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Diary | ||
今日もはなは手足で走る。 折角の可愛くふっくらした手も、ドロだらけで皮が少し剥けて痛そうだ。 「はな、ちょっといいかな」 謙は、自分の前を走るはなを呼びとめた。 呼びかけにはすぐに反応して、はなはくるりと振り返る。 「にゃあに?ご主人さま!」 にこにこと、太陽のように眩しい笑顔だ。 それは子どもの特有の無邪気さである。 謙はその笑顔に、ごくりと唾をのみこんだ。 「なあ、はな」 「にう?」 「その……」 思えば、しっかりとはなを怒ったことはなかった。 はなが正真正銘の猫であった時も、謙は決してはなを強く叱らなかったのである。 はなは頭が良くて、聞き分けが良い。 それも、叱ったことがない原因の一つであった。 しかし―― 「はな、俺は思うんだ」 「?」 「お前は、はなはもう少し」 「人間らしくしよう?」 「………わかった!」 にっこりと、はなは笑った。 「はにゃ、ご主人さまが言うこと、にゃんでもききます!」 「そうか。はなはいい子だね」 「はにゃが言うこときいたら、ご主人さま、ほめてくれるもん!」 「うんうん、いっぱい褒めてあげるぞ」 「わーい!」 謙の言ったことを理解しているのかいないのか、 はなは嬉しそうにくるくると踊る。 だが、何でもすぐに言うことをきくはなのことだ。 人間らしく振舞えるようになるには、そこまで時間はかからないだろう。 謙は胸をなでおろした。 「じゃあ、今日も頑張ろうか」 「はーい!」 〜謙の日記〜 なんだ、言ってみるもんだ。 これならそう遠くない内に、はなは立派な娘に成長するだろう。 〜はなの日記〜 ご主人さまに、にんげんらしくしろって言われました! はなはいい子なので、ご主人さまの言うこといっぱいききます! はながいい子にすると、ご主人さまはうれしそうにわらうから、いっぱいがんばります! にんげんらしくなるように、がんばります! |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||
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Message(Linkage) | ||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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