|
| 通り名 | 売れ残りの和菓子 | 称号 | - | 依代のクラス | アーティスト | 依代の種族 | カレイディアン |
私は日吉和菓子店に売られていたとある和菓子。
日吉の名前を関した私は店の新商品として沢山売られる予定であった……
しかし、何故か客の反応は悪く、私は売れ残ってしまった。
1週間が過ぎた頃、店長は私に(2円)と言う値札を付けて売れるまで待ってやると言ってくれた。
1ヶ月がが過ぎ、店長は私を商品棚の端に置いた 「流石に、他の新商品とは並べられないんだ」 と、謝った
賞味期限はとっくに過ぎている筈なのに何で其処までして売ってくれるのか私には解らない――でも、嬉しかった。
1年が過ぎた頃、店長が店に現れなくなった、あれだけ多く居た客も最近はここ暫く見ていない。
10年が過ぎた頃、この店は誰も居なくなった、あるのはただ静寂だけである、もう誰も訪れないようだ。
そして、私の賞味期限が14年11ヶ月と20日が過ぎた頃、つまり15年目のその日の事であるが――私は、此方へ呼ばれるのであった。 |
|
|
|