シローは今にも倒れそうなほど疲労していた。一方のクマダは、まるで平坦な街道を歩いているかのように歩を進めている。 シローたちは今、険しい山道を進んでいた。日は強く照り付け、体力を奪っていく。頭上に広がる青空が恨めしい。そもそも、今のシローの背中には大きなリュックサックが二人分も乗っかっていた。 「きゅ……休憩……」 「なんだ、もうばてたのか。情けないやつ」 無神経な罵りに腹立たしさを覚えるが、反論する気になれない。今のシローにはプライドよりも休憩が必要だった。 開拓というのは、人の手の入っていない、道なき道を進んでいくことなのだ。シローは改めてこの地の開拓者に感心した。とは言っても、現在同行している熊帽子の男へは感心よりも憎しみの方が断然強かったが。そもそも、自分がこんなに疲労している原因の3割はこいつのせいだ。 シローは木陰に座り込み、ボトルに入った水をぐびぐびと飲んでいく。クマダがその横に腰かける。なんで、わざわざ隣に座るんだよ、とシローは目線だけをクマダに向け睨みつけた。 「まだ、道のりは長そうだぞ」 クマダがそう声をかけてきたときには、ボトルの水はすっかり空になっていた。シローは同時に、やってしまったと感じた。喉が渇いていた。無我夢中だった。しかし、それは何の免罪符にもならない。予備の水はもう無いのだ。この先、長くけわしい道のりを水なしで進むというのは、凡庸な体力のシローには無謀な行為だ。 クマダは、そんなシローの顔を見てため息をついた。 「仕方ない」 クマダはそういって、立ち上がる。クマダの小さなふたつ耳がピコピコと動いた。何か聞こえるのだろうかと、シローも小さな音を聞き逃さない様に耳に神経を集中させる。 音がした。流れる水の音だ。 シローがそれに気づいたころには、クマダは音のなる方向へと足早に進んでいた。シローも慌てて、それを追いかける。もちろん、リュックサックをふたりぶん背負って。 そこには川がながれていた。クマダは一足先に到着しており、流れる川の水を眺めている。 シローは、リュックサックを放り出し再び水が飲める喜びを胸に川の水をすくい、飲む。冷たく透き通った水は体の隅々まで染みわたっていった。登山の疲れがすべて癒されるようだ。 ふと、気づけばクマダが顔をこちらに向けている。少し、嘲笑が混ざっているように感じる。 「なんだよ、お前は飲まないのかよ?」 クマダもシローより体力があるとはいえ、人間である以上水は必要だ。しかし、クマダは川の水には一切手を付けていなかった。シローはそんなクマダを横目にボトルに水を満たそうと、リュックサックを開ける。 「お前はもっと勉強した方が良い」 クマダはそう言った。馬鹿にされている。こいつがこんな態度を取るのは今に始まったことではないから、舌打ちをして無視した。今は、ボトルに水を汲むほうが大事だ。 数時間後、シローは腹痛と下痢に倒れることになる。 「見知らぬ土地で生水を飲む馬鹿はお前くらいだよ」 そんな罵りを受けながら、シローは目を白黒させ無言でうずくまっていた。 |
クマダ 「このボクがBUGに負けるなんて…」 |
凍馬 「よ!連れ出してもらえたんでメッセージを送らせてもらったぜ こんな酔っぱらいを呼ぶなんて酔狂だな 酔ってるのは俺だけども」 |
凍馬 「【冒険者の名簿を見ながら】 なるほど、料理評論家ね うまいものがあったら俺もあやかりたいもんだぜ」 |
凍馬 「ま、開拓仲間として今後もよろしくな!」 |
ガモリ 「クマダさんですね、こちらこそありがとうございます〜!」 |
ガモリ 「BUGだの開拓だのでここら一帯が慌ただしいことになってるからこそ、落ち着ける場所が必要かなと思って…… ……もっとも、あたしが休みたいがために作ったようなとこなんですけど」 |
ガモリ「ですね、お気遣いありがとうございます。けど毎日開拓が行われてるせいで、どこにどんなお店があるのか把握しきれてなくて……おすすめのとこってあります?」 紳士だなぁとクマダに好印象を抱きつつ、良い店を紹介してくれるならば彼の指示に従うようだ。 |
霞馮 「ぼくたちも、じこしょうかいしよう! ぼく、シァフォン! よろしくね!」 |
露馮 「ぼくたちも、なまえをいおう! ぼく、ルーフォン!よろしくね!」 |
霞馮と露馮 「「びしょくか!!」」「おいしいものたべるヒトでしょ?」「いままで、いちばんおいしかったのってなに?」 |
霞馮と露馮 「ぼくたちも、おいしいもの」「さがしにきたよ!」「あと、めずらしいムシも」「さがしてるよ!」 |
霞馮と露馮 「あ!」「もしかして!」「びしょくかだから」「そういうぼうしなの?」「かわいい ぼうし!」「おしゃれな ぼうし!」 |
「うん!おいしいの、すき!びしょくか!」 |
「おいしいもの、たべられる!ぼく、まもるの!そしたらみんな、たべられるの!」 *力強く頷くと、ガッツポーズを見せた。 |
影 「*顔に目を凝らせば髪らしき凹凸は見えるかもしれない。だが、口らしきものは見当たらないだろう。」 |
クマダ 「さて、少しは体を動かそうか」 |
クマダ 「いいものができるといいね」 |
クマダ 「やぁ、こんにちは。 今回はボクがお客様だよ」 |
クマダ 「やぁ、こんにちは。 今回はボクがお客様だよ」 |
クマダ 「整理整頓はきちんとね」 |
クマダ 「次はどこに行こうか」 |
○ | Pno34 クマダと開拓者たち Eno34 クマダ |
VS | Pno435 シュガー=ソルトPT Eno435 シュガー=ソルト |
× |
× | Pno34 クマダと開拓者たち Eno34 クマダ |
VS | Pno45 ハレPT Eno45 ハレ |
○ |
× | Pno34 クマダと開拓者たち Eno34 クマダ |
VS | Pno450 はるこPT Eno450 はるこ |
○ |
クマダ 「ボクが相手をしよう。 ほら、空腹は最高の調味料と言うじゃないか」 |
クマダ(Pn34) 「虫けらだってなんだっていいんだ。要はボクの口に合うか合わないかさ。」 |
クマダと開拓者たち Chain | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダ(Pn34) 「おい、誰か新しいナイフを持ってきてくれ。」 |
クマダ(Pn34) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダ(Pn34) 「やめてくれよ。服装が乱れる。」 |
クマダ(Pn34) 「おい、誰か新しいナイフを持ってきてくれ。」 |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダ(Pn34) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダ(Pn34) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダと開拓者たち Chain 傷突刺Lv1(1) 傷心斬払Lv1(2) 傷心突刺Lv1(3) 付混乱Lv1(4) | |||||||||||
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BUG Chain |
クマダ(Pn34) 「おい、誰か新しいナイフを持ってきてくれ。」 |
クマダ(Pn34) 「ふむ、良いね。」 |
クマダ(Pn34) 「まったく、虫ごときが開拓者の姿を真似るなんて、おこがましいと思わないのか?」 |
クマダ 「慣れない事はするものじゃないって言うけどね」 |
クマダ 「また利用できる土地が増えたね」 |
クマダ 「なんだ。 痩せた土地だな」 |
クマダ 「こんにちは…ってここは僕の店だね…。せっかくだし、魚料理でも食べていこうかな。」 |
コガミ 「たべたい」 テール 「やめろ!すいません、うちのバカが」 |
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00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 通常優勢劣勢異常瀕死 |
Ino | 所持Max12 / 所有数11 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【主力】食事用ナイフ | 斬払武器 | - | 5 | 5 |
2 | 【防具】食事用フォーク | 防具 | - | 4 | 4 |
3 | 【装飾】シルクハット | 装飾 | - | 4 | 4 |
4 | 旅館のカード | 設置 | 旅館Lv5 | 9 | 9 |
現在地マスに旅館を設置する | |||||
5 | 食堂のカード | 設置 | 食堂Lv8 | 11 | 5 |
現在地マスに食堂を設置する | |||||
6 | 1歩カード | 移動 | 確歩Lv1 | - | - |
ダイス目関係無しに、使用直後の移動歩数を1に変更する | |||||
7 | 懐にフォークを忍ばせた紳士服 | 衣服 | - | 10 | 15 |
クマダの体型にぴったり合わせた紳士服。懐にフォークが何本も隠れている。 | |||||
8 | 3歩カード | 移動 | 確歩Lv3 | - | - |
ダイス目関係無しに、使用直後の移動歩数を3に変更する | |||||
9 | キャラメル | 食物 | 自己活気Lv2 | 20 | 9 |
10 | テレポートカード | 移動 | 転送 | G | 5 |
指定の場所へ移動する | |||||
11 | 6歩カード | 固有移動 | 確歩Lv6 | - | - |
ダイス目関係無しに、使用直後の移動歩数を6に変更する |
Sno | 所持Max34 / 特有Max3 / 設定Max12 / 所有数16 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | クマダのナイフ裁き | 固有/解離 | 傷斬払Lv1 | 0 | 12 |
2 | クマダのフォーク遣い | 固有/解離 | 傷突刺Lv1 | 0 | 12 |
3 | アタリ | 固有/先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
4 | クマダの目論見 | 特有/先発 | 対封殺Lv2 | 0 | 60 |
5 | クマダの評論 | 固有/解離 | 治癒Lv1 | 0 | 12 |
6 | きらめくスプーン | 特有/解離 | 全傷弱魔防Lv1 | 0 | 60 |
8 | クマダの思いつき | 共有/解離 | 傷心斬払Lv1 | 0 | 18 |
9 | クマダの物思い | 共有/解離 | 傷心突刺Lv1 | 0 | 18 |
10 | クマダのマナー講座 | 共有/解離 | 列傷心斬払Lv1 | 0 | 36 |
11 | 軽やかな足取り | 共有/解離 | 列傷心突刺Lv1 | 0 | 36 |
12 | クマダのナイフ2本目 | 共有/解離 | 連傷心斬払Lv1 | 0 | 36 |
13 | クマダのルール | 共有/解離 | 連傷心突刺Lv1 | 0 | 36 |
14 | シローのゴシップ集め | 特有/先発 | 対封殺Lv1 | 0 | 30 |
15 | クマダのフォーク | 共有/解離 | 傷突刺Lv1 | 0 | 12 |
16 | クマダのフォーク2連発 | 共有/解離 | 連傷突刺Lv1 | 0 | 24 |
17 | シローの奇襲 | 共有/解離 | 付混乱Lv1 | 0 | 8 |
Ano | 名称 | 価値 | 効果 | 休日 | 期限 |
M-1 | クマダのカード屋 | 30 | 転送装置Lv1 | 安息 | 5 |
クマダ「うん、お客さんかな?ここでは移動に関するカードを売ってるよ。残念ながら料理は置いてないんだ。申し訳ないね。」 | |||||
K-2 | 謎生物の小屋 | 50 | 家畜小屋Lv2 | 星期 | 6 |
クマダ「この生き物は何かだって?ボクのいた世界ではポピュラーな家畜さ。力強くおとなしいから労力になるし、乳もでるし卵も産む。その上、皮は丈夫で何より肉がおいしいんだ。それに…、ほら、白くてふわふわしてかわいらしいだろう?」 | |||||
I-4 | クマダのリッチな武器屋 | 28 | 武器屋Lv3 | 月輝 | 4 |
クマダ「注文はすべて、オーダーメイドで承るよ。…それだと値段が高くつくんじゃないかって?ふふ、もちろん開拓者には割り引くさ」 | |||||
G-5 | クマダのカードガチャ | 90 | 転送装置Lv3 | 流水 | 9 |
険しい山道の途中にコミカルなクマのキャラクターがあしらわれたカード専用のガチャガチャが置かれている |
Mission List |
#開拓基礎講座受講 指定の場所へ行き、開拓講座を受講する。 目的地:D-Lv6 |
#貴方を添えて パンへトッピングするための食物を譲渡する。食物なら何でもいいらしい。 目的地:?-Lv9 要道具:種類食物 |
#逃走ラットの後始末 逃走したラットを後始末する。 目的地:?-Lv12 |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
9 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 9 |
8 | 8 | ||||||||||||||||||||||
7 | 7 | ||||||||||||||||||||||
6 | 6 | ||||||||||||||||||||||
5 | 5 | ||||||||||||||||||||||
4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
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