看守が見当たらないので、モークは壁越しにくる声に応えてみた。 「だれか居るんですか」 「ぐすっ……ぁあ、また誰か、捕まっちまったのね……」 男の声らしかった。 「ええ、壊れた宇宙船につられてしまって。参りましたよ」 「へへ……そりゃあまたお人好しな。おれらと一緒だぁな」 「おれら? 他にも、誰か?」 「妹と居たんだよ。優しい子でさ……助けてくれって通信、信じちまって……それが奴らの罠だった、ってわけ」 「ふぅむ」 「で……女だからって別なとこに連れてかれちまった。多分、『お楽しみ』に使う気なンだろ……ちっきしょぉ!!」 ガーン! 男は壁を叩いた。 「あぁ、ちょと! 抑えて抑えて!」 「知るかァ! せっかく、二人で頑張って、生きてきたのに……もう何もかもおしまいだ!!」 そう言ったきり、男は大声で泣きだす。 しばらくして、顔を赤らめた海賊の連中が五人ほどやってきて、男に暴言とゲンコツと蹴りとを浴びせて帰っていった。 モークはなにもされなかった。ただ、黙って見ていた。 ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ 「おら飯だ! 起きろィ」 看守担当らしい荒くれ者が残飯を運んできた時には、既にモークの意識は鮮明であった。 檻の隙間から出てきた腕を、モークはすかさず、頭から引っこ抜いた羽根でひと撫でする。 「ブヒョッ!?」 彼が運んでいたプレートが強かに床に落ち、薄いスープが飛び散る。そんなのはどうでもいい話だ。ひっこんでいく腕を、素早い手さばきで、くすぐる! 「グヒャ! バッ、バロー、フザケてんのかァ!!」 「いやあ、こうしてますと退屈でしてね。このくらい―――」 言い終わる前に牢の戸は開け放たれ、握り拳がモークの眼の前に迫った。ドッ! モークの身は、右に三十度近くも傾いていた……その腕は、荒くれのみぞおちをきれいに突いていた。荒くれは、放り出した拳を伸ばしたまま倒れ、うずくまる。 「短気は損気ってものです。そっちの人も……」 と、モークは壁の向こうでまだ生きているであろう相手に声をかけてみたが、 「んぉ……ふゎ、何だァ?」 丁度、今の騒ぎで起きたところらしかった。 とりあえず荒くれから鍵を奪い、隣の男の牢を開けてやる……モークがそうする前に、彼は目を見開いた。 「あ、あんた……モーク・トレックかい!?」 男もモークと同じ、オーゲリアンだった。 ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ ○ ☆ 「向こうは概ね、四、五十人……ってところでしょうかな」 あの牢屋の先にずっと長く延びていた通路を見て、モークは言った。 「わ、わかるのか?」 「まぁね」 宇宙船の大きさが、勘でわかる。そうなるくらいの人付き合いを、モークはこれまでしてきていた。 「隠れる場所もありませんし、不審がられる前に抜けちゃいましょ」 そう言ってモークは、静かに、かつ素早く―――半ばすり足のような動きで通路を直進し始めた。 |
![]() 「ああそうだったのか!なら本当に偉人じゃねェか……」 ![]() 「その本がちょっと気になるところだが、売ってる場所は……さすがにこの星には無ェか……」 ![]() 「寄る年には勝てねェってか。まあ、そうだよなァ……」 ![]() 「あァ、なるほど……誘拐されていたのか。で、それをモークさんが助けたのか」 |
開始時 | vol.9~ |
発注地 | Lv9 |
目的地 | Lv12 |
Action | 移動 |
TimeLimit | 5 |
報酬 | Tip |
───そこに、1冊の本が落ちている。 手書きで、とある世界における『聖女』についての記述がされているようだ。 しかし古くはなさそうなのにも関わらず、汚れてしまっている上に途中から破れているのでどうにもボロくさい印象を受ける。 表紙の右下部分にも何かが書かれていたらしい。 おそらく名前であろうものだったが、これも汚れていて読めそうにない。 ………中身を開けてみれば…どうやら、ある程度は読めるらしい。 『私■の世界において。 医者■科学者、そして宗教…教会の人■■の身分は高い。 なんでも、■れた世界の復興に役■■たからその敬意を表して■結■らしい。 だ■どその世界の復興も■分前の話で、■■までが本当の話かは■かでは■いし、これからする■の中ではま■重要■ゃない。 …これ■■したい話というのは…教■の中でも■高位の存■とされている『聖女』■ついての話。 ア■はその内に■■る力である『聖力』を持■■いて、■■を捧げることでその力■発揮させることができる。 聖■と■■による効■が、どの程度の■のを示す■はあまり明らか■なっていない■■、 それでも『■■を受けたもの■不治■病を克服した』だ■か、『幾人を殺し■殺人■もすべての■を許された』だと■。 とにかく色■な噂が後を絶た■い。 そんな噂がある■■だから、人々の■会に対する…ひ■ては聖■■対する信頼、■仰はとても厚■。 ……人々は神よりも■■を信仰していた。 ■■は、その■■に応え■ため。 あるいはその■■による自身■立場を■るために 聖女を利用する。 そのた■に────』 ここから先は破れてしまっていて読めない。 …この先、奥へ進む道を見れば破れたページがあった。 先へ進めばこの先が読めるかもしれない。 |
開始時 | vol.8~ |
発注地 | Lv10 |
目的地 | Lv13 教会跡地 |
Action | 移動 |
TimeLimit | 無 |
報酬 | 謎物/回復 淡く光る何か |
そこに、1つ本が落ちていた。 とある世界の、聖女について書かれているようだった。 『……人々は神よりも聖女を信仰していた。 教会は、その信仰に応えるため。 あるいはその信仰による自身の立場を守るために──』 *人により不快感を与える可能性のある注文です* *不穏な表現が苦手な方は避けることをおすすめします。* |
後ろから足音が聞こえる。 走ってきているのだろう、そのテンポは早い。 ガチャガチャという金属の音も聞こえる。 ![]() 「おっとと…」 君の姿を確認して走るのを止め、息を整える。 青のターバンに黒のマントの姿。 金属音はどうやら鎧から発せられていたようだ。 ![]() 「やあ、慌ただしくてごめんね。 …君がミッションの受注者かい?」 君の存在を確認して語り始める。 ![]() 「そうだったなら早速説明をさせて貰うよ。 違うなら…まあ、不審者が何か呟いているとでも思って聞き流してくれればいい。」 ごほん、と咳ばらいを一つ。 話をするのが慣れていないのか、ぎこちない。 それとも受注者じゃなかったらどうしようとか思っているのかも知れない。 ![]() 「そんな長くなる話じゃないけどね。 目的は単純明快、開拓を進めて今より先の位置へ辿り着いて欲しい。 そうだな…開拓日数にして3日分先、というところだろうか。」 指を3本立ててから、その方角に向かって腕を伸ばす。 ![]() 「少量だけど報酬も用意しているよ。 この世界の共通貨幣だ。 どうだい?」 両手をぱっと広げ、簡単だろう?というようなジェスチャーと共に提案してくる。 と、そこで少し考え込んで君に再度話し始める。 ![]() 「だけど一つだけ条件をつけようかな。 あまり間延びすると僕も退屈すると思うし… 今から5開拓日数分、それをタイムリミットにしよう。」 懐から赤い表紙の書を取り出して、ページをめくる。 そして短く何事かを呟くと、書から光が溢れると同時にジュワンという形容しがたい音が響く。 それは一瞬で終わり、彼はその書を懐にしまい直した。 ![]() 「これで忘れることはない、と。 誤魔化しはきかないからそのつもりでね!」 君がミッションの受注者かどうか確かめきらないうちに勝手に物事を進めるあたり、 自己中心的なのか、それとも単なるおっちょこちょいなのか。 ![]() 「まぁ、僕もまだ到達していない地だ。 互いに頑張ろうじゃないか。競走ならぬ共走、ってところかな。 ではお先に。彼の地で落ち合おう!」 それだけ言って、彼は先ほど腕を伸ばした方角へ走って行く。 この場所には君と、草原の香りのする風だけが残った。 |
開始時 | vol.7~ |
発注地 | Lv10 待ち合わせ場所~共走の開始点 |
目的地 | Lv13 待ち合わせ場所~共走の中継点 |
Action | 移動 |
TimeLimit | 5 |
報酬 | Tip |
目的地まで開拓し、辿り着く。 実にシンプルな依頼だ。 別にランニング馬鹿に付き合って走る必要はない。 自分のペースで、ただし期間に間に合うように、目的地を目指そう。 ![]() |
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交流歓迎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地球から遠く離れた「プラゾア太陽系」に存在する、惑星「オーゲル」出身の宇宙探検家。 温厚で落ち着いた性格の持ち主だが、時には感情を強く出すこともある。趣味は風景の写真集を読むこと。 応急処置や料理、サバイバル技術、さらには写真撮影といった、探検家に必要なスキルをもれなく身につけている。老齢に近づいた身でありながら身体能力も高い。「ブルーバード号」という宇宙船を個人所有しており、これで宇宙を旅している。 幼いころから宇宙を旅することを夢見ており、カレッジ(大学)を卒業した後に本格的に探検家活動を始めた。数年後、先史文明に関する重大な発見をしたモークは一躍時の人となり、その後も多くの実績をあげていった。そんなある日、彼は宇宙海賊に襲われていたオーゲル星人の女性を救い、そのまま交際を始めて結婚に至った。程なくして息子ムートを授かったこともあり、モークはここで探検家を一旦引退した。 だが幸せな時間は長くは続かず、ある事故によって妻に先立たれてしまう。モークは遺されたムートを育て上げることに全力を注いだが、やがて彼も大人になり独り立ちをした。一人になったモークはもう一度昔のような生き方をしてみたいと思うようになり、探検家業への復帰を決意したのだった。現在は「白鈴公司(はくりんこうし)」という企業のバックアップのもとで活動を続けている。 ある日、新たな冒険に向けブルーバード号で宇宙を旅していたところ、原因不明の空間異常に巻き込まれてしまい、この物語の舞台となる惑星の近海にワープ。その際ブルーバード号は故障してしまい、修理の為に金を稼がなくてはならなくなった。 (Twitter: @BehindForestBoy) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Ino | 所持Max15 / 所持数10 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【主力】オーゲルの皮鎧 | 固有殴打武器 | - | 8 | 8 |
惑星オーゲルで作られた獣の皮の鎧 | |||||
2 | ヒュージバット | 生物 | 遠傷投射Lv2 | - | - |
3 | 散っていった毛根たちの怨念 | 固有謎物 | 殴打吸魔Lv3 | - | - |
#芸術の秋、それは毛狩りの季節 で得たモノ | |||||
4 | 6歩カード | 移動 | 確歩Lv6 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に6に変更する | |||||
5 | 虹色の石 | 固有鉱物 | 体調回復Lv3 | - | - |
#強化クエスト で得たモノ | |||||
6 | カモミール | 植物 | 転化Lv1 | - | - |
7 | 2歩カード | 移動 | 確歩Lv2 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に2に変更する | |||||
8 | 療術所のカード | 固有設置 | 療術所Lv14 | 16 | 7 |
現在地マスに療術所を設置する(区分:回復) | |||||
10 | 2歩カード | 固有移動 | 確歩Lv2 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に2に変更する | |||||
12 | 【防具】オーゲルの下半身鎧 | 防具 | 武具Lv1 | 15 | 11 |
下半身を守る鎧だ |
Sno | 所持Max74 / 特有Max4 / 設定Max5 / 所持数21 | 所有 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | モークの耳 | 特有 | 自動 | 麻痺領域Lv1 | 0 | 10 |
2 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 活気Lv2 | 28 | 0 |
3 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列活気Lv2 | 56 | 0 |
4 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 治癒活気Lv2 | 28 | 28 |
5 | モークの夢 | 特有 | 解離 | 遠傷殴打Lv1 | 0 | 24 |
6 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 治癒Lv2 | 0 | 28 |
7 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列治癒Lv2 | 0 | 56 |
8 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列治癒活気Lv2 | 56 | 56 |
9 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全活気Lv1 | 42 | 0 |
10 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 治癒活気Lv1 | 14 | 14 |
11 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列治癒活気Lv1 | 28 | 28 |
12 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全治癒活気Lv1 | 42 | 42 |
13 | 無名のカード | 専有 | 先発 | 確変Lv1 | 0 | 6 |
14 | 無名のカード | 専有 | 先発 | 列確変Lv1 | 0 | 12 |
15 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全治癒Lv2 | 0 | 84 |
16 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
17 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全治癒Lv1 | 0 | 42 |
18 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列活気Lv1 | 28 | 0 |
19 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 列治癒Lv1 | 0 | 28 |
20 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全活気Lv2 | 84 | 0 |
21 | 無名のカード | 専有 | 解離 | 全治癒活気Lv2 | 84 | 84 |
Marking Chara List |
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Ano | 名称 | 休日 | 区分 | 詳細区分 | 価値 | 期限 |
O-7 | 衣服屋 | 農耕 | 衣服 | 衣服屋Lv10 | 50 | 1 |
宇宙のファッションをあなたにお届け | ||||||
T-8 | 宿屋 | 豊穣 | 回復 | 宿屋Lv12 | 120 | 5 |
E-9 | 聖堂 | 星期 | 信仰 | 聖堂Lv12 | 140 | 9 |
A-8 | 兵器屋 | 安息 | 兵器 | 兵器屋Lv11 | 55 | 3 |
機械を使う人向けのお店らしいが |
区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 | 区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 |
魔器 | 1 | 5 | 0 | 0 | 防具 | 1 | 5 | 1 | 8 |
衣服 | 2 | 10 | 4 | 40 | 兵器 | 1 | 2 | 0 | 0 |
祭器 | 1 | 9 | 0 | 0 | 回復 | 2 | 8 | 1 | 12 |
産業 | 1 | 1 | 1 | 12 | 信仰 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Mission List |
#追加注文基礎講座受講 ☆ Clear ☆ |
#遥かなる地へ かつての開拓よりも、さらなる先を見てみないか? 目的地:V-Lv30 |
#保持するモノ ハチミツを入れる壺は回復・休息・遊戯・鑑賞・散策・産業・信仰施設いづれかを利用して借りる。 ※ミッションを受給した地点"以外"の該当施設(受給地点:E-Lv9) 目的地:B-Lv12 |
Mission#A List |
AdditionalOrder List |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
13 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 13 |
12 | × | × | × | × | × | 12 | |||||||||||||||||
11 | × | 11 | |||||||||||||||||||||
10 | ★ | 10 | |||||||||||||||||||||
9 | ☆ | 9 | |||||||||||||||||||||
8 | ☆ | ☆ | 8 | ||||||||||||||||||||
7 | ☆ | 7 | |||||||||||||||||||||
6 | 6 | ||||||||||||||||||||||
5 | 5 | ||||||||||||||||||||||
4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V |