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Diary | ||
新たな依代を選ぶと言う作業は、新たな衣服を選ぶ事とはやはり違う。 居並んだカレイディアの住人達を前にアル・マリクは頬を歪めた。 先程から小一時間程悩んでいる。 どの身体に憑依したとしても、魂の質──或いは己のイメージ──によるものなのか、一定の容姿に上書きされてしまう、としても、だ。 己の美意識に反する依代を選ぶわけにはいくまい、と拘ればこそどれでも良いと思うわけにはいかない。 「ふん……、王の魂を受け入れるに相応しい器はなかなか居らぬな」 涼しい顔で立つ銀髪の少女を眺め見る。 依代を選ぶ人々の希望を一々聞いている黒衣の召喚士は全く表情を変える事なく、入札の札を手元に集めて居る。 もう既に多くの希望が彼女の元へ届いているようだ。 己と同じ依代を選ぶ者がどれ程居るかはわからぬが、最前線で戦っている者達との実入りの違いを考えれば、手持ちの魔石をありったけ注ぎ込まざるを得ない。 と、そう思えばこそ、満足のいかない依代を選ぶ事は出来ない。 「いいわよ、好きな依代を希望しなさい」 まるで思惟に答えるかのような言葉にぎくりと胸が鳴る。 召喚士は別の入札者と会話をしている。己に向けられたものではない。 「わかっている」 だから、彼女へ向けた返答ではない。 独り言ちて依代候補に向き直った。 そうだな、器用そうな若者が良い。 今の身体は力はあるが剣を振り回すとその切っ先がぶれる。 精度の高い攻撃が出来なければあの忌々しいふわふわも切り捨てられないだろう。 居並んだ依代達の中から選び出した男の名と共に、魔石数を書き記した札を召喚士へ託し、コンファインの結果を待つ事にした。 +++ >召喚士 「壊し屋の依代にコンファインしたわ。能力を確認しておきなさい。しばらくは身体が馴染んだ状態じゃないから、無理しないことね」 よし、よし、よし。 >SPDの限界値が111→87に! なん……だと……? 残念ながらこれは妄想ではなかった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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