崩れ行く黒土 チェノー(Pn202)
闇(Pn202)
アウエーレ(Pn202)
Achenbash's
彷徨人 スレイン(Pn2)
ぼんよりまほーつかい ネムム(Pn2)
魔なる血族 アマリア(Pn2) 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
![]() 「………」 |
ネムム「……そろそろかな」 コルク「そのようだ」 【ネムムとコルクはゆったりとした動作で相手に視線を向ける】 ![]() 【それと同時に宝玉内に光の文様が一瞬流れた】 |
「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のアルカナの裏。 」 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |

チェノー「あなたは害虫? そレとも……」 |
「そっか、始めるんだね」 |

「………」 |
アウエーレ「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
スレイン「訓練……ですね よろしくお願い致します」 |
ネムム「……準備終わり 」 コルク「では始めるか」 |

アマリア「よろしくおねがいします!」 |
――――無言。 |

「手合わせ願おう」 |
アウエーレ「勝手に触らないで……!」 |
「立ち止まる機会を与えよう」 |

「では、よろしく」 |
「……」 |
チェノー「あレっ」 |
チェノー「あレっ」 |
アマリア「へっちゃらだよー!」 |
「繰り返すことに疲れたら、いつでも帰っておいで。 彼女は、わたしたち人間を待っているよ。いつまでも」 |
*きらきら* |


| ヤマツPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「定めるべき狙いの在りかをを示してやろう」 |
チェノー「あんまリこうイう事はやリたくなイんだケどさ」 |
チェノー「腐食もまたヒとつの流レ」 |
「じわじわと破滅へ進むが良い」 |
「ふむ、猪口才な」 |
「ふむ、猪口才な」 |
「………」 |
「ふむ、猪口才な」 |
|
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
「ふむ、猪口才な」 |
「………」 |
「ふむ、猪口才な」 |
アウエーレ「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |

アマリア「ごめんなさい……!」 |
アウエーレ「げほっ…うっ…、喉の奥から出てはいけないものが出そう……」 |

一瞥する。 |
アウエーレ「え、うそ…これ、落ちてるの…私の血? 」 |

チェノー「うぐっ……!」 |
一瞥する。 |
アウエーレ「やめて!ストレートにしんじゃうから!!」 |
アマリア「あっ、そんなのずるい……!」 |
|
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
アウエーレ「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
| ヤマツPT Chain 全付封殺Lv1(1) 散命傷冥闇Lv2(2) 列命傷冥闇Lv3(3) 全活気Lv1(4) 列付封殺Lv1(5) 貫命傷冥闇Lv2(6) 列傷冥闇Lv3(7) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain 散傷投射Lv2(1) 列付封殺Lv1(2) 列侵食氷水Lv2(3) 貫付封殺Lv1(4) 列侵食疾風Lv2(5) 散活気Lv2(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アウエーレ「他の人が傷つくよりは…マシだけれど……うっ…」 |
アウエーレ「さあ、鬼が出るか蛇がでるか…勝負よ! 」 |
チェノー「クサリは始まる」 |
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2'nd chain!! |
「………」 |
チェノー「はー、肥エるー」 |
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
「………」 |
アウエーレ「う…ありがとう…自分で自分の回復が間に合わないなんて、情けないわね…ごめんなさいね……」 |
チェノー「川は流レテ輝かず」 |
チェノー「ヘビのようニ」 |
|
6'th chain!! |
「………」 |
アウエーレ「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
アウエーレ「…ッ、う…大丈夫、治せる…自分の傷だもの……自分で出来るわ…やらなくちゃ……」 |
アウエーレ「ああぁ、もう…イヤ…はやく治さないと…… 」 |

アマリア「はーい! アマリア!! アマリアがやりまーす!!」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
それは沈黙している。 |

アウエーレ「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
「弐重奏【デュオ】」 |
「厄介な力は封じさせてもらうぞ。」 |
ネムム「……まだ繋げるよ」 |
ネムム「……カードの能力を発動。種子と樹木と果実の複雑な香味」 |

「肆重奏【カルテット】」 |
「簡単に封印から逃げられると思ったか?」 |
コルク「では引き継ごう」 |
ネムム「……カードの能力を発動。果実の甘酸っぱさと香草の爽やか風味」 |

「………」 |
ここに言葉はない。 |
「。 」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
「………」 |
チェノー「見エなイ、なイなイ」 |
「……」 |
「んー、目が覚めてきたよ。」 |
「………」 |
ネムム「……場が温まってきた? 」 コルク「溜めるか放つか、見極めなければ」 |

「では、こちらも」 |
「ぐっ・・・しくじったか」 |
|
2'nd chain!! |
「済まないけれど、少し辛い目に遭ってもらうよ。──いや、もう既に遭っているはずなんだけどね」 |
ネムム「……こなかった 」 コルク「(うまく捌けたか)」 |
アマリア「へっちゃらだよー!」 |
「………」 |
アウエーレ「…ッ、う…大丈夫、治せる…自分の傷だもの……自分で出来るわ…やらなくちゃ……」 |
「ほんの少しの言葉にもひどく傷つくようなら、 貴様というのは生きることに向いていない生き物なのだろうな」 |

ネムム「……こなかった 」 |
アマリア「こ、このくらいじゃ泣かないんだから……!」 |
「こんなものか……」 |
飛び散って消えた。そしてまた、別の場所にいる。 |
「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵えて差し上げよう」 |
「さて、ここで一息といこうか。」 |
スレイン「???」 |
コルク「……感謝する」 |
アマリア「ありがとう! とっても元気になった!」 |
「これで立て直せるか」 |
「そう簡単にはやらせぬ」 |
アマリア「はーい! アマリア!! アマリアがやりまーす!!」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
空白に線を描いた。 |

意味のない言葉と囁き声。 |
「ぐぐっ……!」 |
「弐重奏【デュオ】」 |
「ふー」 |
「これで立て直せるか」 |
スレイン「繋ぎます!」 |
スレイン「さあ、平和的に終わらせましょう」 |
ネムム「……まだまだ繋げるよ」 |
ネムム「……カードの能力を発動。種子と樹木と果実の複雑な香味」 |

「恩に着る」 |
「恩に着る」 |
「恩に着る」 |
| ヤマツPT Chain 貫侵食冥闇Lv2(1) 傷冥闇Lv4(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「おのれ……!」 |
ネムム「……ちょっとあぶない? 」 コルク「さてどうなるか……」 |
アマリア「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
アウエーレ「さあ、鬼が出るか蛇がでるか…勝負よ! 」 |
It`s show time! |
「何かを禁じる掟は幾千幾万とあるけれども、 何かを推奨する掟はずっと少ないんだね」 |
「………」 |
アウエーレ「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
チェノー「油断シたね」 |
アマリア「へっちゃらだよー!」 |
「ふふっ、やっちゃった!」 |
「ぐっ・・・しくじったか」 |
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
ネムム「……眠くなってきた 」 コルク「ここまでか」 |
スレイン「大丈夫ですか……!」 |
アマリア「あなたの分もがんばるから!」 |
今は眼前の敵を相手するのに忙しい。 |
「思わしくない状況だな」 |
「………」 |
チェノー「ここを乗リ越エレば……!」 |
「うん、悪くない。」 |
「………」 |
アマリア「うう……アマリアもうつかれた~……」 |
「………………ありがとう」 |
チェノー「はー、肥エるー」 |
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
「………」 |
アウエーレ「…すぅ…はぁ…、大丈夫……塞ぐだけよ、人の血よりマシよ…… 」 |
アウエーレ「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
| ヤマツPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain 散時傷投射Lv3(1) 列治癒活気Lv1(2) 列付封殺Lv2(3) 連活気Lv2(4) 列付封殺Lv2(5) 治癒活気Lv2(6) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「やれ」 |

「ぐっ・・・しくじったか」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
アウエーレ「げほっ…うっ…、喉の奥から出てはいけないものが出そう……」 |
| ヤマツPT Chain 列治癒Lv2(1) 治癒Lv2(2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain 散時傷投射Lv3(1) 列治癒活気Lv1(2) 列付封殺Lv2(3) 連活気Lv2(4) 列付封殺Lv2(5) 治癒活気Lv2(6) 休息Lv2(7) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スレイン「くっ……! なんて野蛮な……!」 |
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
アマリア「ううう……アマリアもう無理……」 |
スレイン「大丈夫ですか……!」 |
あまり気にしていない様子でいる。 |
「思わしくない状況だな」 |
「………」 |
チェノー「はー、肥エるー」 |
「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
「………」 |
アウエーレ「私を回復、してくれるの?や、やさしいのね…… 」 |
「………」 |
「…………」 |
チェノー「大丈夫かな……」 |
「嬉しいねぇ、私はまだ生きているみたいだ。」 |
「………」 |
チェノー「思イ通りニはさセなイよ」 |
スレイン「好きにはさせません!」 |
「………」 |
| ヤマツPT Chain 列治癒Lv2(1) 治癒Lv2(2) 列治癒Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain 散時傷投射Lv3(1) 列治癒活気Lv1(2) 列付封殺Lv2(3) 連活気Lv2(4) 列付封殺Lv2(5) 治癒活気Lv2(6) 休息Lv2(7) 貫付封殺Lv2(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「………」 |
「おやすみなさい。またどこかで会おうね……戯言じゃあ、ないんだよ」 |
「少々消耗が激しいようだ、一旦引く」 |
スレイン「大丈夫ですか……!」 |
まったく興味がないようだ。見向きもしない。 |
「………………ありがとう」 |
チェノー「はー、肥エるー」 |
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
「………」 |
……BUGかどうか、それを問うのは止めておくことにした。 |
アウエーレ「最初から無理だと思ってたのよ…だって私、こんなだし…… 」 |
チェノー「エっと……そっチデ休んデテ!」 |
「……これはちょっと困るかなぁ」 |
「………」 |
「ぐぐっ……!」 |
「………」 |
「………」 |
| ヤマツPT Chain 列治癒Lv2(1) 治癒Lv2(2) 列治癒Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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| Achenbash's Chain 散時傷投射Lv3(1) 列治癒活気Lv1(2) 列付封殺Lv2(3) 連活気Lv2(4) 列付封殺Lv2(5) 治癒活気Lv2(6) 休息Lv2(7) 貫付封殺Lv2(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||
「ごめんね、すぐに終わらせてあげるからね」 |
「――――……あ、……――――……。」 |
スレイン「大丈夫ですか……!」 |
「………」 |
スレイン「くっ……! なんて野蛮な……!」 |
「………」 |
スレイン「申し訳ありません……」 |
「結構。酒の肴にでもしよう」 |
チェノー「ミんなお疲レ様、デシた」 |
「……ごめんね、大丈夫かい?」 |
「………」 |
アウエーレ「だって…これ…もう、虫の時より血を見なくちゃいけないんじゃないの?大丈夫?立てる?」 |
スレイン「訓練とはいえ荒事は得意ではありません……」 |
コルク「してやられたな 」 ネムム「……少し休まないと」 |
アマリア「うう……いたい……」 |
人影は崩れ去った。もうそこに姿はない。 |
「ぐぬぬ・・・鍛錬が足りぬか」 |