ「三十六計逃げるに如かず、ここまでだね。」 |
「―――サぁ、イイ声、聞かせてネェ?」 |
ドリス「あはははは!君たちを一挙に殲滅する!!」 |
ドリス「私にはよーく見えてるよ」 |
「ふたツ」 |
![]() 「アハはハハ!! ―――ソコ、危ナイわヨ?」 |

「さァ、ここからどうするノ? 死二たくなけりャ命乞いデモするゥ?」 「…ッハ、なァんてネ。」 |
「ハイ、サヨウナラ。」 |
アレク「う…、これはまずいかも…。」 |
「まだまだ難しいなあ。」 |
「ハイ、じャあ練習はココマデねェ。」 |
ドリス「いえーい、ヴィクトリー!」 |
――――無言だ。 |