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-WEEK3-
Smart Diary
■サンドイッチの妖精
特に何をするでもない入学式前の期間。
夜見
「……目の前には世界の危機。
次は救世主でもやらせようって腹か? 」
特に目的も無く、過ぎる日々。
何かの意図があって招かれたのか? 果たしてそうでないのか?
ひとまずは周囲に溶け込んでおくかと生活の基盤を整える。
住居、そして食事。
デスゲーム小説の中では、粗末な保存食を齧っていた記憶(描写)しかないせいか、学食で目にする食事はどれも食欲をそそる。
夜見
「平穏な生活に居心地の悪さを感じるのは困った感覚だな」
自嘲気味にそんな事を考えながら、パックの牛乳を手に学食を見回す。
???
「にーんげーん? 牛乳だな? なら、ハムカツサンドはどうだ?
キュウリのサンドイッチもあるぞ? タマゴサンドは好きか? 」
コートの裾を引かれて振り返れば、小さな子供がこちらを見上げている。
夜見
「お嬢さん、あなたもお食事に?
」
サンドイッチの妖精
「妖精さんはな? サンドイッチの妖精だからな? 作ったサンドイッチを人間に食べさせに来た」
脇のテーブルを見れば、シンプルなサンドイッチが並んでいる。
人間の子供にしか見えないが、そこらを尻尾や獣の耳が生えた 連中がうろついている世界なら、そんな事もあるのだろう。
とりあえず、ソースの香りが食欲をそそるハムカツサンドの値段を尋ねてみる。
サンドイッチの妖精
「貰ってないぞ?
」
夜見
「え?
」
サンドイッチの妖精
「妖精さんはな? サンドイッチの妖精だからな?
だから、人間にサンドイッチを食べて欲しいだけだぞ? 」
妖精郷からやってきたこの妖精は、人間にサンドイッチを食べさせるのが目的でやってきたのだという。
デスゲームのルール説明の直後、級友の頭を木刀で打ち据え、誘い出した先で胸に包丁を突き刺し……そんな世界の出身者としては、目の前の妖精の言う事があまりにメルヘンチックで眩暈がする。
夜見
「焼肉の妖精とか、ジャガイモの妖精とかもいんの? 」
少し素が出てしまったなと思いながら、興味が沸いたので尋ねてみる。
サンドイッチの妖精
「いないな? ハムの妖精ならいるぞ?
あとは、ケーキの妖精とかシチューの妖精とか……」
ふむふむと、カツサンドを受け取って話を聞きながら齧る。
どちらかと言えば簡素なものだし、とびきり別格の味がするというものでもないが、ソースの甘味とハムの塩分のバランスが絶妙で後を引く。学食のメニューの中の当たり料理ぐらいには美味い。
その日以降、勿論別のものを食べる事もあったが、気付けば割といつも学食にやってくる妖精から、妖精郷の話を聞きながらサンドイッチを齧るのが定番になっていた。
昼飯の時間に流れる朝の連続テレビ小説の再放送を見に来る感じだろうか? 特に役に立つ気はしないが、元の世界は勿論、この世界よりも奇異な世界の事を聞くのはちょっとした娯楽だ。
■役割
そんなある日の事。
名前ではなく
人間
と呼ばれる事に、何気無しに自分が人間かどうかと言われれば、純粋に人間ではないだろうというような事を話した。
七五三ラストイヤーの見た目よりは、随分と頭の良い妖精のようだが、まぁ、話が理解出来るかは五分五分以下か。
所詮茶飲み話だから、別に理解出来ずに流されても特に問題は無いが。
サンドイッチの妖精
「そーか、人間は人間じゃなかったんだな?
」
夜見
「そうですね、じゃあ何者なのかと言われると、ちょっと困りますが
」
サンドイッチの妖精
「いや、人間じゃないなら
妖精
だろ?
妖精は何の妖精なんだ?
」
夜見
「は? 」
どうも、目の前のちびっこの世界には、意思疎通が出来る生物は、人間か妖精かの分類しか無いらしい。
サンドイッチの妖精
「妖精なら、
役目
あるな?
妖精は何の妖精なんだ?
」
夜見
「役目……」
サンドイッチの妖精が言うには、妖精郷の住人達にはそれぞれに役目があるらしい。
伝承に出て来る機織りの妖精(キキーモラ)みたいなものだろうか?
役目……そう、この身の役目は……。
夜見
「この黄泉様の役目はな……
そう
『悪役』
だ。」
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
メッセージはありません。
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
参加コミュニティはありません。
アイテム
PNo.842 比良坂・黄泉
は
PNo.198 サンドイッチの妖精
にアイテムNo.1 エール を送った。
黄泉は海鮮たっぷりパスタセット を食べた。
海の恵みを惜しげもなく使い、エキスたっぷりのスープにパスタをくぐらせている。
パン、サラダ付き。
素早さが増加した!
魔法学園の声
ラングリース先生
「フゥ……今日も女子生徒の声援を受けてしまったな……
いかんな、教職をしているというのに……」
マスク先生
「お前は相変わらずだな、ラングリース……」
マイト先生
「はっはっは!!
ラングリース先生は生徒と良好な関係で宜しいです
なッ!!
」
睦月先生
「……主に女子生徒に好かれているようだが、
我々は教師であることを忘れてはならんぞ」
ラングリース先生
「勿論だよ、サトミ先生。心配は要らない。
とはいえ、女性の心はとても繊細で美しいからね。
邪険に扱ってはならないよ」
ソージロー先生
「ふむ……それは
ラングリース先生なりの矜持という事であるか」
チャーミィちゃん
「ワフ……
(単に女好きなだけだろ)」
リベルタ先生
「ふむ、しかし生徒が慕い寄ってくる、
というのは良い事ではないか」
ラングリース先生
「おや、キミが賛同してくれるとは珍しいね、リベルタ先生」
リベルタ先生
「何故ならその方が、
相手も油断し簡単に実験台として捕獲できそうだからな。
無論、同意を得るハードルも低いだろう。
ああ、全くもって羨ましいぞラングリース」
ラングリース先生
「フッ……」
マスク先生
「やめろ、お前が言うとシャレにならねぇ
お前も否定しろラングリース」
朝練戦闘
Not Human
私たち、これからどうなっちゃうの~!? 次回、『ふたりは恋愛部❤』! 射てよハート、恋せよ乙女!! 来週も見てね☆ミ
PNo.198 サンドイッチの妖精
PNo.173 エインセラ
PNo.842 比良坂・黄泉
PNo.261 リリア
通常戦闘
Not Human
遺跡の魔物たち
PNo.198 サンドイッチの妖精
VS
遺跡のゴブリン
PNo.842 比良坂・黄泉
遺跡のカニ
探索
探索中. . .
黄泉
はSCを220、TPを12手に入れた。
風紀戦闘
Not Human
りんごパイ
PNo.198 サンドイッチの妖精
PNo.103 ネル
PNo.842 比良坂・黄泉
PNo.190 ヒューリー
訓練
訓練を1回選択!
黄泉
は素早さが12増加した。
黄泉
は素早さが13増加した。
黄泉
は素早さが13増加した。
黄泉
は素早さが14増加した。
黄泉
は素早さが14増加した。
黄泉はオールブレスを購入した。(SC-50)
黄泉はSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
ペインをゲット!
黄泉はSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
ヒールをゲット!
黄泉はSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
エレメント:ファイアをゲット!
黄泉はSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
エレメント:アースをゲット!
黄泉はアイテムNo.4 エンチャント:アタックを私有化!
黄泉はアイテムNo.1 オールブレスを私有化しようとしたが私有化できるスペルストーンではなかった。
スキルNo.3 チャージ の威力が 14 増加!
スペル使用後に[HP減]追加
スペル名が 入り身 に変化!
スキルNo.3 入り身 の威力が 15 増加!
スペル使用後に[HP減]追加
スキルNo.3 入り身 の威力が 16 増加!
スペル使用後に[HP減]追加
スキルNo.3 入り身 の威力が 18 増加!
スペル使用後に[HP減]追加
目的の決定
次回予告
魔法学園の生徒
遺跡の魔物たち
PNo.198 サンドイッチの妖精
VS
苔スライム
PNo.842 比良坂・黄泉
遺跡のカニ
次回朝練予告
魔法学園の生徒
鼓膜オブデッド
PNo.198 サンドイッチの妖精
PNo.442 マルル=ケッパー
PNo.842 比良坂・黄泉
PNo.470 ガヴァルド=ドーキンス
次回風紀戦闘予告
風 紀 委 員 の 襲 撃
魔法学園の生徒
チームお茶請け
PNo.198 サンドイッチの妖精
PNo.40 ヘルプさん
PNo.842 比良坂・黄泉
PNo.218 よっさん