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アリシアと同じ年に生まれたメスのヨウム。
元々はアリシアの村に住み着いていた野生のヨウムだったが、親が早くに亡くなったため村ぐるみで面倒をみていた。
子供時代からアリシアと一緒に育ったため、とても懐いている

灰色の羽毛に赤い尾を持ち、平均的なヨウムよりはやや大型である。
非常に賢く、声まねだけではなく人語を理解する事ができる。
近くに住んでいた魔法使いの声まねをしているうちに、呪文を唱えられるようになった。
アリシアが街に出てきた時に、さんざん迷った末について行く事にした。

長距離を飛ぶのは得意ではなく、時々アリシアの上に乗って休んでいる。
地上を移動する時も、普段はアリシアの肩やマロンの背に乗って移動している。

人間に育てられたため餌を探すのはあまり得意ではなく、アリシアに種子やフルーツをねだる事も多い。
もっとも、街では芸をして（雑貨換金相当の）おひねりをもらう事も多く、どちらが世話をしているかは微妙である。

オウムの誤植ではなく大型インコの一種であるヨウム。