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Diary | ||
※独白なので日本語に翻訳されています。 僕は一目散に走ってあの銀髪の女の子のところに行った。今まで何度かあの子のところに魔石を持っていく人は見ていたから、あそこに魔石を持っていけば何かがあることは分かっていた。僕は今まで逆に魔石を貰うために行ったことしかなかったけれど。……魔石を持っていった人間たちも、僕みたいに何かかなえて欲しいことがあってあの子のところに行ったんだろうか。 あの子の場所に行くと、僕は持っていた魔石をあの子に見せた。あの子は何か呟いたみたいだったけど、やっぱり僕にはあの子の言葉の意味は分からなかった。ぽんぽんと床に手をやってから、彼女はどこかに出かけていった。多分、ここで待っていろと言ったのだろう。僕は自分でも珍しいと思うくらい従順にそこで待っていた。 しばらくして、あの子が戻ってきた。僕の前まで来ると彼女は付いてこいというような身振りで僕を呼んで、奧の扉へと入っていった。 そこには、年格好も様々な人間の身体が置かれていた。最初、暗がりで見たときは死体かと思ったけど、よく見るとその身体はすべて生きてはいるようだった。けれど、生きている感じがしない。あの人間が近寄ってきたときの寒気のような感覚は、この横たわっている身体からは感じなかった。それをいいことに僕は普段なら触ることなんて絶対にない人間の身体をつついたりしていた。 ふと、その部屋の隅に、小さな女の子の身体が横たえられているのに僕は気付いた。ふわふわの柔らかそうな髪の毛が、小さな白い顔を縁取るようにまとわりついていた。血の気が失せているせいか、その身体はとても小さく見えて、僕はとても悲しい気持ちになった。多分呼びかけても答えはしないだろうに、にゃあ、と呼びかけてしまうくらいには。 どのくらいの間そうしていたのかは覚えていない。ただ、いつの間にかそばに来ていた銀髪の女の子が頷いて、彼女が持っていた、僕が持ってきた山ほどの魔石が淡い光を放っていたことだけは覚えている。その光に飲み込まれるように、僕の意識がとぎれてしまったことも。 再び気がついたとき、目の前にはやっぱりあの銀髪の少女がいた。彼女は、ふうん、めずらしいこともあるものね、と言うと、僕に歩み寄ってきた。きがついた? 立てる? と、余り感情の読めない平板の声で言う。 僕は立ち上がった。けれど身体がなんだかぎくしゃくしていて、周りのものが随分背が低くなったように思えた。その姿を見て、銀髪の少女はふう、とため息をついていた。にんげんなんだから、にほんあしであるきなさいな。そう、言葉が聞こえた。 え? と僕は自分の身体を見回した。見慣れた毛皮はどこにもなかった。あるのは、つるりとしたまるで人間みたいな肌と、頭にだけ生えた長い毛と、あと、かろうじて残った耳と尻尾だけだった。 そう。 僕は、人間の女の子の姿に、に変わっていた、のだった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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