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| 通り名 | クイゼ | 称号 | - | 依代のクラス | ノーヴィス | 依代の種族 | カレイディアン |
7人の子供と22人の孫と57人のひ孫と6人の玄孫に囲まれて、ふかふかしたベッドの上、目がどこにあるのかもわからないような、しわくちゃのクソババアは言った。
「ああ、悪くない人生だった」
かあさん!おふくろ!おばあちゃん!おばあちゃま!ばーちゃん!おばば! 聞きなれた声から舌ったらずな声が、遠ざかっていく。けれども不安など何ひとつない、安らかな時間。 神様に呼び止められ、招かれ、吸い寄せられるような、すばらしい気持ち。体中が羽になってしまったような。
…かくして、昇天したはずのクソババアの魂は、冥土の前にこの世界に留まることになった。
「…なかなか簡単に寝かせてくれないみたいだね」
*********************************** クイゼ・トゥルマー 享年121歳
娼婦で教師で旅人で吟遊詩人で踊り子で歌姫で物乞いでお姫様でまじない師で冒険者で…etc、その全てに「元」がつく121歳の老女が昇天した魂。体は埋葬済み。
性格はチャキチャキとしていて度胸が据わっており、大抵のことは笑い飛ばす。 若い娘の体をヨリシロにすることが多く、ババアのくせによく脱ぐ。 フレンドリーを通り越して慣れ慣れしいが、誰に対しても態度は同じ。口が悪い。
トリッキーな動きが多く、何がしたいんだかわからないが、やることはちゃんとやるクソババア。 |
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