No-20 今週は正ヒロイン不在（仮）

「ということで髭です、髭がトレンディなんです、もう、探索系は髭があればｲｲﾖ」

「ふぉふぉふぉふぉふぉ」

「ま、ボクが髭つけると、色々問題が出てくるから、ひげ面の人に寄生してみたﾖ」

「ちなみに、コンテストの内容は……前線でのリアル戦闘とかどうでｼｮｳ？」

「えっ、アリクイさん、レトロ風なのにJAXA？
23が好きだなんて、F-Xが23とか群青は自重した方がいいと思うのよ。もし35と答えていたら、その時は命がなか（省略

うん、女性部屋が広くなりました。
佐川さんには幾ら感謝しても足りないくらい。
ソフィアさんの口付けくらいサービスですよね？

天地、カツアゲって知らないの？
別名トンカツよ。豚肉を玉子と小麦に浸けてから油で揚げる伝統料理。
ヒレは邪道、断然ロースよ？
HP（ヒップポイント）と言わなかったので、命は勘弁してあげる（……）。
ストレスには甘いもの。コンテナで見つけた奴なんだけど、サッカリンとチクロを好きなだけ舐めていいわよ」

「バレンさん、噛ませ犬ってナニ？
それって食べられるの？
お嬢様属性が欠けてるじゃない！！

（ぽぴ子ちゃんに任せて、ソレイユさんは大丈夫だったのかしらねぇ？ この一週間何もなかったのかしら？）

カップ麺派とは意外でしたね。
トレーダーさんはチョコバーかな、って思っていました。
いつ突然に仕事が忙しくなるか分からない業種なので、伸びてしまう麺類は自重するのかなぁ、って。

やぁ、ミス・ブシドーの人。
前線戦闘要員は大歓迎です。そろそろ倉庫要員も拡充しないと、人数追加は限界ですけどねぇ」

「（トラックは相変わらずアリクイを見ないようにしている）まあ、寝床は足りてるみたいだから作業も一休みできっかな。俺も初めてメタクソにされてしんどいわ…。」

「って、肩揉むのお前かよ！？　ここは美人のねーちゃんがじっくりと労をねぎらってくれるところじゃねーのかよ（佐川はがっかりしている）」

「しかしよう、いつの間にか俺が載せた覚えのねー積荷が増えてるのは何なのよ。いや、カップラーメン積んだのは俺やけど酒はドライバーの天敵よ！　ストップ飲酒運転！！」

「紳士と言うか男として寝床を婦女子に譲るのは当然だよな。男として寝不足やらなにやらで可愛い顔が不細工になっていく様を見るのは耐えられんと言うかなんと言うか。まあ、それ以前に子供だから無理させんよーにせんとな（ぽぴ子の肩をぽすぽす叩く）」

「いやさ、俺だって素人大工だからやっぱり専門の人が居らんと捗らんよ。ハゲとか役者に寝床作り任せて、トラック走らせてる最中にガタがきてぶっ壊れたら元も子もねーしよ。天地は見るからに細いし他は女子だしよ…消去法で考えると使えそうなガテン系はヒノトしか居らんのさ。」

「自分で言っといてアレだがっ！
どう見ても戦果最低は俺ですね。本当にありがとうございました。

orz

（佐川はひとしきり落ち込んだ後に便所掃除に赴いた）」

「うう、ヒノトさんウォルターさんがぬけてたー…
…ごめんなさい。」

「うう、10人以上覚えられないなんてー…」

「うん、気を取り直して…

香奈枝さん、始めましてっ♪
ええと、ボクはしがない探索の天地だけど、これからー…宜しくね？」

「ううん、良く分からないけどー…エステとかには行ってないよ？
だからー…ユーティお姉ちゃん、気のせいだと思うよ？」

「(バレンさんを喰われないかと心配そうな眼で）
…バ、バレンさん、餌付けは危ないと思うよー…」

「…ぽぴ子ちゃんに髭が！？」

「おーい怪しいヒゲメガネが紛れ込んでるぞ。誰か早くつまみ出せ。

っと、怪しくない人も来たようだな。いらっしゃい。
急にトラック内の脱臭剤の臭い、いや古風成分が高まってきたな･･･
うちでナウい奴ってーとアリクイか。最新兵器っぽいし」

「ははは、そりゃお嬢が野球をあんまり見たことないんだろう。そう簡単に頭蓋が




マジで？」

「この季節に隙間風はキツいな･･･かといって俺が材料探しても無駄足にしかならん

･･･この酒妙に臭うな」

「あーもー、結局トラックにこき使われてるの俺だけじゃん！
でもって、あー、その、なんだ。即死んだ上に落し物までしちゃってマジごめん！　今週の便所掃除は俺で確定だな…とほほ…
（ヒノトは便所ブラシを装備した！）

天地ー　俺を忘れてるぞー　呼び名は敬意を込めてヒノト様でもヒノトおにいちゃん(はぁと)でもどっちでもいいぞ。

メイド服作れってか。そうだなぁ……どっちかっつーとナース服のほうが好きだけど、バレンがどうしてもっつーなら作ってやらないでもない。女性陣と天地とアリクイの分作ればいいのか？（メジャー取り出しつつ）

香奈枝さんどうも初めまして。ま、気楽によろしく。」

「ぱぴ子ちゃんの髭……触りてぇぇぇぇ（うずうずうず）

んー？　ジュースみてぇな酒だな、おい。…まあいいや（グイッ）
――ブホォッ！！
喉…っ　焼け…っっ！！（じたばたじたばた）」

「えーっと、ギルドマスターの…『青色の14』様でしょうか？
僕の場合は取引とかってんじゃなく、ただ単にこちらを皆様との親交を図ったり、とかって場所だと…
いや、パーティでの戦闘参加が義務なら勿論そちらの都合に合わせてスケジュールを組みますし、
それだけでの参加が認められないなら潔く去りますが…」

「あ、現在の家は…トラックか。懐かしいな、こういうの…
え？貴方が持ち主さんですか。はあ、どうも…え、テントですか！
どうも僕はそういうものとの因縁があるみたいだ…や、嫌かって屋根付いてりゃ同じですよ。寒いけど。

君は…天地君、で良いのかな？どうぞよろしく。…うーん、僕は印象の薄さで散々苦労してたからなあ…どうか忘れないでおくれよ？
まあ、それでも充分にやってけるけどね。…髭でも生やそうかなあ。

バレンさん、でいいのかな？よろしくお願いします。
無芸小食な身ですけど、どうかよろしくお願いします。

ぽ、ぽぴ子さん？ですよね？
世、よろしくお願いします…
（ううっ、まさか髭の人は既にいるだなんて…女の子の付け髭だが。僕はこのまま生やしていいんだろうか）」