Infomation | ||
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Diary | ||
地球。GC2075.06.02.PM23:00……封鎖された研究所にて。 「勝手知ったるなんとやら……だ」 ディバイダーは小型ライトで奥を照らした。無機質な鉄の 廊下と壁が照らし出される。 軍の一部関係者以外、立ち入りを禁じられている場所だ。 「なんか……出てきそうだね」 隣からは緊張と好奇心を含んだ少年の声。まだ幼さの残る 少年がディバイダーの後をついて行く。彼も一応は軍人だ。 通常、16歳未満の子供は軍に所属させられない。特例の場合を 除き、16歳未満でも所属が可能だった。彼は10歳でありながら 特例で軍に所属しているのである。 「準備はいいか。シェル」 シェルと呼ばれた少年は大きく頷く。 「うん。いいよ。お兄ちゃん、行こう」 「よし、はぐれるなよ」 「は〜い」 ***** ***** ***** 日付不明……異世界にて。 ツルギの身体がむくりと起き上がった。彼の意識はない…… しかし、彼は立ち上がり、その閉じられた瞳を開いた。 ツルギの支配下にある身体は蒼い瞳を金の瞳に変えていた。 どくん…… 心音のような鼓動……それは地の底から不気味に響いた。 その瞬間…… ツルギの身体に異変が起きた。それは瞬く間にツルギを 変えていく。ツルギの顔つきが変わり、髪や瞳の色、体格が 変化していく。それはツルギの本来の姿であった。しかし、 変化はそれだけで収まらなかった。 白銀の装甲がツルギの身体を覆っていく。激しい金属音を 響かせ、装甲が組み上がっていく。やがて、それはツルギの 全身を覆い尽くし、主に白銀と黒金の鎧へと変化した。 目に黄金の光を宿し、両の手に白を基調とした銃が 握られている。 その姿は正しくツルギの愛機『刻<コク>』そのものであった。 頭身はそのままで、ツルギ自身が刻へと変貌したのである。 ツルギ……いや、刻は機械的な動作で敵を撃ち抜き、 獲物を確実に戦闘不能にしていった。 「……俺は……?」 ツルギが意識を取り戻した時、辺りは静まり返っていた。 周囲には異形の生命体の死骸が転がっている。姿もこの世界に おける仮の姿に戻っていた。 しかし……戦闘中の記憶は……なかった。戦場へ向かったのは 覚えているが、戦闘を行った記憶はなくなっていた。 呆然と立ち尽くすツルギの手の中で愛機の銃を模した銃が、 妖しく青白い光を発していた。 "我ガ生命、我ガ魂ヲ共有スル者『ショウ=ツルギノ』。 『ショウ=ツルギノ』ハ我デアリ、 我ハ『ショウ=ツルギノ』デアル。 我ハ『刻(コク)』。 我ハ生命ト魂ヲ得タ戦闘兵器。地球外ノ異形ヲ滅ボス者。 現在ノ最優先事項ハ彼ヲ守リ『地球』ニ帰還スルコト。 我ガ『マスター』ノ為ニ……" 「……うあっ」 ぐらり……視界が揺れた。咄嗟にロングライフルを地面に 立てて杖代わりとする。 自分の名を呼ぶ声が聞こえた気がした。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||
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Message(Linkage) | ||
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トリックオアトリート | ||||||||
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Ability Setting | ||
アビリティを装備します。
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Item Setting | ||
装備品を整えます。
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Skill Setting | ||
スキルを装備します。
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Schedule | ||||||||||||||||||||||
1日目……
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Grow | ||
乱入の結果……
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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