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| 通り名 | ハガクレ | 称号 | ドジっ子王<4位> | 依代のクラス | クラフト | 依代の種族 | カレイディアン |
髪は短く刈り込まれ、上半身には衣服さえまとわない。防具どころか服そのものが邪魔らしい。 かろうじて下半身にはありあわせの服を身に付けている。
――“刃欠ク零”――
禁忌なる武の極みをその身に宿した、英雄にして超戦士。 その力は、いかなる武器も防具も用いずして一軍を滅ぼし去る程とも伝わる。 元いた世界では、同じく禁断の武を宿した超剣士“KAMUI-CURSE”との一騎討ち──組織の定めに背いて決着を求めた──の末、ひとつの文明もろとも大陸を消し去って共に消滅した。
“刃欠ク零”は、超戦士として完成した者に与えられる号。 完成に至らざる者は名も無き“死ノ秘”として組織の歯車となり、意思持つ事すら許されぬ。 しかし、完成せし“刃欠ク零”もまた、組織の意思に背く事は決して許されぬ。生まれながらにして「掟」に全てを縛られ、死す時までその運命に従い意を殺し、恐るべき武を振るい続ける悲劇の英雄──
だが、「彼」はその末期に、死に場所を己の手で選ぶ事を求めた。 同じき立場にあった宿敵と意を通じ、組織のくびきから逃れる形で武を競い、諸共に死した。 生命と引き換えに、手にした「自由」。 組織の歯車であった「彼」にとり、それは何より尊いものであったのだろうか──
……それはそれとして、死後は割と人生に未練タラタラ。 偶然カレイディアに魂が喚ばれたのをいい事に、次の人生(?)エンジョイしようと決めたらしい。なんという超迷惑。 宿敵にして親友“カミカゼ”から教わった極めていー加減な文化知識をフル活用する有様に、もはや生前の英雄的面影は皆無である。トホーイ。 |
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