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-WEEK3-
Smart Diary
沈痛な面持ちで机に向き合うカモミール。その眼前には2つの道具が置かれていた。アイテムの発注書と、≪スペルストーン≫だ。
「ご主人よ、先週はどのような学園生活を送られたのだ?」
「え、ええと……。治癒魔術の授業を受けて、それから、ヒールのスペルストーンを買いました」
「それで?」
「私有化にじっばいじましたぁ……」
「……」
本来、私有化されて消えるべくして買われたスペルストーン。机の上でキラリと輝く結晶の輝きは、部屋の空気を一層重くするのだった。
「いいかご主人よ。400年前からの言い伝えでこんなものがある。」
『ぶきや ぼうぐは そうびしないと いみがないぞ!』
「ふえぇん……」
「魔法も同じだ。きちんと私有化して装備しようじゃないか。幸い、申請書を出し直す機会ができたらしい。吾輩がヒールのスペルストーンの私有化申請を出しておこう」
「ありがとうございますぅ……」
申請書を記入したミークリアは、机の脇に置かれた、黄金に輝くものに目を向ける。
「それとご主人。この積み上げられた金貨は一体なんだ?」
「それは……そのぉ……。学園の方がくださった500SCですね。えへへ」
ミークリアルはその表情を変えぬまま、静かに問いかける。
「何故、それを使わなかったかと聞いている」
「だ、だって……前回発注書を書いたときは、まだもらっていませんでしたし……」
「≪Smart Book≫ ルールの章、各種宣言のページ、処理順の項目。SCの送金はアイテム購入の前だと書いてあるじゃないか」
「うぅっ……気づきませんでした」
「少額の金銭は有事への備えとして有効だが、あまり多くを溜め込むのも、有休資本を抱える形となって考えものだ」
「ほ、ほへ?」
「つまり、金は使ってこそ意味があるということだ。きちんと戦力に投資したまえ」
「はいぃ……」
ミークリアは、再びアイテムの発注書を眺めた。
「ご主人よ。ランク戦は1対1の戦いと聞いている。ここは、攻撃魔法のスペルストーンを買い集めて、ご主人も攻撃魔法を覚えた方が良いのではないか?」
「ひえっ。私には攻撃なんて無理ですよ……」
「いや、間違いなく必要だ。きちんと習得したまえよ」
「ふえぇ……」
カモミールは涙目を浮かべつつ、攻撃魔法の並んだ魔法書を調べる。
ミークリアはその横で何事か考えるように空を眺めると、突然大きな声を上げた。
「そうだ!」
「ひぇっ」
「もしご主人がどうしても回復に徹するというのなら……吾輩を頼りたまえ!」
「い、いつもお世話になりっぱなしですよぉ……」
「日常じゃない。戦闘でだ!この学園では、吾輩のような使い魔として登録された者も魔法を用いて良いと聞く。良さそうな攻撃魔法を見繕い、スペル調律で強化し、それを吾輩にインストールするのだ!」
「ちょうりつ……いんすとーる……はわわわ。私にできるでしょうか」
ミークリアは大きく頷き、返事をする。
「きっと失敗するだろう」
「ふえぇぇ……」
「だが、やってみなければいつまで経ってもできるようにはならぬ。ご主人よ、失敗を恐れず、機会が来たら全力でためすのだ」
「は、は、はいぃ……」
カモミールは魔導書とSmartBookを両手で抱え、不慣れな魔術と正面から向き合うのだった。
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
メッセージはありません。
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
参加コミュニティはありません。
アイテム
カモミールは週替わりまほがく定食(魔) を食べた。
今週はローストビーフ定食だ。
様々な薬草も添えられており、ローストビーフと一緒に特製のソースで。
MMP/MSP/運命力が増加した!
魔法学園の声
メリーナ先生
「あら? あら~?
あらあら、あ~ら~??」
ミラージュ先生
「あらメリーナ先生、きょろきょろして何しているの?」
メリーナ先生
「あ~ら~、ミラージュ先生~
それが~、ちょっと探し物をしていて~……」
メリーナ先生
「初等科の方の~、教室に行こうと思っていたんですけれど~、
途中でハッと思い出しまして~……」
ミラージュ先生
「ふーん……この辺で落としたか何かしたのかしら?」
メリーナ先生
「そうなんです~~……
ミラージュ先生~、もしかして~、お手伝いしてくれるんですか~?
嬉しいです~~~」
ミラージュ先生
「まだ別に手伝うとは言ってないわよ……
で、結局何を探してるワケ?」
メリーナ先生
「ええとぉ~それはですねぇ~…………」
メリーナ先生
「…………?
あら~……? 何だったかしら~?」
ミラージュ先生
「……アンタねえ……」
ミラージュ先生
「……ていうか、そもそもこっちは大学部の教室の方よ?
初等部は向こうでしょ?」
メリーナ先生
「えっ……
……あら~、ホントですねぇ~!
私ったらうっかり間違えて~……」
ミラージュ先生
「……アンタ、よく今まで生きて来られたわねぇ……
ある意味感心するわ……」
朝練戦闘
高等部K組
嵐の夜に
PNo.584 サイル・ディネア
PNo.181 ニルヴァーナ
PNo.828 カモミール・コトフ
PNo.298 サイレン
ランク戦
生徒No.828
生徒No.601
PNo.828 カモミール・コトフ
PNo.601 カサンドラ
通常戦闘
高等部K組
遺跡の魔物たち
PNo.584 サイル・ディネア
VS
苔スライム
PNo.828 カモミール・コトフ
遺跡のカニ
探索
探索中. . .
カモミール
はSCを220、TPを12手に入れた。
《治癒魔術》
マルル先生
「はいはい、治癒魔術の授業はワタシのところだわよ~
今日から本格的に、
治癒魔術について学んでいくのだわ」
マルル先生
「緊張しなくていいだわよ、最初の内は小さな切り傷が
治せるくらいを目標に少しずつ学んでいけばいいのだわ」
マルル先生
「本来治癒魔術は、ちゃあんと学ばないと
多大な精神力を消費したり、回復をかけた時に
激痛が走ったりするんだけど……」
マルル先生
「まあその辺は、スペリオルの魔法を解析した時に
良い感じにリベルタ先生がいじくってるらしいから
大丈夫、安心してだわ」
マルル先生
「さてさて治癒魔術、まずは一番基本となるスペル、
ヒールがあるだわね
最初にして最重要、怪我をしたときもこれを持っていれば
少し安心できるのだわ」
マルル先生
「ただヒールっていうのは、本来己が持っている
自然治癒能力を高めるものだから、
病気や毒には効かないから注意して欲しいのだわ」
マルル先生
「まあそれはさておいて、
まずは基礎からしっかりと学んでいくだわよ
何事も基礎をおろそかにしてはいけないのだわ」
・
・
・
マルル先生
「はいはいは~い、そろそろ時間だわよ~
今日のところはここまでにしておくんだわ」
マルル先生
「みんなしっかりと授業を受けてくれて嬉しいのだわ
しっかりと学ぶことが、今後大切な人たちを
護るための力になってくれるからね」
マルル先生
「本番で失敗しないように、練習しておくと良いだわよ~
それじゃ、また次回会いましょうなのだわ」
《治癒魔術》の授業を1回選択!
カモミール
はMHPが32増加した。
カモミール
はMMPが11増加した。
カモミール
はMSPが11増加した。
カモミール
はMMPが11増加した。
カモミール
はMSPが11増加した。
カモミール
は運命力が11増加した。
カモミール
は運命力が11増加した。
カモミールはSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
エレメント:エアをゲット!
カモミールはSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
サプライをゲット!
武器 スターライトステッキβ を 攻撃力強化!
スターライトステッキβ の 攻撃力 が 16 上がった!(TP-1)
名称が スターライトステッキ に変更!
防具 潮鉄細工の装甲ローブ を 防御力強化!
潮鉄細工の装甲ローブ の 防御力 が 5 上がった!(TP-1)
装飾 セイレーンのお守り を MMP/MSP強化!
セイレーンのお守り の MMP/MSP が 3 上がった!(TP-1)
使い魔 ミークリア の 攻撃力 が 10 上がった!(TP-1)
目的の決定
次回予告
高等部K組
遺跡の魔物たち
PNo.584 サイル・ディネア
VS
遺跡のカニ
PNo.828 カモミール・コトフ
遺跡のカニ
次回朝練予告
高等部K組
少女不良紀行
PNo.584 サイル・ディネア
PNo.25 片間リコ
PNo.828 カモミール・コトフ
PNo.979 腐乱ラン
次回ランク戦予告
生徒No.828
生徒No.468
PNo.828 カモミール・コトフ
PNo.468 ロロット・ブランシュ